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ハロウィン(Halloween) [かわうそ@暦]

□ハロウィン(Halloween)
 季節の話題は、「暦のこぼれ話」にとっては重要な話の種。多くの人が関心を寄せるような行事の日などには、うってつけのテーマとなるのですが、中には取り上げることに気乗りがしないものもあります。本日取り上げたハロウィンも、最近ではその「気乗りしないもの」の仲間入りをしたものです(気乗りはしないけど、取り上げちゃってますけれど)。今日は10/31。10/31 はハロウィン。昨今は、秋風が吹き始める10月の始めには、街のあちこちにカボチャのランタンや、お化けの飾りつけが目立つようになりました。20年も遡ればハロウィン自体が、そんなに知られた行事でありませんでしたし、10年遡ったくらいでも、今のような大騒ぎはなかったように思うのですが。最近は少々煩いほど。楽しければ、謂れなんてどうでもいいのという雰囲気の昨今ですから、ハロウィンとはなんなのかなんて関係なく、仮装大会みたいな「日本のハロウィン」を楽しんでいるようです。

◇ハロウィンてなに?
 ハロウィンは元々アイルランドやスコットランドに住むケルト人が信仰したドルイド教の行事でした。ケルトの人々は11/1を新年のはじめの日と考え、その前日にサムハイン祭(「夏の終わりの日の祭り」と言う意味だそうです)を行っていました。ちなみに、この日に終わりとされる「夏」ですがその始まりはいつかというと11/1の半年前の 5/1、メイ・デーがその日に当たります。さて、11/1が新年ですからその前日 10/31は大晦日のようなもの。年の狭間にあたる大晦日には神々の世界が垣間見えるとケルトの人々は考えました。そしてこの日は神が人間に様々な悪戯を仕掛けるとか、悪霊が地上に姿を現し跳梁跋扈すると考えられました。人々は供え物をして神やこの悪霊の悪戯を鎮め、夜はかがり火を焚いてこれが村に近づかないようにしたといいます(かがり火は、夏が終わって力の衰える太陽を助けるためのものという考えもあるようです)。ハロウィンというとトリック・オア・トリート(Trick or Treat, お菓子をくれないといたずらするよ!)と子供たちが仮装をして家々を巡るイメージがありますが、この仮装はハロウィンの日に現れる悪霊の姿を、お菓子は人々の供え物をそれぞれ表しているわけです。ちなみに、このおなじみのフレーズですが、そんなに古いものではないらしく、ある本(※)を読んでいると、英語辞書の最高峰といわれるオックスフォード英語辞典(OED) に初めてこの言葉が載ったのは1939年のことだと書いてありました。なお、この時の辞書の説明には、ここでの「いたずら」とは「逆立ちするぞ」 とか 「なぞなぞ出すぞ」といった程度のものだったとか。うーん、勝手に逆立ち・・・お好きにどうぞ?

  ※ある本
  「ヨーロッパ祝祭日の謎を解く」 アンソニー・F・ヴェニ著 創元社刊

◇ハロウィンはキリスト教の行事?
 ハロウィンのように欧米から入ってきた行事はキリスト教の行事と思われがちですが、既に書いたとおりこれはドルイド教の行事であって、キリスト教とは関係ありませんでした。そのため、キリスト教の教会暦にはハロウィンの文字はありません。とはいいながら全く無関係かと言えばさにあらず。ハロウィンの翌日11/1はカトリックなどでは、諸聖人の日 (All Saints'Day)となっています。この諸聖人の日の英語の古名は All Hallow's Day だったそうで、 10/31はその前日(イブ)と言うことで All Hallows'Eveとなりその短縮形、Halloween が定着したものだと言われます。キリスト教はそれが世界に広がって行く過程で、その土地々々の土着の宗教や祭りの要素を取り込んで行きますが、ハロウィンという行事もそうして取り込まれていった行事の一つといえそうです。本来のキリスト教行事ではありませんでしたが、今では境界線は曖昧になってきているのかも。まあ、日本でハロウィンの仮装を楽しんでいる子供たち(&大人たち)にとっては、キリスト教の行事だったか否かはどうでもよいことかもしれませんがね。

◇どうやって広がったのか
 日本のハロウィンはアメリカで行われたハロウィンが取り入れられたものです。元々はアイルランドなどで行われていた土着の行事でしたが、「悪戯が公認される日」的な祭りであったため、この楽しい行事を懐かしんだアイルランド系の人々がアメリカでもこれを行い、それが広がったものと考えられます。そして多分日本への普及は、おそらく幼稚園や保育園などの行事としてスタートし、幼稚園に通うくらいの小さなお子さんがいらっしゃる家庭から。そして今はかつて幼稚園児だった若者たちのお祭りに。お菓子をもらうだけだった子供たちが大きくなって、経済力を身に着けてくるとこの世代の購買力に目を付けた商売人たちが煽って・・・と、商業ベースで急速に広がっているようです。商売の戦略としては上手くいった作戦だとおもいます(今じゃ、ずっと先輩のバレンタインデーや、ホワイトデーの経済効果をはるかに凌駕しているそうですから)。わずか、10年か20年で拡大した日本のハロウィン。きっと、あと10年もすればずっと昔から続いていた年中行事のように思う人が大半を占めるような時代が来るのでしょうね。その頃には、「年に一度、仮装して街を練り歩いてよい日」という行事になっていることでしょうね!?(「2018/10/31 号 (No.4414) 」の抜粋文)


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2018-10-31 [twitter投稿]



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花蕊(かずい)、色々! [好きなもの、好きなこと]

<ガーベラ>

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<ポットマム>

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<寒牡丹>

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寒牡丹の花蕊(かずい)! [ヘッダー画像]

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福智山ろく花公園
撮影日:2018.10.26
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2018-10-30 [twitter投稿]



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ヤマラッキョウ(山辣韮)の花 ! [ヘッダー画像]

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福智山ろく花公園
撮影日:2018.10.30
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2018-10-29 [twitter投稿]



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フユイチゴ(冬苺)! [ヘッダー画像]

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福智山ろく花公園
撮影日:2018.10.26
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2018-10-28 [twitter投稿]



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