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【円周率】 [かわうそ@暦]

【円周率】
 円周の長さとその直径との比、または円の面積と半径の平方との比。近似値は3.14159。ギリシャ文字π(パイ)で表す。 《広辞苑・第六班》

 3/14は「数学の日」であるそうです。日付は、円周率の近似値3.14にちなんだものとのこと。円周率は小学校~の算数、あるいは数学でなじみのある数字です。多分、小学校の「算数」に登場する、唯一の無理数でしょう。初めて「円周率」と出会ったのは、

 「公園に直径十メートルの池がありました。その池の周囲に柵を作るために杭を打ち込むことになりました。杭と杭の間隔を1メートル以上あけないようにするためには、杭は最低何本必要でしょうか。」

 なんていう問題だったのでしょう(上記問題は、適当に考えました)。その頃は、よくわからないまま「円周率は 3.14と覚えましょう」といわれて、素直に「3.14」と覚えていました。少し大きくなって、円周率はもっともっと先まで続いていることを知り、多くの人がそうしたように、

  π = 3.141592653589・・・

 と、何桁まで覚えられるかなんてことにチャレンジした記憶があります。当時は30桁くらいは覚えたと思いますが、今思い出そうとしても、上に書いたところまでしか出てきませんでした。まあ、このくらいの桁があれば、ほとんど、実用的な計算には不足はないのですけれど。 またもうちょっと大きくなって、計算機でプログラミングの真似事が出来るようになると、自分で円周率を計算してみようなんて考えて、試したこともありました。そして、これは結構大変で時間がかかることも学び、コンピュータなどない時代に、せっせと円周率を求めた人たちを尊敬しました。現在は、円周率はすでに数十兆桁(もっともっとかな?)まで計算されているそうですが、もちろん限りはありません。円のようにありふれた図形の中に、無限が潜む。よくわからないけれど、なんかすごい・・・そんなことを感じさせてくれる円周率という言葉でした。

                          (「2024/03/14 号 (No.6375) 」の抜粋文)
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