【原爆忌】(げんばくき) [かわうそ@暦]
【原爆忌】(げんばくき)
1945年8月6日に広島に、8月9日に長崎に原爆が投下された。原爆忌はこの両日を指す。また8月6日を「広島原爆忌」「広島忌」、8月9日を「長崎原爆忌」「長崎忌」とも呼ぶ。夏の季語
今日8月6日と、 3日後の9日は広島、長崎に原爆が投下された日。今年(2021年)で76回目となる原爆忌です。この語は私の持っている国語辞書を引いても出てきませんから、まだ俳句の世界でだけ通用する季語のようです(最新の辞書はどうでしょう?)。
投下する者の瞳に輝きて美しかりけむ広島の川 <松村 正直>
76年前の今日、広島の中を流れる太田川は朝の光を映して美しく輝いていたでしょう。今日も広島は晴天の模様。太田川は朝の光を映してきっと美しく輝いていることでしょう。76年という人にとっては長い歳月も、川にとっては一瞬の時間なのかもしれません。川にとっては一瞬の出来事で、川は何も変わらないように流れていますが、人にとっては多くのものが変わってゆく長い時間が流れ、原爆の記憶も薄らいできました。こうした記憶が薄らぐことは、果たして善いことなのか否か。そんなことを考えさせられる日です。(「2021/08/06 号 (No.5424)」の抜粋文)
1945年8月6日に広島に、8月9日に長崎に原爆が投下された。原爆忌はこの両日を指す。また8月6日を「広島原爆忌」「広島忌」、8月9日を「長崎原爆忌」「長崎忌」とも呼ぶ。夏の季語
今日8月6日と、 3日後の9日は広島、長崎に原爆が投下された日。今年(2021年)で76回目となる原爆忌です。この語は私の持っている国語辞書を引いても出てきませんから、まだ俳句の世界でだけ通用する季語のようです(最新の辞書はどうでしょう?)。
投下する者の瞳に輝きて美しかりけむ広島の川 <松村 正直>
76年前の今日、広島の中を流れる太田川は朝の光を映して美しく輝いていたでしょう。今日も広島は晴天の模様。太田川は朝の光を映してきっと美しく輝いていることでしょう。76年という人にとっては長い歳月も、川にとっては一瞬の時間なのかもしれません。川にとっては一瞬の出来事で、川は何も変わらないように流れていますが、人にとっては多くのものが変わってゆく長い時間が流れ、原爆の記憶も薄らいできました。こうした記憶が薄らぐことは、果たして善いことなのか否か。そんなことを考えさせられる日です。(「2021/08/06 号 (No.5424)」の抜粋文)
2021-08-06 13:59
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0