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2018-07-16 [twitter投稿]



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モミジアオイ(紅葉葵)! [ヘッダー画像]

180716no29.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2018.07.13
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「海の日」は何処へ? [かわうそ@暦]

■「海の日」は何処へ?
◇海の日
 現在の「国民の祝日に関する法律」(通称、祝日法)によれば海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。というのが海の日の意義。まあ、もっともな話です(法律ですから、もっともであたりまえですが)。この意義については、法律制定の当初から変わっていませんが、その日付については変わってしまいました。「海の日」が祝日の仲間入りしたした1996年から2002までは7/20に固定されていました。元々、7/20は「海の記念日」という記念日でした。「海の記念日」とは明治9年に明治天皇が東北地方巡幸の帰途、灯台視察船「明治丸」に乗って、横浜港に帰還した日を記念して、1941年に当時の村田省蔵逓信大臣が提唱して「海の記念日」とした。というものです。7/20とした理由については、やや薄弱な感、無理矢理感がしないでもありませんが、まあ、無いよりはましと言うくらいには意味のある記念日とその日付でした。この「海の記念日」が祝日の「海の日」となったわけです。さて、こうして生まれた「海の日」でしたが、この祝日に俗に言うハッピーマンディー法と呼ばれる災害に遭って、移動祝日となってしまったのが2003年。これ以来現在まで「海の日」は7月の第3月曜日となってしまいました。ハッピーマンデー法は、月曜日に祝日を移動させることで連休を作り出し、国民の消費活動を活性化させようという狙いがあります。要するに、連休なので、皆で遊びに繰り出しましょうと言うことでしょう。ああ、そんな「目先の利益」に釣られてた人達によって、本来祝うべき日とは縁もゆかりも無い日付に移動させられた祝日達が哀れです。(成人の日・海の日・敬老の日・体育の日の皆さん、辛いですね)

◇二度目の受難
 一度目の受難、ハッピーマンディー法を耐えた海の日を再び新たな災害が襲いました。その災害は思いもよらないもの。「平和の祭典」でした。つい最近のこと、法案が衆参両院を通過してしまった『平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法及び平成三十一年ラグビーワールドカップ大会特別措置法の一部を改正する法律』という、長い名前の法律によって、2020年の東京オリンピックの年に限って「海の日」「山の日」「体育の日」の3つが移動することになってしまいました。この3日の祝日は2020年に限っては次のように日付が変更されます。

 ・海の日  七月の第三月曜日 → 七月二十三日
 ・山の日  八月十一日    → 八月十日
 ・体育の日 十月の第二月曜日 → 七月二十四日

 ご覧の通り、ついていない「海の日」は移動させられる3祝日の1つにしっかり入ってしまっています。何でも、東京オリンピックの開会式、閉会式に伴う交通ラッシュを緩和する目的で休みを設けたいためだとか。果たして本当に交通ラッシュの緩和に役に立つのかという疑念と、そんな東京周辺にしか関係ない問題のために、日本全国に関係する祝日を変える必要があるのかというもっともな意見をよそに、ろくに審議されず(衆議院付託委員会では、「審査省略」。本当に審議されなかった)、法案は通過してしまいました。ああ、なんか軽く見られていますね、「海の日」。

◇三度目は?
 こんな可愛そうな「海の日」には、もう一山、いや海だからもう一波? ありそうです。どうやら、2020年にオリンピックのために「海の日」を移動するにあたっては、祝日の日付を無闇に変更することに反対する議員も多くてこうした反対はを説得するために、2020年に日付を変更する代わりに、翌2021年からは、「海の日」をもとの7/20の日付固定に戻すという条件がつけられていたらしいとのことで、もとの日付に戻す法案が国会に提出されるらしいとの話が持ち上がってきていました。ところが、いざ法案を提出しようとしたら、今度は観光業界を中心に、折角定着したハッピーマンディー法による3連休が無くなることに反対する主張が現れて法案提出は難航しているようです(今国会提出は見送りとか)。一度、雲をつかむような不確かな「経済効果」なんていう目先の理由のために、祝日本来の意味をねじ曲げるようなことをした結果が産んだ混乱でしょうかね?「海の日」そのものには何の罪もありませんが、その外側でのごたごたはこれからも続きそう。折角の「海の日」なのに、本日は「海の日」の受難の物語になってしまいました。ああ、可愛そうな「海の日」。(「2018/07/16 号 (No.4307) 」の抜粋文)


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