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2018-12-31 [twitter投稿]



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KAGAYA (‏@KAGAYA_11949) [twitter投稿]




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大祓(おおはらえ)と除夜 [かわうそ@暦]

□大祓(おおはらえ)と除夜
 さて、本年もいよいよ最後の一日、大晦日となりました。最近よく耳にする表現を使っちゃうと「平成最後の大晦日」ということになります。あんまりよく聞く表現なので、耳にタコかもしれませんが。それはさておき一年最後のこの日は、一年総まとめのお祓い、大祓の日でもあります。

◇大祓と夏越の祓
 大祓はまた、年越の祓(おおはらえ)とも言います。大祓は万民の今年一年の穢(けが)れを祓(はら)うという意味で行われる行事です。この行事にはペアとなるもう一つの行事があります。それは大祓からちょうど半年離れた 6月の末日に行われる「夏越の祓」です。一年の折り返し点である 6月の末日と、一年の終わりである12月の末日にそれぞれの期間の穢れを落とすわけです。年越の祓と夏越の祓を総称して、「大祓」と言う場合も多いようです。大祓を辞書で引くと、

【大祓】(おお はらえ)
 古来、6月と12月の晦日(つごもり)に、親王以下在京の百官を朱雀門前の広場に集めて、万民の罪や穢(けがれ)を祓った神事。現在も宮中を初め全国各神社で行われる。中臣の祓。みそぎはらえ。おおはらい。夏の季語・冬の季語 《広辞苑・第六版》

 とあるとおりで元は宮中の行事であったものが、次第に拡がっていったもののようです。この説明の「大祓」は既に述べた年越の祓と夏越の祓の総称としての大祓で、両者の行事に差をつけていないですが、祓うものの内容は夏越の祓では、その重点が疫病の害という具体的な害悪であるのに対して、年越の祓の方は、もっと抽象的で「あらゆる害悪」に対する祓のようです。この辺りは、疫病などが流行りやすい夏場の行事と、一年の総まとめとしての年越の祓との差と考えることが出来るかも知れません。

◇除夜
 大晦日にその日一年の穢れを祓うと言えばもう一つ、こうした穢れを祓うための行事があります。年が改まる夜に撞かれる 108回の除夜の鐘がそれです。除夜の鐘の撞かれる回数 108回は、人間の煩悩の数だそうです。煩悩の数を 108とするのは人間の感覚器の眼・耳・鼻・舌・身・意の六つ、六根(ろっこん)状態、好・平・悪の三つの状態を持ち、更に程度の差からから染・浄の二つに分けられ、こうした状態が過去・現在・未来にそれぞれ有るので、

  6 × 3 × 2 × 3 = 108

 なのだそうです。また、一年を表す暦の数字、暦月の12、二十四節気の24、七十二候の72の総和から、

  12 + 24 + 72 = 108

 ともいわれます。いずれにせよ一年の間に蓄積したこの 108の煩悩を年の最後に取り払い、旧い一年の罪障を取り除くから「除夜」なのだそうです。ちなみに、除夜の鐘の 108回は、年内に 107回を撞き、最後の 1回を年が改まってから撞くのだそうです。今日行われる大祓、除夜の行事のいずれもが、旧年中のあらゆる罪障、穢れを祓って新しい一年を清浄な心身で迎えると言う意味がありますから、今日は一年分の穢れを祓い落とす大切な日ということになります。さあ、自分の身の回りを見回して、今年一年の罪障、穢れが残っていないか再点検しましょう。そして穢れが残っていればこれを祓って、よい年を迎えましょう。それでは、平成最後の年、平成31年の元日にお会い致しましょう!(「2018/12/31 号 (No.4475) 」の抜粋文)
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お世話になりました! [ヘッダー画像]

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皆様、お元気で!
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2018-12-30 [twitter投稿]



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ナデシコ(撫子)! [ヘッダー画像]

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JA直鞍 なのはな畑
撮影日:2018.12.28
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除夜と大晦日 [かわうそ@暦]

□除夜と大晦日
◇大晦日(おおみそか)
 明日は大晦日。大晦日は「おおみそか」と読むほか、「おおつごもり」とも読みます。この言葉は、太陰暦では月の最後の日は三十日(か二十九日)であったことから、三十日(みそか)であり、また月が見えない日であることから

   月籠り(つきごもり) ⇒ つごもり

 となります。こうして太陰暦の一種であった太陰太陽暦を長い間使い続けていた日本では、何時しか「みそか」「つごもり」は月末を表す言葉となりました。大晦日の「大」は一年最後の晦日と言うことでつけられた文字です。この大晦日は新しい年神様を迎え入れる大切な日です。

◇除夜(じょや)
 除夜に何を除くのかといえば、これは「旧い年」。旧い年を除くという意味で、除夜とよばれます。旧い年を除くこの夜は、産土神を祀る神社に詣でて、ここで新しい年神様を迎えるために籠もり、一晩中起きているということが本来でしたが、それが徐々に簡略化されて現在に至ります。除夜の夜に神社に詣でるとか、元日の未明に神社に参拝するといった行為は夜通し神社に籠もった行事の名残と言えます。まあ、丸一晩起きているというのはなかなか普通の人には難しいことですが、それでもあまり早く寝てしまうと白髪になるとか、しわが出来るなどの言い伝えがありました。美容と健康のために早寝をする方でも、大晦日の夜はちょっと夜更かししたほうがよいのかもしれませんね。

◇除夜の鐘
 除夜と言えば 108つの除夜の鐘。この 108は人間の煩悩の数だといいます。どうして煩悩の数は 108なのかというと人間の六根(ろっこん)と呼ばれる感覚器、眼・耳・鼻・舌・身・意の六つにそれぞれ、好・平・悪の三つの状態があり、さらにこれが程度によって、染・浄の二つに細分され、これらが過去・現在・未来にそれぞれ有るということで 108なのだという説が有ります。

  1.六根 ・・・ 6
  2.1 の好・平・悪三種 ・・・ 6 × 3 = 18
  3.2 の染・浄二種 ・・・ 6 × 3 × 2 = 36
  4.3 の過去・現在・未来 ・・・ 6 × 3 × 2 × 3 = 108

 と言うわけです。この 108には別の説もあり、その一つには暦になじみ深い 3つのものの数のだと言うものですので紹介します。暦となじみ深い 3つのものとは、

  暦月の数 ・・・ 12
  二十四節気の数 ・・・ 24
  七十二候の数 ・・・ 72

  12 + 24 + 72 = 108

 という説です。毎月、毎節気、毎七十二候毎に煩悩が蓄積して行くのですか。これは大変だな・・・。まあ、一年の間に積もりに積もった煩悩を祓ってくれるのが除夜の鐘。除夜の鐘の撞き方は、旧年中に 107回、新年になってから 1回という具合に撞くそうです。これは、旧年中に撞く鐘で旧年中の煩悩が去ったことを表し、新年の 1回は新しい年が煩悩に煩わされることが無いように願うものだとか。現在は、深夜零時を日の替わり、年の替わりと考えるのが一般的ですから、除夜の鐘もこの「零時」をまたぐように頃合いを測って撞くのだそうです。上手く零時の段階で最後の一回だけを残すには、それはそれで熟練した技術がいりそうですね。今晩の除夜の鐘は、上手に「旧年中に 107回、新年に 1回」つけているかなんて耳をすませてチェックしてみると、除夜の鐘の撞き方にも上手下手があるかもしれませんね。

◇最後にへそ曲がりな考え・・・
 でも、へそ曲がりな見方をすると、旧年中の煩悩 108は旧年中に全部祓って欲しいように思えますね。下手に 1回残してしまうから、これが元になってまた一年で 108にも増えちゃうんじゃないのかな・・・。まあ、煩悩が全然無くなると、人間でもなくなってしまうのかもしれませんから、煩悩の種を残しておくのかしらね。さ、一つ残ると考えるのか、全部きれいに祓い去ると考えるかはこれを読んでいる皆さんの考えにまかせるとして、「清い心」で除夜の鐘を聞き、年神様を迎えるために「たっぷり夜更かし」することにいたします。(「2018/12/30 号 (No.4474)」の抜粋文)

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2018-12-29 [twitter投稿]



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プリムラ・オブコニカタッチミー ! [ヘッダー画像]

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JA直鞍 なのはな畑
撮影日:2018.12.24
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江戸の餅つき [かわうそ@暦]

□江戸の餅つき
 餅はハレの食べ物。これから迎える正月には鏡餅に、雑煮にとなくてはならない食べ物です。新年が迫ってくると、あちこちで餅つきが行われるようになります。昨今の餅は、食品メーカーが大量に作ったものを、お店で買ってくるというのが一般的。手間がかからなくて便利と云えば便利ですが、なんだか寂しいものです。こういう時代になる前はどんな風に、正月の餅を用意したのだろうと云うことで、本日は江戸の街の餅つきの様子を調べてみました。

◇江戸の街の餅つき風景
 正月が近づくと餅を準備するのは江戸の昔も今と変わりません。江戸時代の餅の入手法はというと、

 1.お抱えの職人をつかって自宅の庭で餅つきをする。
 2.菓子屋に頼んで、自家分での餅をついてもらう「賃餅(ちんもち)」。
 3.町内の鳶(とび)が、4~5人の人足を引き連れ、釜、臼、杵、蒸籠(せいろ)、
   薪を持参して行う、餅つきの出張サービスのような「引きずり餅」
  (餅米はこれを依頼する家が用意する)。
 4.年の市などで購入する。

 の 4種類だったようです。

 1のように、お抱えの職人にというのは、上級武士や富裕な商家が行うもので、これが出来たのはごく一部。ということは、残りは2~4の3とおりとなります。

 2と4は、なんとなくクリスマスケーキの予約注文(2)と当日の店頭販売(4)のような感じです。クリスマスが近づくと人気のケーキ屋さんは数日前までに予約を入れないと予約も受けてもらえないことがありますが、2の賃餅も同様で、師走の中頃までに注文しないと、受けてもらえないものだったそうです。
 4の年の市等での購入は、庶民レベルではもっとも一般的な餅の入手方法だったと思われます。先のクリスマスケーキの喩えで云えば、当日の店頭販売に近いものです。クリスマスを過ぎて、売れ残ったクリスマスケーキが安売りされるのと同じく、餅の方も正月直前になると、安売りたたき売りが行われたようです。
 
 説明最後に残ったのは、3の引きずり餅。威勢のいい、鳶の兄さんと人足が道具持参で自宅の前で餅を搗いてくれるのですから、活気があって景気づけにいいと結構な需要があったそうです。今だって、こんな出張サービスがあったら、やはりそこそこの需要はある気がします。私のような素人が考えることくらい、きっと何処かの誰かが既に商売にしているかもしれませんね?

 江戸時代は現在と違って、機械で餅の大量生産というわけにはいきません。みんな臼と杵とで搗くわけですから、年の瀬も押し迫ると、賃餅を受けた菓子屋や、ひきずり餅を行う鳶の兄さん方は大忙し。朝は、暗いうちから灯火を用意して餅を搗き始め、夜遅くまで搗き続けたとのことです。ということは、師走も半ばを過ぎたあたりから、大晦日の明け方頃まで、江戸の街の何処かでは、一日中、餅つきの音が響いていたのでしょう。現在は餅も、機械による大量生産が可能ですから、一日中、臼で餅を搗く音が聞こえるということはありません。この点は、江戸の街の餅つき事情が羨ましいかな?(「2018/12/29 号 (No.4473) 」の抜粋文)

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