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2019-04-21 [twitter投稿]



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アンスリウム(アンスリューム)! [ヘッダー画像]

190419no81.JPG
JA直鞍 なのはなガーデン
撮影日:2019.04.19
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コンピューターと復活祭 [かわうそ@暦]

□コンピューターと復活祭
 本日は2019年の復活祭(イースター)の日(西方教会系での日付、東方正教会系では 4/28)です。ということで、復活祭の日付にまつわる話を一つ。

◇面倒くさい計算はコンピュータで
 面倒くさい計算をする場合の強い味方といえば、コンピュータ、電子計算機です。いやいや計算に使う道具といえば、そろばんだとおっしゃる方、電卓だという方いらっしゃるかもしれませんが、ここは、私の話に付き合って「コンピュータだ」と思って下さい。(※電卓は、電子計算機の仲間ですね。電子式卓上計算機ですから・・・))このコンピュータの英語の綴りは「computer」。この言葉は、計算するという意味の「compute」 から出た言葉です。面倒くさい計算をしてくれる機械、それがコンピュータというわけですね。電子計算機が登場するまでは計算をする人がcomputerと呼ばれていました。さてこの英語のcompute はラテン語の「Computus」がその語源だと云われます。この言葉の意味は「計算する」「総計する」という意味です。

◇暦の計算も、面倒くさい
 面倒くさい計算にはいろいろあるでしょうけれど、日刊☆こよみのページやWeb こよみのページなどで取り扱う各種の暦計算もそうした面倒くさい計算の一つ。日刊☆こよみのページに毎日掲載している日月出没時刻や、今日の暦データなどもコンピュータが無ければ、計算するのは大変で、このメールマガジンの名前は「月刊☆こよみのページ」になっていたことでしょう。コンピュータ様々です。こよみのページを作る私に限らず、暦計算に関わった古今の大勢の人々についても、事情は同じです。沢山計算しなくちゃいけなかった。とっても大変だったわけです。そんな面倒な暦計算の中でも昔からみんなの頭を悩ませたものの一つが復活祭の日付の計算でした。

◇毎年変わる復活祭の日付とComputus
 昨日の暦のこぼれ話でも触れているように、キリスト教の復活祭の日付は毎年日付が変化する移動祝日です。どんな風に日付が変化するかというと

  春分の日以後の満月の日を過ぎた最初の日曜日

 というのがその変化の決まり。見ただけで「・・・」と言葉を失ってしまいそう。もうちょっと判りやすい規則にしてくれていたらよかったのに。ぼやいてみても仕方ありません。しかしこの御蔭で、来年の復活祭の日付はいつかなんて疑問が浮かんでも、そう易々とは答えられなく成ってしまいました。こんな質問をされてしまうと、ちょっと待ってください。いまから面倒くさい計算しますからということになります。経済活動も今よりずっと少なく、ノンビリ(?)していた中世時代には複雑な計算自体が少なかったと想像出来ます。そんな中にあって面倒でも必ずしなければならない重要な計算はといえば、復活祭の日付を求めるための計算でした。このため、本来は「計算すること」を表す言葉であったComputus(コンプトゥス)は、いつしか「復活祭の算出法」を表す言葉となってしまいました。こよみのページにも復活祭の日付を計算するページがあります。(キリスト教の移動祝日計算 http://koyomi8.com/sub/easter.htm)このページでの暦日計算ももちろん、コンピュータを使って行っています。コンピュータと復活祭、関係のなさそうなこの二つのことがらですが、いろいろたどると、行き着く先は「Computus(コンプトゥス)」という一つの言葉に行き着きます。世の中、いろいろなものがいろいろなところで結びついているものですね。ということで復活祭にあたった本日の暦のこぼれ話にはコンピュータと復活祭の意外な関係を採り上げてみました。コンピュータ。今では日本の全人口の半分くらいは生まれたときからこれが身の回りにあり、コンピュータが無かった時代があったなんて想像が出来ないという世代で占められるようになってきました。物心ついた時に、まだ身の回りにはコンピュータも電卓もなかったという私のような世代は、そろそろ「絶滅危惧種」かも知れませんね。(「2019/04/21 号 (No.4586)」の抜粋文)

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