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今日(3/16)の夜更け、日付が変わる頃に空に昇る月は【下弦の半月】です [かわうそ@暦]

◆今日(3/16)の夜更け、日付が変わる頃に空に昇る月は【下弦の半月】。
下弦の月は日付が切り替わる頃に東の空に昇り、夜明け頃には、真南の空の高い場所に見つけることができます。旧暦日による呼び名では【二十二夜の月】です。

◆お月様の基礎データ
・下弦の半月の瞬間は 3/16 18時34分 (月齢は 21.8) ※下弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が270度となる瞬間です。
・月出:3/17 1時15分 月没:3/17 11時 9分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):3/17 6時13分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 385400 km (平均距離の 1.00倍)。

 月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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2020-03-16 [twitter投稿]



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ボケ(木瓜)の花 ! [ヘッダー画像]

200316no21.JPG
撮影日:2020.03.16
自宅
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KAGAYA (@KAGAYA_11949) [twitter投稿]


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今日は「春社」で「十六団子」の日 [かわうそ@暦]

■今日は「春社」で「十六団子」の日
 2020年3月16日、今日は春の社日、春社です。春分、秋分の日に最も近い戊(つちのえ)の日を社日(しゃにち)といいます。春分、秋分の日に最も近いとあることでわかるとおり、春と秋の二回あります。春の社日は春社(はるしゃ)、秋の社日は秋社(あきしゃ)と呼んで区別する事もあります。

◇社日とは
 社日とは暦では雑節と呼ばれるものの一つで、神事に関係する行事です。社日の「社」は土地の神、「産土神(うぶすながみ)」を祀った神社にお参りして五穀を供えて豊作を祈り(春社)、また秋の初穂を供えて収穫に感謝する(秋社)ものです。その内容を見るとなるほどとわかるとおり、その土地の神にその地が豊かな実りを産み出す事を祈る行事です。年中行事の多くが中国生まれですが、この社日もまた中国生まれ。古代中国ではこの日に人々が集まって一緒に飲食する習慣があり、それが日本に伝来したものと考えられます。社日が「戊の日」に行われる理由は、十干の戊が五行説では土の徳を備えたものとされること(つちのえ:土の兄)から、土の霊力を祭る日として選ばれたものと考えられます。

◇社日の日取り
 社日は、春分・秋分の日に最も近い戊の日とすると書きましたが、たまに困ったことが起こります。それは、春分・秋分の日が癸(みずのと:水の弟)の日になってしまったとき。こうなると、この日の前後の戊の日がどちらも 5番目になってしまうので、どちらにするか問題が発生するわけです。この辺りに「流派によって日取りが異なる」なんていう問題が生まれるのですが、こよみのページの場合は、春分・秋分の瞬間が午前中なら前の戊の日、午後なら後の戊の日としています。

◇社日の禁忌
 社日は元々土地の神様、また農耕を司る「土の神様」の日と考えられますからこの日に土をいじる、掘り起こすなどの行為を忌む風習があります。土いじりは神様の歩行を妨げるとか、土掘りは神の頭を掘ることだとか考えられたようです。

◇「十六団子」の日
 本日、3月16日は田の神様をお迎えするために、上新粉(米の粉)で作った団子16個をお供えする、十六団子の日でもあります。この田の神様は日本の農業神ですが田の神様は同時に山の神様でもあって、春になると山から下りて田の神となり、収穫が済んだ秋にには再び山へ帰ってゆくと云う神様です。農業が主要な産業であった日本ではこの田の神・山の神を信仰し、これを祀る多くの年中行事がありますが、中国から渡って来た社日は、元々が土地の神を祀る行事でしたから、土地の生産力を司る田の神信仰と上手く結びついて、春社は田の神迎えで秋社は田の神送りの行事と考えられるようになりました。そしてそれはまた、農作業の始めや終わりの一つの目安ともされました。さてさて、最近は「彼岸行事」に呑み込まれてしまって影の薄い社日であり十六団子の日ではありますが、産土神や田の神様をへの感謝もお忘れなく。(「2020/03/16 号 (No.4916)」の抜粋文)
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