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2018-10-08 [twitter投稿]



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タマスダレ(玉簾)! [ヘッダー画像]

181005no34.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2018.10.05
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体育の日に「運動会」のはなし [かわうそ@暦]

□体育の日に「運動会」のはなし
 今日は祝日、「体育の日」です。東京オリンピックの開会日を記念して祝日となった「体育の日」だったのですが哀しいことに2000年から移動祝日化してしまって、何を記念した祝日だったのか分からなくなってしまいましたが。日付の意味は解りにくくなりましたが、「体育の日」そのものの意味は解りやすい。秋晴れの空の下で、思いっきり体を動かしましょう!ということで、本日は運動会の話です。

◇日本最初の運動会
 日本で「運動会」らしき行事が行われた最初の例は、遡ること1874年(明治7年)のこと。その運動会発祥の地はどこかというと、東京は築地にありました海軍兵学寮。「競闘遊戯(きょうとうゆうぎ)」がそれだと考えられます。残念ながら時期は 3月と言うことですからスポーツの秋で運動会と都合よくは行きませんでした。さてこの競闘遊戯ですが、競い闘うばかりではなくて、「遊戯」とあるとおり、娯楽的な要素の競技も大分混じっていたようです。現在の運動会にも、徒競走のような純粋なスポーツとしての競技の他に、借り物競走や二人三脚といった娯楽的な要素の強い競技が混じっているのは、この元祖運動会からの伝統でしょうか?この競闘遊戯ではどんな競技が行われたのかというと、三段跳びだとか200ヤード競争、綱引き、肩車競争などが行われたようです。まあ、この辺りはまともな競争です(「肩車競争」はどうだろう?)が、変わった競技として目を引くのが、豚追い競争文字通り、子豚を追いかける競技です。追いかけられるのはただの子豚ではなくて、体中に油を塗った子豚だったようです。これを学生たちが追いかけるわけですが、捕まえたと思っても油を塗った子豚なので、つるりと腕を滑り抜けてまた逃げるという具合で、その追いかけっこの様子に見物の人々から、やんやの声援が送られただろうことは容易に想像出来ます。現代の運動会にこれが無いのは残念でなりません。(今の時代にこれをやったら、動物虐待で大問題になるかな?)

◇「運動会」という呼び名
 運動会が、現在のように運動会と呼ばれるようになった最初は1883(明治16)年の東京大学運動会だとされています。二葉亭四迷の小説「浮雲」に、飛鳥山で開かれる運動会に行く息子に小遣いをせびられる場面が登場しますが、その箇所で飛鳥山でうどん会と母親が会の名前を取り違えている様子が描かれています。「浮雲」は1887年に発表された小説ですから、飛鳥山での運動会が始まってから 5年目に書かれています。 5年が経過してもまだ「運動会」という名前はあまり一般的ではなかったことがうかがえます。もしかしたら、この三連休、皆さんも「うどん会」ならぬ「運動会」をご覧になったり、参加したりしたかもしれませんね。スポーツの秋とは言え、普段運動と無縁の生活を送っているような方は、いきなり頑張りすぎて怪我などなさいませんように。それぞれにあった形でスポーツに親しみましょう。(「2018/10/08 号 (No.4391) 」の抜粋文)
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