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2018-05-25 [twitter投稿]



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小満(しょうまん) [かわうそ@暦]

□小満(しょうまん)
 今年は5/21~6/05までの間が二十四節気の「小満」の期間です。小満は四月中気といいまして、この小満を含む新月から次の新月の直前の月が旧暦の四月となります。小満は、現在は太陽中心の視黄経が60度となる瞬間を含む日から始まります。こうした太陽の位置で二十四節気を決定する方式は「定気(ていき)法」といい、日本最後の太陰太陽暦、天保壬寅暦(てんぽうじんいんれき)で採用されました。現在のいわゆる「旧暦」はこの天保壬寅暦を手本にしておりますので、定気法を使っています。

◇「小満」の意味
 「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と暦便覧という江戸時代に書かれた暦の解説書では小満の意味をこのように解説しています。陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味です。もともとは、麦の穂に実が次第に満ち始める時期ということで、小満とされたと言われています。最近は、麦の畑自体を見かけることが少ないので、今ひとつぴんと来なくなってしまいましたが。

◇ショーマン・ボウスー
 「小満芒種」でショーマン・ボウスー。本州では梅雨といえば 6月半ば以降といった感じがしますが、梅雨の早い沖縄地方では、もう既に梅雨に入ってしまいました。このように、本州に比べて早い沖縄の梅雨の時期は二十四節気でいえば大体小満から芒種の期間のおよそ30日間ということで、古くから「小満芒種」という言葉で、梅雨を表していたそうです。気象庁が発表した速報値によれば今年の沖縄地方の梅雨入りは、5/8(奄美は5/7)。小満より大分早い・・・。ま、そんな年もあるのだと云うことでお許しを。沖縄では早々と梅雨に入りましたが、その他の地域では梅雨前の清々しい天気が続く時期。草や木の緑は色濃くなり、元気いっぱい。いろいろなものが身のうちに満ちあふれる時期です。今日も元気に「小満」の季節を過ごすといたしましょう。(『2018/05/25 号 (No.4255) 』の抜粋文)
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