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2019-11-04 [twitter投稿]



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フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)! [ヘッダー画像]

191027no5.JPG
撮影日:2019.10.27
響灘緑地(グリーンパーク)
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「紅葉蔦黄ばむ」頃 [かわうそ@暦]

■「紅葉蔦黄ばむ」頃
 暦には季節の変化の目安となる二十四節気がありますが、それを更に細分化したものに七十二候もあります。二十四節気は中国から暦が伝来した時からほとんどその姿を変えず使われ続けていますが、七十二候の言葉には日本に来て日本の動植物の変化などを読み込んだものに入れ替えられて日本化して使われて来ており、このため本朝七十二候と呼ばれることもあります。さて、この本朝七十二候の11/3~11/7(2019年)に該当するものは紅葉蔦黄ばむ(もみじ つた きばむ)で、立春の日の「東風凍を解く(はるかぜ、こおりをとく)」から始まる七十二候の54番目の候です。紅葉が始まり、蔦の葉が黄ばむ頃とは、まさに晩秋から初冬の風情ではありませんか。

◇カエデの紅葉日
 紅葉蔦黄ばむという言葉ですが、日本は南北に長い国土をもちますから、この七十二候に何処もぴったりというわけには行きません。地方毎にかなり違いがあると思います。そこで地方毎の紅葉の頃、蔦黄ばむ頃とはいつ頃だろうと思って調べてみました。調べてみたといっても、実際に調べてくれているのは気象庁の各地の気象台なのですが。気象庁では、植物および動物の状態が季節によって変化していく生物季節現象の観測を昭和28年から行っていて、その結果を公表してくれています。この生物季節現象の観測対象は結構多くて、植物については12種目について16種類の季節現象を観測しているとか。その中で私たちにもなじみのあるものとしては春の桜の開花日があります。「桜前線」などと呼ばれるものですね。では秋について桜前線に相当するような言葉が無いかと考えてみるとありました、「紅葉前線」という言葉が。山の木々の葉が紅葉する目安となる言葉ですね。前述した気象庁の生物季節現象の観測項目には紅葉前線の目安となりそうなものがあります。それが「カエデの紅葉日」というものです。この「カエデの紅葉日」とは『イロハカエデの標準木全体を眺めたときに、大部分の葉の色が紅色に変わった状態になった最初の日』となっています。気象庁の1971-2000 年の平均の資料を見ると、各地のカエデの紅葉日は

  北海道 10月中旬
  東北南部 11月上旬
  中国北部、近畿、関東北部 11月中旬
  九州、四国、近畿南部、関東南部 11月下旬

 の頃となっています。昨年(2018年)の東北北部の3地域のカエデの紅葉日は青森11/9,秋田11/18,盛岡11/22と前述の資料より10日程遅かったようです。ただし、それぞれの平年差が、-3,+10,+14(日)となっているので、秋田や盛岡は平年より大分遅かったようなので、たまたま昨年だけ遅かったのかも知れませんが。

◇イチョウの黄葉日
 さて、「紅葉蔦黄ばむ」の紅葉をカエデの紅葉日で見てきたところでもう一つの蔦黄ばむに相当するものを気象庁の生物季節現象から探すと、蔦ではありませんが「イチョウの黄葉日」というものがありますので、これで葉の黄ばむ頃を見てみることにしましょう。『イチョウの黄葉日とは、標準木全体を眺めたときに、大部分の葉の色が黄色に変わった状態になった最初の日』となっています。カエデの紅葉日と同じく、気象庁の1971-2000 年の平均の資料から各地のイチョウの黄葉日を見ると

  北海道、東北 10月下旬
  北陸、東海、関東、甲信、東北南部 11月上旬
  九州北部、中国南部、近畿、東海・関東の太平洋側 11月中旬
  九州、四国 11月下旬

 こちらも紅葉前線とほぼ軌を一にして日本を南下中という具合のようです。こちらも最近の情報を確認してみたところ、既に今年(2019年)、イチョウの黄葉日を迎えていたところがありました。札幌10/29,帯広11/1,福島10/30,金沢10/29が今年、イチョウの黄葉日を迎えています。前出の青森、秋田、盛岡でも観測はされていますが、こちらはまだ今年の記録はあがっていません。案外飛び飛び何ですね。(ちなみに昨年の日付は、青森11/4,秋田11/8,盛岡11/5で、例年との日数差は+2,+6,+9となっていました)ちなみに、昨年の東京のイチョウの黄葉日は11/19。私の通勤経路にもイチョウの並木があるのですが、今のところまだ黄葉にはまだ間がある感じです。読者の皆さんがお住いの地域の紅葉日、黄葉日はさていつ頃でしょうか。晩秋~初冬の深い蒼色の空を背景にした紅葉、黄葉を今年も楽しみたいものです。「私の町のイチョウの木の葉が黄葉しました」皆さんからの、そんなお便りも楽しみに待っております。(「2019/11/04 号 (No.4783)」の抜粋文)

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今日(11/4)の夜空に見える月は【上弦の半月】です [かわうそ@暦]

◆今日(11/4)の夜空に見える月は【上弦の半月】。
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【八日月】です。

◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 11/4 19時23分 (月齢は 7.3) ※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:11/4 12時38分 月没:11/4 22時54分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):11/4 17時44分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 399600 km (平均距離の 1.04倍)。

 月は平均より 15200km遠く、見かけの大きさはいつもより少し小さいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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