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明日(11/1)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】です [かわうそ@暦]

◆明日(11/1)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】。
明け方の空に見える月であることから「有明の月」、古代の美人画の眉のように細い月であることから「眉月」とも呼ばれます。この月の後は新月の時期となり、しばらく月はその姿を隠します。

◆お月様の基礎データ
・月齢: 24.7 (10/31 の正午の値)
・月出:11/1 1時31分 月没:11/1 14時52分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):11/1 8時16分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 378000 km (平均距離の 0.98倍)。

 月は平均より 7000km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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2021-10-31 [twitter投稿]



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ボケ(木瓜)の花 ! [ヘッダー画像]

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2021.10.29撮影
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ハロウィン(Halloween) 2021 [かわうそ@暦]

■ハロウィン(Halloween) 2021
 明日は10/31。ハロウィンの日付です。10年くらい前から、武漢肺炎禍が始まるまで、急速に拡大(?)してきたようなハロウィンでしたが、去年は前述の禍の御蔭で静かだったよう。今年はどうでしょう?東京では、一昨年までハロウィンの日または、その前後の週末などには渋谷辺りで、結構な騒ぎが起こっていました。前述したとおり、去年は静かでしたが、いい加減自粛疲れが出てきた今年は? ちょうどハロウィンの時期にあたるこの週末、東京は都内飲食店の時短要請が全面解除された後の最初の週末ということで、多少は騒ぎが「復活」するかも知れませんね。まあ、大騒ぎってことにはならないと思いますけど。どうなるかわからない今年のハロウィンですが、一応、年中行事として定着し、認知度も高いハロウィンですので、日刊☆こよみのページとしては取り上げないわけにはいきません。ということで、ハロウィンのお復習いをさせていただきます。

◇ハロウィンてなに?
 ハロウィンは元々アイルランドやスコットランドに住むケルト人が信仰したドルイド教の行事でした。ケルトの人々は11/1を新年のはじめの日と考え、その前日にサムハイン祭(「夏の終わりの日の祭り」と言う意味だそうです)を行っていました。ちなみに、この日に終わりとされる「夏」ですがその始まりはいつかというと11/1の半年前の 5/1、メイ・デーがそのに当たります。さて、11/1が新年ですからその前日 10/31は大晦日のようなもの。年の狭間にあたる大晦日には神々の世界が垣間見えるとケルトの人々は考えました。そしてこの日は神が人間に様々な悪戯を仕掛けるとか、悪霊が地上に姿を現し跳梁跋扈すると考えられました。人々は供え物をして神やこの悪霊の悪戯を鎮め、夜はかがり火を焚いてこれが村に近づかないようにしたといいます(かがり火は、夏が終わって力の衰える太陽を助けるためのものという考えもあるようです)。ハロウィンというとトリック・オア・トリート(Trick or Treat, お菓子をくれないといたずらするよ!)と子供たちが仮装をして家々を巡るイメージがありますが、この仮装はハロウィンの日に現れる悪霊の姿を、お菓子は人々の供え物をそれぞれ表しているわけです。ちなみに、このおなじみのフレーズですが、そんなに古いものではないらしく、ある本(※)によると、英語辞書の最高峰といわれるオックスフォード英語辞典(OED) に初めてこの言葉が載ったのは1939年のことだそうです。なお、1939年版のOEDの説明では、お菓子をくれないときに為されるいたずらとは「逆立ちするぞ」とか「なぞなぞ出すぞ」といった程度のものだったとか。これくらいなら困ることもないので、勝手に逆立ちしてくれていいかな?

  ※ある本 「ヨーロッパ祝祭日の謎を解く」 アンソニー・F・ヴェニ著 創元社刊

◇カボチャのランプ、ほんとうはカブのランプ?
 ハロウィンといえばカボチャのランプ。毎年世界的な検索サイトの Googleのロゴはハロウィンの日には G や O の文字の部分がこのカボチャのランプに置き換わったりするほどです。このランプの名前をジャック・オ・ランタン (Jack-o'lantern)と云います。このランタンに名前を残したジャックは、生前は大変な悪戯者だったそうで、そのいたずらの矛先は悪魔にまで向けられました。悪戯に困った悪魔はそれから逃れるために、「今後はジャックにだけは悪さをしない」と約束させられてしまいます。ジャックに死が訪れると、その生前の悪戯のために天国には入れず、悪魔も地獄への門を閉ざしたため、ジャックは天国と地獄の狭間の暗く冷たい煉獄(れんごく)を最後の審判の日まで彷徨うことになりました。そんなジャックに悪魔が唯一くれたものが小さな灯。ジャックはその灯を拾ったカブをくりぬいて、ランプにして足下を照らしながら最後の審判の日を待ちながら彷徨い続けているのだそうです。さて、ハロウィンに現世にさまよい出る悪霊というのは、天国へも地獄へもいけずこの煉獄を彷徨う霊なのだそうで、その足下を照らすランプがあのジャック・オ・ランタンです。悪魔は「ジャックにだけは悪さをしない」という約束をしてしまっているのでジャックのランプがあるところには寄りつきません。こんな訳で、このランプの灯には悪霊を遠ざける効用があるということで、悪霊よけとしてハロウィンの夜にはこのランプを家の周りに飾るのです。なるほどなるほど。ん、拾ったカブをくりぬいて作ったランプ?そうです。この故事からするとこのランプは本来は「カブ」で作るものようです(イギリスやアメリカにはカブで作る地域もあるそうです)。ではなぜカボチャになったのか?その経緯は残念ながら私は知りません。ただ、普通のカブでランタン作るのはかなり難しい(大きさ的に)。その点、カボチャなら・・・ってことじゃないかなと思っています。それと、ハロウィンがアメリカで急速に発展、今風になったことも起因するのでしょう。南方系の野菜であるカボチャはアイルランドやスコットランドにはあんまりなさそう(本当かな? 詳しい人教えてください)ですが、アメリカの秋には、ありふれた野菜で、どこにでも転がっていて手軽だったんじゃないかと。

◇ハロウィンはキリスト教の行事?
 ハロウィンのように欧米から入ってきた行事はキリスト教の行事と思われがちですが、既に書いたとおりこれはドルイド教の行事であって、キリスト教とは関係ありませんでした。そのため、キリスト教の教会暦にはハロウィンの文字はありません。とはいいながら全く無関係かと言えばさにあらず。ハロウィンの翌日11/1はカトリックなどでは、諸聖人の日 (All Saints'Day)となっています。この諸聖人の日の英語の古名は All Hallow's Day だったそうで、 10/31はその前日(イブ)と言うことで All Hallows'Eveとなりその短縮形、Halloween が定着したものだと言われます。キリスト教はそれが世界に広がって行く過程で、その土地々々の土着の宗教や祭りの要素を取り込んで行きますが、ハロウィンという行事もそうして取り込まれていった行事の一つと云えそうです。本来のキリスト教行事ではありませんでしたが、現在ではその辺の境界線は曖昧化しています。少なくとも日本でハロウィンの仮装を楽しんでいるだろう子供たち(&大人たち)にとっては、キリスト教の行事だったか否かはどうでもよいことかもしれませんね。

◇処変われば
 昨年の東京では武漢肺炎禍の下でも、ハロウィングッズの販売や飾り付けをそこここで目にしましたが、現在住んでいる街では、そうした風景は見られません(私が見ていないだけかもですが)。処変わればといいますが、東京では年中行事として定着しているなと思っていたハロウィンも、実は極狭い範囲だけの行事の域を出ていないのかな?皆さんの身の回りの「ハロウィン」は、どんな具合でしょうか。(「2021/10/30 号 (No.5509) 」の抜粋文)
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2021-10-30 [twitter投稿]



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ローゼル ! [ヘッダー画像]

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別名:ロゼリ草、ローゼリ草、レモネードブッシュ
2021.10.05撮影
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2021-10-29 [twitter投稿]



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ハナミズキ(花水木)の実 ! [ヘッダー画像]

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別名:アメリカヤマボウシ
2021.10.29撮影
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今日(10/28)のです夜更けの空に昇る月は【下弦の半月】です [かわうそ@暦]

◆今日(10/28)の夜更けの空に昇る月は【下弦の半月】。
下弦の月は日付が切り替わる頃に東の空に昇り、夜明け頃には、真南の空の高い場所に見つけることができます。旧暦日による呼び名では【二十三夜の月】です。

◆お月様の基礎データ
・下弦の半月の瞬間は 10/29 5時 5分 (月齢は 22.4)
 ※下弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が270度となる瞬間です。
・月出:10/28 22時21分 月没:10/29 13時12分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):10/29 5時50分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 395800 km (平均距離の 1.03倍)。

 月はやや遠くにあり、見かけの大きさはやや小さめです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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2021-10-28 [twitter投稿]



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