SSブログ

ハナトラノオ(花虎の尾)! [ヘッダー画像]

220917no58.JPG
別名:カクトラノオ(角虎の尾)
2022.09.17撮影
nice!(0)  コメント(0) 

今日(9/26)のお月様は【新月】です [かわうそ@暦]

◆今日(9/26)のお月様は【新月】。
今日の月は日の出の頃に昇り、日の入りの頃に沈みます。空に昇っている時間は概ね太陽と同じ。日食でも起こさない限り、月の在処はわかりません。旧暦では、この新月の日が暦月の一日(朔日)となります。

◆お月様の基礎データ
・新月の瞬間は 9/26 6時55分 (月齢は 0.0)
 ※新月とは、月と太陽の黄経の角度差が0度となる瞬間です。
・月出:9/26 5時30分 月没:9/26 17時54分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):9/26 11時47分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 386800 km (平均距離の 1.00倍)。

 月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。

                           (「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
nice!(0)  コメント(0) 

【星月夜】(ほしづきよ) [かわうそ@暦]

【星月夜】(ほしづきよ)
 1.暗夜に、星の光が月のように明るく見える夜。星夜。ほしづくよ。秋の季語。
  永久百首「我ひとり鎌倉山を越え行けば星月夜こそうれしかりけれ」
 2.(謡曲の詞章などで)「かまくら(鎌倉)」を導く修飾語として用いる。
  謡曲、調伏曽我「明くるを待つや星月夜鎌倉山を朝立ちて」
                             
                                  《広辞苑・第七版》

 昨日、1時間ほど夜の散歩をしてきました。間もなく日付が変わる頃のでしたので夜の散歩というより、深夜の散歩と言った方が正確でしょうか。大きな街なら、こんな時刻でも街の灯りで空が明るいものですが、私の住んでいる地方都市では、まばらに並んだ街灯と街灯の間から見上げると、漆黒の空に沢山の星が並ぶのがよく見えました。秋、空気が澄んで空の高さが何割か増したようです。高さを増した空に見える星の数は、空の高さが増した分だけ数を増しているようでした。月の出ない秋の夜空は星月夜。数を増した星が月の明かりのように明るく輝く夜の呼び名です。

◇星月夜の井
【星月夜の井戸】(ほしづきよの いど)
 鎌倉坂ノ下にある井戸。この井戸には昼も星影が見えたと伝える。星月の井。星の井。

                                  《広辞苑・第七版》

 神奈川県鎌倉市坂ノ下には、「星の井通り」という通りがあります。星の井通りの名は、その通りに面した虚空蔵堂の端に残る「星の井」という名の井戸から生まれました。「星の井」はまた「星月夜の井」とも呼ばれています。その昔、この井戸をのぞき込むと昼でも星影が見えたためこの名が付いたと言われます。星月夜が鎌倉にかかる枕詞となったのはこの井戸が鎌倉にあったためとか。ところが今は、「星月夜の井」の中に星影を見ることは出来ないそうです。ある人が誤って井戸に包丁を落としてしまって以来、星影は消えてしまったのだとか。星影を見せてくれていた何かが、金気や刃物を嫌ってこの井戸を去ってしまったのでしょうか。昨夜は月の無い秋の夜。時折車道を走る車がある以外は、人影を見ることもなく、草陰に鳴く虫の音を聴きながら星月夜を見上げげた昨夜の深夜の散歩でした。夏の星座の多くは西の空に移動し、星空も夏から秋へと季節を変えていました。近頃はゆっくり星空を眺めることを忘れていましたけれど、時々は深夜の散歩で星月夜を楽しみたいです。星が輝く秋の夜があっても、誰一人これを見上げる人がいなくなってしまったなら、包丁を落とさなくとも「星月夜」という素敵な言葉も、消えて行ってしまいそうですから。

                        (「2022/09/25 号 (No.5839) 」の抜粋文)
nice!(0)  コメント(0) 

2022-09-25 [twitter投稿]



nice!(0)  コメント(0) 

2022-09-24 [twitter投稿]



nice!(0)  コメント(0) 

秋分の日に「祝祭日」の話 [かわうそ@暦]

■秋分の日に「祝祭日」の話
 本日は、秋分の日。祝日です。「先祖をうやまい、なくなった人をしのぶ」というのが、国民の祝日に関する法律に記された秋分の日の意味です。政教分離の立場から彼岸会(ひがんえ)という仏教行事の名前は登場しませんが、内容を見れば「秋の彼岸の中日」が祝日になったということは一目瞭然ですね。さて、この「秋分の日」は、明治憲法の時代には、別の名前の祭日でした。その祭日の名前は、「秋季皇霊祭」。明治憲法下における祝日法に相当する法律「休日ニ関スル件」には「秋分の日に皇室が歴代天皇・皇后・皇族などの皇祖の神霊を祀る儀式」と、その意味が書かれています。この説明のとおり、皇祖を祭る行事ですが、元々は宮中でも行われた彼岸会を祭日としたものです。彼岸会は先祖を祭る仏教行事ですが、国家神道を推し進める上では仏教行事であっては困るので、秋季皇霊祭などという名前を付けて、仏教行事に神道行事の衣を着せたといったところのようです。ちなみに、現在の「秋分の日」は祝日。これに対して、「秋季皇霊祭」は祭日でした。祝日と祭日、よく似た言葉で、私などは、ついうっかり「祝祭日」なんていう言葉を使ってしまうことがあるほどです。言葉としては祝い祭る、祝祭の日ということでは、祝祭日でも間違いではないでしょうが、法律の上では区別して使われていました。

 前述した「休日ニ関スル件」(昭和2年3月4日の改訂後のもの)には

  1/ 3  元始祭
  1/ 5  新年宴会
  2/11  紀元節
  4/ 3  神武天皇祭
  4/29  天長節
 10/17  神嘗祭
 11/ 3  明治節
 11/23  新嘗祭
 12/25  大正天皇祭
  春分日 春季皇霊祭
  秋分日 秋季皇霊祭

 という祝祭日が並んでいます。ご覧頂くと分かりますが、祝祭日の名称の終わりが「祭」で終わっているものが、7つ(元始祭、神武天皇祭、神嘗祭、新嘗祭、大正天皇祭、春季皇霊祭、秋季皇霊祭)あり、これは「大祭日」と呼ばれていました。この大祭日以外の4つ(新年宴会、紀元節、天長節、明治節)は祝日です。大祭日と祝日ですので、両方まとめて「祝祭日」というわけです。違いは何かというと「祭」という名の休日は、神道の祭礼の日。祝日はその他の目出度い日と区別することが出来ます。では現在の「国民の祝日に関する法律」ではどうなっているかといえば、この法律の名のとおり、みんな「祝日」。戦後は国家神道は否定されていますから、神道の祭礼の日という位置づけの祭日はなくなったということです。とはいいながら、現在の祝日を考えると、いくつかの「かつての大祭日」に相当する日が祝日として残っております(皇室内では今もこの日には、昔と変わらず、祭礼を行っているのでしょう)。本日、「秋分の日」はこうして祝日として生き残ったかつての大祭日、秋季皇霊祭の日でしたので、ふと思い立って「祝祭日」の話を書いてみました。(「2022/09/23 号 (No.5837)」の抜粋文)

nice!(0)  コメント(0) 

2022-09-23 [twitter投稿]



nice!(0)  コメント(0)