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KAGAYA (@KAGAYA_11949) [twitter投稿]


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2020-06-18 [twitter投稿]



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ヒペリカム! [ヘッダー画像]

200612no7.JPG
撮影日:2020.06.12
福智山ろく花公園
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雨の匂い [かわうそ@暦]

□雨の匂い
 あ、傘持ったかな?玄関を出た途端に傘の所在が気になる、そんなことがあります。なぜ急に傘が気になったのかな?そうだ雨の匂いを感じたからだ。目に見えず、触ることも出来ないものなので、「雨が近いかな?」と思っても、そう思ったきっかけが匂いだと気がつかないことも多いのですが、嗅覚というやつは、意外に人の行動を左右するものなのです。

◇雨の匂い
 「雨の匂い」を感じることがありますが、なぜ雨に匂いがあるのかなと不思議に思います。雨の匂いとは言いますが、ずっと雨が降り続いているときにはそれはあまり感じることがありませんから、どうも雨そのものの匂いでは無さそうです。だって、雨そのものの香りなら、雨が降り続くほどその香りが強くなるはずですから。どうも、晴れた日が続いたあと、久しぶりに雨が降る、そんなときに雨の前触れのようにこの「雨の匂い」がするようです。長年疑問に思っていたのですが、ある本(※)を拾い読みしていたら、そこにこの「雨の匂い」の正体についての記述を見つけました。(※この本は、「季節と暮らす 365日」 日本気象協会編)その説明によれば、雨の匂いは植物に由来するペトリコールと土中の細菌に由来するジオスミンと云うものだそうです。ペトリコールは、日照りが続き、植物の発芽生育に過酷な状況の時に植物が発生する一種の油だそうです。この油は種子の発芽を遅らせるはたらきがあるそうです。植物が種子に、今はまだ芽を出してはいけないよと知らせるためのサインなのです。その雨が降ると土や岩に吸着したその成分が解き放され、雨の匂いとして感じられるようです。あ、雨の匂いだと私が感じたのは、どこか近くで雨が降り始めペトリコールが大気中に放出されているからなのでしょう。私にとっての「雨の匂い」は、地に落ちた植物の種子にとっては、発芽を抑制していた物質が洗い流された証ですから雨が降ったから、もう芽を出しても大丈夫というサインでもあるわけです。「雨の匂い」のもう一つのジオスミンの方は、地中の細菌が発する匂いで、一種のカビ臭。少量ならば「大地の匂い」ともいえそうですが、大量になるとちょっと辛いかも。こちらは、雨が近づき湿度が上がるとそれに反応して土中の細菌が発生させるのだとか。また、雨降り前だけでなく雨上がりの土からも匂って来ます。そういえば、雨が上がり、土か乾きだしたばかりの時に這いつくばって巣穴に出入りする蟻を眺めていた時(昔々のはなしですよ)に嗅いだ「土の匂い」が、あれだったようです。6/11に梅雨入り(2020年の東京)しましたが、ここ3日ほどはよい天気。でもそろそろ雨が戻ってくる頃でしょう。出かける際には鼻をクンクンさせて、ペトリコールやジオスミンの匂いに注意したほうがよさそうです。(「」の)
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