【脚力尽くる時 山更に好し】 [かわうそ@暦]
【脚力尽くる時 山更に好し】
蘇軾の詩、「登玲瓏山」の一節に
脚力尽くる時 山更に好し 限りあるを将(もつ)て窮まり無きを趁(お)うこと莫(な)かれ
とあります。疲れ果て、脚に痛みがはしるほどになったときに目にする山の眺めは一際美しい。限りある身で無窮の美を追い続けることはないといった意味でしょうか。FIFA ワールドカップ ロシア大会が開催されている最中にこれを書いております。この大会に出場するほどのチームは皆強いチーム、偉大なチームですが、どんな強いチームであっても何時かは力尽きる時が来ます。それが勝ち続けて絶頂を迎えたときなのか、敗れて再び起つことが出来ないときなのか、その時の迎え方は様々。その時の迎え方がどのようなものであれ、それぞれの力尽きたその先に「更に好し」と言える眺めが広がっていますように。(「2018/07/03 号 (No.4294) 」の抜粋文)
蘇軾の詩、「登玲瓏山」の一節に
脚力尽くる時 山更に好し 限りあるを将(もつ)て窮まり無きを趁(お)うこと莫(な)かれ
とあります。疲れ果て、脚に痛みがはしるほどになったときに目にする山の眺めは一際美しい。限りある身で無窮の美を追い続けることはないといった意味でしょうか。FIFA ワールドカップ ロシア大会が開催されている最中にこれを書いております。この大会に出場するほどのチームは皆強いチーム、偉大なチームですが、どんな強いチームであっても何時かは力尽きる時が来ます。それが勝ち続けて絶頂を迎えたときなのか、敗れて再び起つことが出来ないときなのか、その時の迎え方は様々。その時の迎え方がどのようなものであれ、それぞれの力尽きたその先に「更に好し」と言える眺めが広がっていますように。(「2018/07/03 号 (No.4294) 」の抜粋文)
2018-07-03 11:23
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