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4/6は「寒の戻りの特異日」 [かわうそ@暦]

□4/6は「寒の戻りの特異日」
 春となり、日毎に暖かさを増す頃にあって、突然寒さがぶり返す日があります。こうした寒さのぶり返しを寒の戻りとか、余寒とかいいます。「暑さ寒さも彼岸まで」とはいいながら、そうきっぱりとは割り切れないのがお天気の世界。お彼岸を半月過ぎても思い出したように寒さがぶり返す日があります。今日、 4/6はそうした寒の戻りが起こりやすい日で、「寒の戻りの特異日」とされます。

◇特異日(とくいび)
 気象学的な理由は不明ながら、統計的には毎年その日に特定の天気が現われる傾向が強い日のことを特異日といいます。「特定の天気」には晴れや雨だとか、猛暑の日だとか、台風来襲だとかいろいろあります。「記録してみたら、なんだかやけにこの日は雨が降る日だ」といった具合で

   訳はわからないけれど、とにかくよく、○○となる日

 ということです。なぜこんなことが起こるのか、そもそも何か理由があってそうなっているのか、単なる偶然か。特異日には、なにがしかの理由があると考えられるもの(規模の大きな流星群のあった何日か後は雨だとかという説とか・・・)もあれば、サイコロを振ったら、続けて同じ目が出たというレベルの単なる偶然まで。まだどれもはっきりとはせず、説の段階ですから「訳はわからないけれど、とにかくよく○○となる日」とされているに留まっています。将来はその「訳がわからない」部分が解明されるかも知れませんが今のところは。また「晴れ」とはいっても日本全国みんな晴れなんていう日は滅多にないことから判るとおり、「○○の特異日」とはいっても、これには地方毎に違いがあります。では、この日刊☆こよみのページにも時々登場する特異日は何処の?といわれると、基本的には東京でのものですということになります。東京以外の方(私も含め)、ごめんなさい。

◇さて本日は
 寒いといえば寒い気もしますが、二三日前の方がもっと寒かった気が。今年に関していえば「寒の戻りの特異日」はややはずれの気配。まあ、寒がりの私からすれば外れてくれてよかったと言うところですが。東京にお住いの皆さん、東京はどうでした? 寒かったでしょうか?

                          (「2023/04/06 号 (No.6032)」の抜粋文)
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2023-04-06 [twitter投稿]



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今日(4/6)の夜空に見える月は【満月】です [かわうそ@暦]

◆今日(4/6)の夜空に見える月は【満月】。
月は日暮れの頃に東の空から昇り、翌日の夜明け頃に西の地平線に沈んでゆきます。新月から数えて15日目の十五夜の月と満月は同じものと考えられがちですが、十五夜と満月が同じ日になる確率は50%以下。案外はずれています。(今回も一致しませんでした)旧暦日による呼び名では【十六夜の月】です。

◆お月様の基礎データ
・満月の瞬間は 4/6 13時35分 (月齢は 15.5)
 ※満月とは、月と太陽の黄経の角度差が180度となる瞬間です。
・月出:4/6 18時13分 月没:4/7 5時47分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):4/7 0時 4分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 389600 km (平均距離の 1.01倍)。

 月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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