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【佐保姫】(さおひめ) [かわうそ@暦]

【佐保姫】(さおひめ)
 1.春をつかさどる女神。佐保山は平城京の東に当たり、方角を四季に配すれば東は春に当たる
  から いった。春の季語。兼盛集「佐保姫の糸染めかくる青柳を」→竜田姫。
 2.〔植〕ジオウ(地黄)の別称。《広辞苑・第六版》

 まだまだ寒い日は多いですが、次第に春らしい暖かな日の数も増えてきたように感じます。佐保姫は春をつかさどる女神の名です。また春は芽吹きの季節ですから佐保姫は芽吹きをつかさどる女神とも言えます。五行説によれば春は木性。方角では木性は東にあたります。その昔、奈良の平城京に都が置かれたとき、その平城京の東には佐保山があったことから佐保山の神が春を司る神となったものです。ちなみに秋を司る神は竜田山の神である竜田姫。竜田山は平城京の西にあります。春の佐保姫といえば花、竜田姫といえば紅葉でそれぞれの山を彩ります。近所の桜の枝を見上げると花芽が大きくなってきています。開花の時期もそう遠いことはないようです。今年も佐保姫様は無事に到着なさったようですね。

                          (「2024/03/01 号 (No.6362) 」の抜粋文)
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ラケナリア ! [ヘッダー画像]

240301no3.JPG
別名:アフリカヒアシンス
2024.03.01撮影
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