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2019-07-26 [twitter投稿]



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ヒメノカリス・スペシオサ ! [ヘッダー画像]

190726no18.JPG
別名:スパイダーリリー
福智山ろく花公園
撮影日:2019.07.26
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お月様と「お月様のお知らせメール」 [かわうそ@暦]

□お月様と「お月様のお知らせメール」
 昨夜、久しぶりに以前住んでいた場所の友人(バドミントン仲間)から電話がかかってきました。何の話かと思ったら、「昨日の夜見た月が、ピンク色していた。なぜそうなるの?」という話。これを書いているのが2019/7/26,電話があったのは昨夜なので25日。話の内容はさらにその前日のことなので、話に登場した月は2019/7/24に見た月ということになりますね。

  私:昨日見たって、深夜だよね。多分日付が変わるくらいの時刻。

  彼:え、なんでわかったの?ちょっと飲んでいて遅くなったんだ。

 それはわかりますよ。だって、「お月様のお知らせメール」なんていうメールマガジンを出してるくらいですからね。ということで、ここでちょっと宣伝。日刊☆こよみのページには

  お月様のお知らせメール
  ( http://archive.mag2.com/0001281490/index.html )

 姉妹メールマガジがあります。なぜ姉妹メールマガジンか? だって、作っているのが者、親が同一(私)ですから(「兄弟」でなくて「姉妹」なのはなぜかって? うーんと?)。何をするメールかというと、特徴的なお月様の日を忘れないようにと、その特徴的な月の日に送られるメールマガジンです。このメールマガジンで採り上げる「月の満ち欠けと月齢の関係を知りたい」というお便りを、日刊☆こよみのページにいただきましたので、姉妹メールマガジンとしては、「姉」にあたるだろう日刊☆こよみのページのページとしては、きちんと説明しないといけないなということで、本日はこの紙面をお借りして説明させて頂きます。

◇「お月様のお知らせメール」の一例
 どんなメールなの? 読んだこと無い。という方も大勢いらっしゃるでしょうから、一例をご覧いただきます(短いメールマガジンですので)。

 --------------- 2019/07/25発行 満月のお知らせメール ----------------
 かわうそ@暦が、「お月様のお知らせメール」をお届けします。

 ◆今日(7/25)の夜更けの空に昇る月は【下弦の半月】。
 下弦の月は日付が切り替わる頃に東の空に昇り、夜明け頃には、真南の空の高い場所に見つけることができます。旧暦日による呼び名では【二十三夜の月】です。

 ◆お月様の基礎データ
 ・下弦の半月の瞬間は 7/25 10時18分 (月齢は 22.3)  ※下弦の半月とは、月と太陽の黄経の
  角度差が270度となる瞬間です。
 ・月出:7/25 23時34分 月没:7/26 12時59分 (東京での時刻)
 ・南中(真南に見える瞬間):7/26 6時13分 (東京での時刻)
 ・南中時の月と地球の中心距離は 392400 km (平均距離の 1.02倍)。

 月は平均より 8000km遠く、見かけの大きさはいつもより少し小さいです。
お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。以上、本日のお月様のお知らせメールでした。
次回の配信は、【二十六夜の月】のお知らせメールです。
 --------------- 「お月様のお知らせメール」ここまで ----------------

◇いつ発行されるのか
 お月様のお知らせメールは、次の7種類の月の日、あるいはその前日に発行されます。

  新月 三日月 上弦半月 満月 十五夜月 下弦半月 二十六夜月

 さてどんなお月様か、思い浮かんだでしょうか?ご覧になって、何となくわかって頂けるかと
 思いますが、この7種類の月は二つの系統に分かれます。

1.太陽と月の位置関係で決まる天文学的な月
  太陽と月の黄道座標の黄経という角度の差によって決まる月で、次の4種類があります。

   新月(0°)、上弦半月(90°)、満月(180°)、下弦半月(270°)

 ()内は太陽と月の黄経の差です。ちょうど90°ずつずれているのがわかります。
現在、「満月」という場合は、普通はこの黄経の差による満月を指します。これは、太陽と月の
位置から正確にその瞬間まで計算出来るものなので、天文学的な月の呼び名といってよいでしょう。

2.旧暦日によって決まる伝統的な月
 太陰太陽暦であった旧暦では、日付と月の満ち欠けが、ほぼ連動しますので、月の姿をその日付
で呼ぶ慣習が定着していました。その中から特別 な意味を持つ月を採り上げています。

   (新月)、三日月、十五夜月、二十六夜月

 がそれです。「(新月)」としたのは、太陽と月の位置関係で決まる新月も旧暦の暦月の一日に合
致する月だからです。三日月、十五夜月、二十六夜月は、十五夜月は伝統的に「満月」と見なされ
てきた月であるということ、三日月及び二十六夜月は旧暦月の最初に見える月、最後に見える月
(通常、肉眼で見える月としてという意味で)ということで、特別な月として採り上げています。

◇月齢との関係は?
 実は、このいずれの月も月齢とは直接の関係はありません。旧暦の日付による月については、旧暦月での日付は「≒月齢+1」ですので関係ないとはいえませんが、これも近似的な話に過ぎません。唯一、確実なのは「新月の月齢は0」ということだけです。これは、月齢とは新月の瞬間からの経過日数を表す数字なので、当然というより必然なわけです。

◇いっそ、毎日送れば?
 「なぜ七回だけの配信? いっそ毎日送っては?」といわれたことがあるのですが、このメールは、「あ、今日が満月か」と気づいてもらうためのものとして発行しているものなので、あえて毎日は発行しません。目覚まし時計も、四六時中鳴っていたら、迷惑なだけでしょうから。ちょっと地味で短いメールマガジンですが、「あ、そうか。今日は三日月か」ふと、そんなことに気が付いて空を見上げ、月を探してくれる人が一人でも増えたらいいなと、これからも発行し続けて行こうと思っています。ということで、月に7回程度にしています。

◇話は戻って
 ということで、電話していた昨夜がちょうど下弦の月のお知らせメールの日でした。電話した日が下弦の月の日。下弦の月は日付が変わるころに漸く昇ってきますから、前日はそれよりは1時間弱ほど早く昇るだけ。ということは、月の出は23時前後と検討がつきます。となると、終電時刻なども考えれば電話の彼が見た月は、昇りたての月。だと考えれば、「月がピンク色」の理由も見当つきます。ただ、日が暮れた直後に見える赤い満月とか、見たことあると思うので、月がピンク色っていうのも、初めて見たってわけじゃないとおもうのですが。ま、現代は街の明かりが明るくなりすぎて、お月様が出ていても気がつかないということが多いから、昔なら当たり前だったことも当たり前じゃないのかもしれませんね。街の明かりが明るすぎて、月が出ているのにも気がつかないとは寂しい。そう思った方は、お月様を忘れないためにも、「お月様のお知らせメール」なんていかが?と、最後は姉妹メールマガジンの宣伝で終わる本日の暦のこぼれ話でした。(「2019/07/26 号 (No.4682)」の抜粋文)
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