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明日(6/10)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】です [かわうそ@暦]

◆明日(6/10)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】。
明け方の空に見える月であることから「有明の月」、古代の美人画の眉のように細い月であることから「眉月」とも呼ばれます。この月の後は新月の時期となり、しばらく月はその姿を隠します。

◆お月様の基礎データ
・月齢: 24.6 (6/9 の正午の値)
・月出:6/10 1時53分 月没:6/10 14時48分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):6/10 8時17分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 378400 km (平均距離の 0.98倍)。

 月は平均より 6000km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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【蟷螂の斧】(とうろうの おの) [かわうそ@暦]

【蟷螂の斧】(とうろうの おの)
 (「斧」はカマキリの前脚を指す。小さなカマキリが前脚をふりあげて大きな車に向かってゆくという、「荘子」などに見える話から)自分の微弱な力量をかえりみずに強敵に反抗すること。はかない抵抗のたとえ。「蟷螂が斧」「蟷螂が斧を以て隆車に向かう」とも。平家物語7「蟷螂が斧を怒らかして隆車に向ふが如し」《広辞苑・第六版》

 2018年の6/6 ~ 6/10は、七十二候の「蟷螂生ず」ということで、本日はこの「蟷螂」にまつわる言葉を一つ。蟷螂(とうろう)はカマキリのことです。昔、斉の荘公が狩りに向かう途中、荘公の乗る車の車輪の前に立ちふさがり、その車輪に向かって今にも斧を振り下ろそうとしている小さな虫がいました。荘公が御者にその虫の名を尋ねると御者は、「カマキリ(蟷螂)です。この虫は進むことのみを知って、退くことを知りません。自分の力を知らずに、軽々しく大敵に向かって行きます。」と説明しました。これを聞いた荘公は「ああ、この虫がもし人間であったなら、きっと天下一の勇者となったことだろう」と言って、その天下の勇者に道を譲るように、この虫を避けて車を進めさせた(『韓詩外伝』)という故事があります。荘公はその勇気を称えましたが多くの場合、カマキリのこの行動は無謀な行いと考えられます。天下一の勇者になるためにはまず、生き残らないと。さてさて、昔、我が家にも一匹のカマキリが住み着いていたことがあり、案外、ユーモラスなその動作を観察する機会がありました。カマキリの前足は、日本ではカマキリというくらいで「鎌」に見立てていますが、今日取り上げた中国の故事からすると中国では「斧」と見立てるようです。斧ですか? 国によって見方が違いますね。違うと言えばこの虫の英名は「mantis」。このmantisの語源はギリシャ語の「預言者」を指す言葉だとか。あの前足を上げた姿を祈りの姿と見たようです。その昔、我が家に住み着いているカマキリもよく前足を上げていましたが、あれは何を祈っていたのかな?その日一日の餌と、その日一日の命かな?そのカマキリ、春に卵から孵って大きくなり、一夏を過ぎても我が家の近辺で暮らしていましたが秋になって、鳥につつかれたのか、体の半分くらいを失って死んでしまいました。人間から見れば短い一生でしたけれど、精一杯生きたのかな?(「2018/06/09 号 (No.4270)」の抜粋文)
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ホソバノアマナ(細葉の甘菜)! [ヘッダー画像]

180530no114.JPG
礼文町桃岩展望台付近
撮影日:2018.05.30
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