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明日(7/10)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】です [かわうそ@暦]

◆明日(7/10)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】。
明け方の空に見える月であることから「有明の月」、古代の美人画の眉のように細い月であることから「眉月」とも呼ばれます。この月の後は新月の時期となり、しばらく月はその姿を隠します。

◆お月様の基礎データ
・月齢: 25.3 (7/9 の正午の値)
・月出:7/10 1時42分 月没:7/10 15時47分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):7/10 8時41分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 367400 km (平均距離の 0.96倍)。

 月は平均より 17000km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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2018-07-09 [twitter投稿]



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ハス(蓮)! [ヘッダー画像]

180708no16.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2018.07.08
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北半球の夏は寒い? [かわうそ@暦]

■北半球の夏は寒い?
 一昨日の7/7 午前2時ごろに地球がその公転軌道上で太陽から最も遠い点にあたる遠日点(えんじつてん)を通過しました(2018年は)。その距離はおよそ 1億5210万km太陽と地球の距離の平均は 1億4960万kmですから今日は平均よりも 250万kmも遠い日ということになります。地球と月の距離はおよそ38万kmですから、地球-月の距離の 6.5倍も平均より遠ざかっていることになります。 250万kmといえば、人間の大体の歩行速度が4km/時ですから、歩き続けて

  2,500,000 / 4 = 625,000時間 ≒ 26042日 ≒ 71.3年

 もかかる距離です。71.3年といえば、人の一生分に匹敵するほどの長さ。人生とは重き荷を背負って遠き道を行くようなものだそうですが、その一生分の時間(しかも、寝る間もなくとして)かかってやっと歩けるほどの距離ですから、随分な長さですよね。地球さんもさぞや大変なことでしょう。

◇地球は暗くて寒い時期?
 地球が遠日点を通過する時期というのは、地球が太陽から一番遠い場所にある時期ということになります。ということは太陽から届く光の量が最も少ない時期ということにもなります。だとすると、この時期は地球が一年で一番暗くて寒い日と言うことになります。道理で寒いと思った・・・ということはありませんね。この時期北半球は夏。北半球に位置する日本は蒸し暑い日が続く頃です。地球と太陽の距離が、平均より250万km遠くなるくらいじゃ、これが原因で夏や冬が起きる原因にはならないですね。(南半球はこの時期「冬」ですが、これも地球が遠日点付近にあるからというわけじゃないことは、いうまでもありません)地球と太陽との距離が平均の距離より 250万kmも遠いと書きました。結構な距離に思えますが、そこはそれ宇宙は大きい。この 250万kmという気の遠くなるほどの距離も宇宙の中では微々たる差。太陽と地球との距離から見ると、

  250万km / 1億4960万km ≒ 0.017 (1.7%)

 平均距離を100%とすれば、たったの1.7%遠いだけ。地球の軌道は楕円・・・と言ってもこれを紙に書いたものをみてもまず、ひしゃげていると気付かないくらいの違いなのです。まあ、このくらいの差ですから、あまり大きな影響はありません。ちなみに、地球全体が太陽から受ける光の量は、遠日点通過の日は平均より約3.3%少なくなる程度です。遠日点を通過した地球は現在、ほんの少しずつ太陽に近づきつつあります。地球さん、これからは少しだけだけど、暖かくなりますよ。よかったよかった。
(「2018/07/09 号 (No.4300)」の抜粋文)
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