2018-07-10 [twitter投稿]
hippocampus460ハス - 絵画風 https://t.co/ghSaN24sPG07/09 17:29 hippocampus460kayy5321nukazukeさんの写真 https://t.co/JjDmAhjjWH07/09 17:36 hippocampus460satomeeecoさんの写真 https://t.co/UeizXXSyqn07/09 17:37 hippocampus460merimerimegさんの写真 https://t.co/JQ1HW1ya0j07/09 17:37 hippocampus460satomeeecoさんの写真 https://t.co/PhkLovZkej07/09 17:37 hippocampus460『明日(7/10)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】です』hippo@home|https://t.co/44n2vt6CXk07/09 17:41 hippocampus460おはようございます!6時半起床、天気 /欠けていく三日月(7時03分、輝面比16%)視認できず。今日は有明月、月齢26.3。月の出:2時21分、月の入:16時22分です(北九州) /今朝の空は雲が在るものの概ね晴れ!お日さんが… https://t.co/et7sHFsTW107/10 07:09 hippocampus460『四万六千日』hippo@home|https://t.co/fmZJlVNMuW07/10 14:19 hippocampus460『ベニスジヤマユリ(紅筋山百合)!』hippo@home|https://t.co/CgquCUuQXU07/10 17:58 hippocampus460日中も晴れで蒸し暑かった!(>_<。) PM2.5のレベルは21(5→21)/午前中、暑くなりそうなので開園時刻に合わせて花公園に出かける。一番乗りでした。園内を回るが収穫なし!茶店に戻ると、花撮り、鳥撮り仲間、やって来る(*^_… https://t.co/qUsMYPEqX107/10 18:17
四万六千日 [かわうそ@暦]
□四万六千日
今日七月十日は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)の縁日(えんにち)です。それも一度のお参りで46000日分の御利益が得られるといわれる「四万六千日(しまんろくせんにち)」です。46000日分のお参りに相当する御利益というとどれほどのものなのか。なかなかピンときませんので、年換算してみましょう。1年を365.25日とすると
46000 ÷ 365.25 ≒ 126 (年)
これはすごい!人生百年時代とかいわれるようになりましたが、そんな長生きの百年時代になっても、まだ26年分もおつりが来ちゃう。すご過ぎますね。
◇功徳日(くどくび)
縁日とは神仏とこの世の有縁(うえん)の日。ある神仏の降誕・示現など、特別の縁があるとして祭典・供養が行われる日で、この日に参詣すると大きな功徳があるとされます。本来は「会日(えにち)」であったものが、なまったものだと言われています。本来、縁日は年に一度とか二度とかしかありませんでしたが今ではほぼ毎日巡ってくるようになりました。縁日の日取りは暦の日付で決まっているものや日の干支で決まっているものなどがあります。縁日は特別な功徳のある日ということから功徳日ともよばれ、この日お参りすると、十日分、百日分、千日分、四万六千日分、九万九千日分など、一日でそれこそその万倍もの効果があると言われます。特別な功徳があるとなると、やはり人は現金なもので縁日は他の日よりずっと大勢の「御利益を求める人々」でにぎわうようになりました。そのためいつしか縁日といえば、お祭りみたいなものと思われるようになっています。まあ、神仏と有縁の日なので、本当に祭りだといっても間違いではないでしょうが。この十日分・・・九万九千日分は、だいたい最初はつつましい日数(十日とか)から始まって、次第次第に大きな数字になってきたようです。あっちが十日詣でなら、うちは百日詣で、それならうちは千日詣で・・・となっていったことは想像に難くありません。エスカレートするのはわかりますが、あんまり大き過ぎるとなんだか有り難みが薄らいでしまいますね。1日お参りしただけで、多分一生涯の長さより長い126年分(しかも、休みなしで考えてこの年数)の御利益じゃ、いくらなんでも水増しがひどすぎます。ここまで水増しされると、料理なら味がついているのかどうかもわからなくなるだろうな(鈍感な味覚の持ち主、かわうそですから、10倍でも味がわからないかも)。
◇「四万六千日」と「千日詣」
既に見てきたように四万六千日といえば 126年。人間の一生分+αです。人間の一生分のお参りの功徳があるということから
一生 → 一升
と掛けて、その一升分に含まれる米の粒の数 46000粒がこの日の功徳の日数とされたと言われていますが、さて本当かどうか(大体一升に含まれる米粒の数はほんとうに 46000粒なんだろうか? 数えてみようとは思いませんがね)。ちなみに四万六千日は別名「千日詣」とも呼ばれます。元々はこっちが最初にあって、それが既に書いたような「競い合い」の心理で四万六千日まで増えてしまったようです。かなりひどいインフレーションですね。
◇四万六千日と鬼灯市
東京都台東区の浅草寺(せんそうじ)境内では、例年 7/9・10には鬼灯市(ほおずきいち)が行われ、風物詩となっています。この鬼灯市は江戸時代、明和年間(AD1764~1772)に始まったとされますので、かれこれ 250年あまり続いた行事ということになります。この日は四万六千日の日ですから、昔から浅草寺には沢山の参詣者があり、この参詣者を狙って雷除けの呪い物として赤トウモロコシが売られていたそうです。ところが明治期にこの赤トウモロコシが不作の年がつづき、困った浅草寺から雷除守護(かみなりよけしゅご)の札が出されるようになりました。この頃から雷除けの呪い物が赤トオモロコシから鬼灯に取って代わり、これが鬼灯市となったとされます。余談ですが、鬼灯市は元は愛宕神社で地蔵様の縁日の日に開かれていたとのことです。それが後発の浅草寺の鬼灯市が有名になってしまって、今では鬼灯市といえば浅草寺と言われるほどになってしまいました。
◇功徳日は「欲日」
功徳日にお参りするといつもの何十倍も何万倍も功徳があると言うことで、普段はまったくお参りなどしない人まで御利益を求めてお参りをします。普段から信心深い人からすればいい迷惑(?)ですね。こうした御利益目当ての人が沢山押しかける日であることから功徳日は別名欲日(よくび)とも呼ばれます。私は信心深くはありませんが、皮肉屋なので功徳日よりこの「欲日」という名前のほうに惹かれてしまいます。さあ、今日は浅草はこの「欲日」に集う人々で大混雑かな?あ、そういえば今日の夜は、浅草を通るのでした。あんまり混んでいないといいな。皆さん、欲も程々に。(「2018/07/10 号 (No.4301) 」の抜粋文)
今日七月十日は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)の縁日(えんにち)です。それも一度のお参りで46000日分の御利益が得られるといわれる「四万六千日(しまんろくせんにち)」です。46000日分のお参りに相当する御利益というとどれほどのものなのか。なかなかピンときませんので、年換算してみましょう。1年を365.25日とすると
46000 ÷ 365.25 ≒ 126 (年)
これはすごい!人生百年時代とかいわれるようになりましたが、そんな長生きの百年時代になっても、まだ26年分もおつりが来ちゃう。すご過ぎますね。
◇功徳日(くどくび)
縁日とは神仏とこの世の有縁(うえん)の日。ある神仏の降誕・示現など、特別の縁があるとして祭典・供養が行われる日で、この日に参詣すると大きな功徳があるとされます。本来は「会日(えにち)」であったものが、なまったものだと言われています。本来、縁日は年に一度とか二度とかしかありませんでしたが今ではほぼ毎日巡ってくるようになりました。縁日の日取りは暦の日付で決まっているものや日の干支で決まっているものなどがあります。縁日は特別な功徳のある日ということから功徳日ともよばれ、この日お参りすると、十日分、百日分、千日分、四万六千日分、九万九千日分など、一日でそれこそその万倍もの効果があると言われます。特別な功徳があるとなると、やはり人は現金なもので縁日は他の日よりずっと大勢の「御利益を求める人々」でにぎわうようになりました。そのためいつしか縁日といえば、お祭りみたいなものと思われるようになっています。まあ、神仏と有縁の日なので、本当に祭りだといっても間違いではないでしょうが。この十日分・・・九万九千日分は、だいたい最初はつつましい日数(十日とか)から始まって、次第次第に大きな数字になってきたようです。あっちが十日詣でなら、うちは百日詣で、それならうちは千日詣で・・・となっていったことは想像に難くありません。エスカレートするのはわかりますが、あんまり大き過ぎるとなんだか有り難みが薄らいでしまいますね。1日お参りしただけで、多分一生涯の長さより長い126年分(しかも、休みなしで考えてこの年数)の御利益じゃ、いくらなんでも水増しがひどすぎます。ここまで水増しされると、料理なら味がついているのかどうかもわからなくなるだろうな(鈍感な味覚の持ち主、かわうそですから、10倍でも味がわからないかも)。
◇「四万六千日」と「千日詣」
既に見てきたように四万六千日といえば 126年。人間の一生分+αです。人間の一生分のお参りの功徳があるということから
一生 → 一升
と掛けて、その一升分に含まれる米の粒の数 46000粒がこの日の功徳の日数とされたと言われていますが、さて本当かどうか(大体一升に含まれる米粒の数はほんとうに 46000粒なんだろうか? 数えてみようとは思いませんがね)。ちなみに四万六千日は別名「千日詣」とも呼ばれます。元々はこっちが最初にあって、それが既に書いたような「競い合い」の心理で四万六千日まで増えてしまったようです。かなりひどいインフレーションですね。
◇四万六千日と鬼灯市
東京都台東区の浅草寺(せんそうじ)境内では、例年 7/9・10には鬼灯市(ほおずきいち)が行われ、風物詩となっています。この鬼灯市は江戸時代、明和年間(AD1764~1772)に始まったとされますので、かれこれ 250年あまり続いた行事ということになります。この日は四万六千日の日ですから、昔から浅草寺には沢山の参詣者があり、この参詣者を狙って雷除けの呪い物として赤トウモロコシが売られていたそうです。ところが明治期にこの赤トウモロコシが不作の年がつづき、困った浅草寺から雷除守護(かみなりよけしゅご)の札が出されるようになりました。この頃から雷除けの呪い物が赤トオモロコシから鬼灯に取って代わり、これが鬼灯市となったとされます。余談ですが、鬼灯市は元は愛宕神社で地蔵様の縁日の日に開かれていたとのことです。それが後発の浅草寺の鬼灯市が有名になってしまって、今では鬼灯市といえば浅草寺と言われるほどになってしまいました。
◇功徳日は「欲日」
功徳日にお参りするといつもの何十倍も何万倍も功徳があると言うことで、普段はまったくお参りなどしない人まで御利益を求めてお参りをします。普段から信心深い人からすればいい迷惑(?)ですね。こうした御利益目当ての人が沢山押しかける日であることから功徳日は別名欲日(よくび)とも呼ばれます。私は信心深くはありませんが、皮肉屋なので功徳日よりこの「欲日」という名前のほうに惹かれてしまいます。さあ、今日は浅草はこの「欲日」に集う人々で大混雑かな?あ、そういえば今日の夜は、浅草を通るのでした。あんまり混んでいないといいな。皆さん、欲も程々に。(「2018/07/10 号 (No.4301) 」の抜粋文)