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和名:アラセイトウ(紫羅欄花)
2023.11.11撮影
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「ミッキー(mickey)」という単位の話 [かわうそ@暦]

■「ミッキー(mickey)」という単位の話
 本日311/18(2023年)は、ディズニーキャラクターたちの王ともいえる、ミッキーマウスの誕生日。1928(昭和3)年に「蒸気船ウィリー」で登場してから本日で95年の歳月が流れました。95歳となったミッキーマウスですが、今でも街のあちこち(のお店)や千葉県にある東京ディズニーランドなどでお見かけするミッキーマウスは、95歳というその年齢を全く感じさせない、矍鑠たるお姿。見習いたいものです。そんな長寿の大スターであるミッキーの活動の場はアニメやディズニーランド、そしてキャラクターグッズの世界に拡がっていますが、それだけにとどまっているわけではありません。思わぬ世界にも、その足跡をのこしています。本日はそんな偉大なスターがのこした思わぬ「足跡」にかんするはなしです(もちろん、ミッキーマウスの誕生日だから思い浮かんだ話ですが)。

◇コンピュータの世界のミッキー(mickey)
 ミッキーといえば「マウス」。マウスと言えば、現在のコンピュータの入力デバイスとしてなくてはならない存在となっているものも「マウス」。マウス繋がりです。コンピュータのマウスは、その初めは皆、有線接続の装置でしたからそのケーブル部分を尻尾に見立てるとまるでネズミのようだと言うことで、マウスという名で呼ばれるようになりました。マウスという名前でつながった両者ですが、繋がりはこれだけではありませんでした。もう一つ、繋がりがあったのです。それは「ミッキー(mickey)」というミッキーマウスの名前そのものです。まだ、尻尾の生えた(つまり優先の)マウスしかなかった時代(大昔)のことでした。ひょんなことからこのマウスを使ったプログラムを書くことになり、マウスに関する資料を読んでいたら『マウスの移動量を表す単位をミッキー(mickey)という。1ミッキーは1/100インチ(約0.25mm)。』という説明がありました。マウスとミッキーですから、この説明を読むだけで「ははぁ~、ミッキーマウスからとったのか」と想像はつきましたね。このマウスの移動量を表すミッキーという単位の呼び名の生みの親と言われているのは初期のWindows のマウスドライバなどを開発したクリス・ピーターズ(Chris Peters)というマイクロソフト社のプログラマです。きっとデバイスの呼び名が「マウス」とだったので、ジョークのつもりで付けた単位の名前なのでしょうね。ピーターズ氏のお気持ちは理解できます。さてこのミッキーという単位が今でも使われているのかは不明です(「DPI」とかに置き換わってるかな?)けれど、今もなおこのミッキーという単位が使われているとしたら、世界中で日々活動して何十億匹ものコンピュータマウスの移動の総量は何ミッキー?日々ものすごい距離を移動しているからでしょう。歩くことが健康の秘訣ともいいますから、これからもマウスたちは健康で長生きしそうですね。ディズニーランドで歩き回っているミッキーマウスも、同様にね。ということで、本日はミッキーマウスの誕生日で思い浮かんだミッキーマウスと、コンピュータマウスの「ミッキー」の話でした。どうでもいい話でしたね・・・

◇おまけ
 ある程度の年齢の方には記憶があるかもしれませんが、マイクロソフト社は昔々、コンピュータマウスの生産販売の最大手の会社でした。他社のマウスにも「マイクロソフトマウス仕様に準拠」なんて書いてあるくらいでした。もしかしたらマイクロソフト社はOSより、マウスの売り上げの方が高いのでは? なんて陰口をたたかれるくらい。そんな時代を覚えている方は、ミッキーマウスの95歳ほどではないでしょうけれど、結構な年齢となっていることでしょう。でも大丈夫、年はとっても活躍できます、ミッキーマウスを見習って、元気で長生きしようじゃありませんか(自分を励ましてる感じだな)。

                          (「2023/11/18 号 (No.6258) 」の抜粋文)
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