SSブログ

2019-04-13 [twitter投稿]



nice!(1)  コメント(0) 

オオツルボ(大蔓穂)! [ヘッダー画像]

190413no6.JPG
別名:シラー・ペルーヴィアナ
自宅
撮影日:2019.04.13
nice!(2)  コメント(0) 

潮干狩り [かわうそ@暦]

□潮干狩り
 寒い冬の間は家の中に引きこもりがちだった私たちも、春となり暖かい陽光がさすようになると、その陽光に誘われるように戸外に遊びに出たくなるものです。古くからの戸外での春の遊びと言えば野遊び、磯遊びと呼ばれるものがありますが、本日はその中の「磯遊び」についての話です。

◇春の磯遊び
 春の磯遊びと言えば、ことに有名なのが潮干狩り。現在の四月上旬は、旧暦で行事を行う地域では雛祭りの頃です(2019年の場合、旧暦三月三日は新暦4/7でした)。雛祭りには、蛤(はまぐり)の殻で貝合わせの遊びを行ったり、蛤の吸い物を作るなどの風習がありますが、これは雛祭り(節供の名前では「上巳の節供」)に磯遊びをする風習の一部が残ったものだと考えられます。蛤は磯遊びの「獲物」だったわけです。なぜ雛祭りに磯遊びかといえば、既に書いたとおり気候的に野遊び、磯遊びに適した時期であると共に、「磯遊び」に適したもう一つの理由が有ったからです。その理由とは、「大潮の時期」だと云うことです。

◇潮の満ち干と潮汐力
 海には潮の満ち干が有ります。この潮の満ち干を引き起こす原動力になるのは月と太陽の作り出す潮汐力(ちょうせきりょく)です。月と太陽はそれぞれがそれぞれにその潮汐力によって地球の海の満ち干に影響を与えます(実は海だけでなく、大地もこの潮汐力を受けて変形しています・・・と、これは余談でした)。潮汐力としてみると一番大きな力を持っているのが月で、二番目が太陽。その力の比率は大体

  月の潮汐力 : 太陽の潮汐力 = 2 : 1

 くらいです。潮汐力の特徴は、地球の中心から見て潮汐力の原因となっている天体に向かう地点と、その反対側の地点の二点で最大となると云うことです。よく、月に面した地点の海面が月の引力によって引っ張り上げられるから潮が満ちるのだと考えている方がいらっしゃるのですが、これは間違いで、地球の裏側でも同様に潮が満ちているのです。潮汐力は引力と遠心力の差によって生み出されるものなのでこのような一見不思議な現象が起こります。

◇大潮と小潮
 さて、海の満ち干を作り出す潮汐力の強さは月が一番で太陽が二番目、そしてその比率はおよそ 2:1だと書きましたが、実際の潮汐力はこの二つが組み合わさった形で現れます。 2:1の力は

  ア 2 + 1 = 3 ・・・ 大潮 ・・・ 新月、満月の頃
  イ 2 - 1 = 1 ・・・ 小潮 ・・・ 上弦の半月、下弦の半月の頃

 と云った具合に、組み合わせによってその大きさが変化します。アのように両方の力が合わさって大きくなる場合を潮が大きく変化することから「大潮」、イのように打ち消し有ってしまう場合は潮の変化が小さいので「小潮」と呼びます。大潮の時期は大体新月、満月の頃、小潮は上弦、下弦の半月の頃(実際は、これより1~3日遅れます)となります。潮干狩りなどの磯遊びは潮が大きくひく時の方が都合がよいですから、潮干狩りに出かけるなら「大潮の頃」がねらい目、つまり新月か満月のちょっと後くらいがねらい目だといえます。本日は上弦の月ですから、小潮の時期。潮干狩りは今週ではなくて来週がよさそうですね。
 
◇雛祭りは大潮
 さて「大潮は新月、満月の頃(本当はちょっと後)」と書きました。これから考えると旧暦の雛祭りはちょうど大潮の頃に当たることが判ります。どういうことかいえば、雛祭りの日付は三月三日。旧暦の雛祭りということでいえば、旧暦の一日は新月の日ですから、三日は

  新月の日のちょっと後 ・・・ 大潮

 ということになります。気候もよくなったし、大潮の頃だし、潮干狩りにはちょうどよい日だったんですね。

◇ちょっと遅くなりましたが
 さて、今年の旧暦三月三日は新暦では4/7でした。この記事を書いているのは4/13。遅すぎる・・・。でも大丈夫です。1週間ほど遅れましたが、さらに1週間待てば満月の時期になります。今から1週間、じっくり準備が出来るというものです(言い訳)。既に述べたとおり、来週末は満月の時期、大潮の時期に当たりますから、砂浜ならお昼には大分沖まで潮がひくはず。アサリ、ハマグリが掘り放題?今からワクワクしながら準備しようじゃありませんか。(でも私、貝は苦手で食べられないのですけれどね)(「2019/04/13 号 (No.4578)」の抜粋文)

nice!(0)  コメント(0) 

今日(4/13)の夜空に見える月は【上弦の半月】です [かわうそ@暦]

◆今日(4/13)の夜空に見える月は【上弦の半月】。
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【九日月】です。

◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 4/13 4時 5分 (月齢は 7.4) ※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:4/13 11時 9分 月没:4/14 1時45分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):4/13 18時29分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 370700 km (平均距離の 0.96倍)。

 月は平均より 13700km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
nice!(0)  コメント(0)