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2018-06-23 [twitter投稿]



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モッコク(木斛)の花 ! [ヘッダー画像]

180623no1.JPG
自宅
撮影日:2018.06.23
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節月「4月32日」? [かわうそ@暦]

■節月「4月32日」?
 ちょっと古い話ですが、2018/6/5は節月の月日では、4/32でした。Web こよみのページのトップページ(Home Page)には、新暦・旧暦・節切の3種類の暦による日付と年月日それぞれの干支が表示されています。あんまり目立たないところにですが。 (※ http://koyomi8.com/ です)2018/6/5(これは新暦での日付)の上記のページを開くと

  (暦) 年月日 干支年/月/日 六曜
  新暦 2018/6/5 戊戌/己未/戊辰 先勝
  旧暦 2018/4/22 戊戌/丁巳/戊辰 先勝
  節切 2018/4/32 戊戌/丁巳/戊辰 先勝

 と表示されます(このページ、年月日、時刻を指定して任意の日を開くことが出来るようになっているので、興味があればお試しください・・・とさりげなく宣伝)。ご覧のとおり、一番下「節切」と書かれた箇所を見ると2018/4/32と表示されています。この「節切」とは「節切り(せつぎり)の暦」と言われる、暦です。

◇節切りの暦ってなに?
 「節切りの暦」とは、あまり馴染みのない暦の名前が登場しました。これはいったいどういう暦かというと、二十四節気の節気で区切った暦での日付です。 二十四節気には、「節」と「中」がありますが、このうちの「節」を使って一年を分割すると、12の区間に分けることが出来ますから、この12の区分それぞれを一月と考え、これを「節月(せつげつ)」と呼びます。12節月で一年を表せますから、これも一種の暦と考えることが出来ますので、これを「節切の暦」と呼びます(短縮して「節切」とだけいう場合も)。具体的に言えば、立春(正月節)から啓蟄(二月節)の前日までを正月、啓蟄から清明(三月節)の前日までを二月、清明から・・・とするというものです。2018年の新暦の日付で節月の期間を示せば

  正月 2/4~ 3/5 (立春~啓蟄前日)
  二月 3/6~ 4/4 (啓蟄~清明前日)
  三月 4/5~ 5/4 (清明~立夏前日)
  四月 5/5~ 6/5 (立夏~芒種前日)
   (略)
  十二月 *1/6~*2/3(小寒~立春前日) 
  (注意:* 印の日付は2019年のもの)

 のようになります。「節切」という言葉は元々は暦注を決定するための計算(撰日法)の一つを指す言葉でした。「節切」によって決定される暦注は、十二直や、三隣亡、一粒万倍日等々沢山あり、「一粒万倍日」は節切の正月の丑・午の日、二月の酉・寅の日・・・といった具合に節月と日の干支等との組み合わせてよって決められます。

◇節切の暦は太陽暦
 二十四節気は太陽の位置によって決められていますから、太陽暦そのものということが出来ます。ですから太陽暦の一種である新暦(現在私たちが使っている暦、グレゴリオ暦)とは良く似た暦となることが予想されます。前述した節月の期間を示した新暦の日付は、2018年のものですが実は他の年でもこの日付はほとんど変化しません。新暦の月日に比べると節切の暦の日付はザッと1ヶ月と 5日程度遅れること以外は新暦と大差ないことが分かります。現在、この節切の暦を使う方々は専ら「占い」をなさる方々。本当の生まれの年干支は立春の日で切り替える。節分までに生まれた人の年干支は前年の干支となる等と言った生まれ年の説明を目(耳)にすることがありますが、これは節切の暦で考えているからこうなります。占いの本などには、生まれ年の年干支を立春によって切り替える理由として旧暦は立春の日から一年が始まる暦で、占いは旧暦を使って立てるのが本式と説明しているものがありますが、これは「旧暦」と「節切の暦」を混同してしまっています・・・と余談でした。日常で太陽暦(グレゴリオ暦)を使っている現在では、占いくらいにしか使われることのない節切りの暦ですが、旧暦時代には農作業の目安としても活躍しました。理由はご存じのとおり、旧暦は四季の巡りを表すのはやや苦手な暦であり、季節の変化に敏感であらねばならない農業などには不向きであったことから、節切りの日付でこれを補ったわけです。

◇「節切りの32日」に戻ります
 節切りの暦について説明したところで、本題に戻ります。節月四月は立夏~芒種の前日の期間似あたり、2018年はこの期間は2018/5/5~6/5が節月の四月となります。この期間日数を数えると32日。よって節切四月の最終日の2018/6/5は節切表示が 2018/4/32 となりました。ということで、この日の前後に「『Home Pag』eの節切表示がおかしいです。点検してください。」というお便りを頂くことになりました。確かに、32日なんていう日付を見たら「あれ? まちがってるじゃない」と思うのは分かりますよね。しかし、これまでの説明をお読みいただければ、間違いじゃ無いことは分かっていただけますよね。

◇「間違っている」と間違われる原因
 「あれ? まちがってるじゃない」と思われる理由はといえば、それは「1月は最大31日」という常識(?)に合わないからでしょう。でも、考えてみれば1月の日数の最大が31日であるなんていう決まりは、特にありません。現在慣れ親しんでいる新暦(グレゴリオ暦)がそうなっているというだけのことです。新暦では31日の暦月なんて珍しくも無い(1,3,5,7,8,10,12月の7回もあるから、新暦では31日の暦月の方が当たり前かも)ので、誰も奇異には感じないかも知れませんが、明治6年に新暦が施行された直後には31日の暦月があることは、かなり奇異に感じられたようです(旧暦の暦月の日付は29日と30日の2通りしか無い)。ある暦の暦月の日数を他の暦の「常識」で計って、正しいの間違っているのと論じること自体がナンセンスなんです。常識を疑え!と、なんかの標語みたいですが、常識なんて所詮、自分たちが慣れているというだけのことで、なんら正当だという根拠にはならないのなんですね。本日は、この「常識」という奴から見たらおかしな、でも実はおかしくは無い節切の暦の「32日」の話でした。(「2018/06/23 号 (No.4284)」の抜粋文)
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