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ラケナリア ! [ヘッダー画像]

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別名:アフリカヒアシンス
2023.03.19撮影
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駅弁の日(4/10) [かわうそ@暦]

■駅弁の日(4/10)
 たまに、列車で旅行するようなときにお世話になる駅弁。今日はそんな駅弁にまつわる記念日です。現在はほとんど出発前の駅で購入するか、はたまた車内販売で購入する駅弁ですが、その昔は首に回した紐でつった箱に大量の弁当を入れて、停車中の客車に近づいて駅弁を売り歩く立ち売りの姿を目にしたものです(年齢がばれる?)。客車の窓を開けて立ち売りから駅弁を購入するのって、なんだか「旅行している」という気分を高めてくれるものでした。今でも駅弁の立ち寄りが残っている駅があるようですが、残っているとはいっても「駅弁の立ち売りのある駅」ということが話題になるくらい、数が少なくなってしまっているとうのが現実です。まあ、近頃の客車には窓が開かないタイプも多いですから、昔風に窓を開けて弁当を買うということ自体が出来ないので仕方がないとも言えますが。今日の「駅弁の日」は、その由来を見るとよくある語呂合わせ風(こちらは文字の組み合わせ)の記念日で、それ以上の意味はないのが残念です。ちなみに、今日の記念日の中にはもう一つ、駅弁にまつわる記念日があります。7/16の「駅弁記念日」がそれです。今日の「駅弁の日」には、さしたる由来が見つからなかったので、7/16の「駅弁記念日」に援軍を求めて、駅弁の始まりを見ると「1885(明治18)年、この日(7/16)に開業した日本鉄道東北本線の宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売された。宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平が、その旅館に宿泊していた日本鉄道の重役の薦めで販売した。握り飯2個とたくあんを竹の皮に包んだもので、値段は5銭。」が「駅弁記念日」の由来。今日の「駅弁の日」にもこのくらいの確りとした由来があってくれれたらななんて、そんなことを思いながら今日の「駅弁の日」の話を終わります。ちなみに、最初の駅弁の値段の5銭は、握り飯2個とたくあんという内容からすると結構なお値段だったようです(明治18年当時、天丼の値段が4銭くらいだったとか)。まあ、当時は列車の本数も少なかったでしょうから、商売を考えたらこれくらいの値段は仕方がなかったでしょうね。それに多少高くてもそこには「旅の気分代」も含まれていると考えれば、けっして高い買い物ではなかったかもしれませんね。

                          (「2023/04/10 号 (No.6036) 」の抜粋文)
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