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2018-12-08 [twitter投稿]



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ツバキ(椿)! [ヘッダー画像]

181207no53.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2018.12.07
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事の八日(ことの ようか) [かわうそ@暦]

□事の八日(ことの ようか)
 12月 と 2月の 8日は、「事の八日」といいます。「事の八日」は事納めの日でありまた、事始めの日でもあります。事納めと事始めが同じなのはなぜかというと、そこで終える「事」と始める「事」が誰に対する「事」なのかの違いです。

◇12月と2月の「事の八日」
 「事の八日」は12月と2月にあります。これはなぜか?「事の八日」では何が「納められ」、何が「始められ」るのか。まずは12月の「事の八日」について考えてみましょう。12月の「事の八日」で「納め」るもの、それは農作業です。12月の「事の八日」の日には作物の収穫を終え、その後片付けも済んで一年の農作業はこの日を以て暫し休みとなります。一年の仕事を為し終えた事を感謝し、仕事を終えるの「事納め」です。では「始め」のほうはなにか。こちらは、年神を迎えるための正月行事(準備から後片づけまでを含め)を始める日だという考えです。つまり年越しの神事が始まる「事始め」なのです。「事納めの日」が同時に「事始めの日」となるのは、人間の日常の期間と年神を迎えるための正月行事という神事の期間とを分ける日であるからです。12月の「事の八日」が農作業の納めの日であり、正月行事の始めの日であるとすれば2月の「事の八日」は何を納め、何を始める日なのでしょう。2月の「事の八日」で納める事は正月行事、そして始めるのは農作業。12月と2月の「事の八日」はまるで表裏のように反対の行事なのですが、切り離すことの出来ないものであるという点でも、表裏のような一対の行事なのです。

◇お事汁
 12月と 2月の「事の八日」には大根や人参、里芋やコンニャク、ゴボウといった作物を入れたお事汁(おことじる)というみそ汁を作って食べる風習が有ります。中身を見るといかにも「農作業の始めと終わり」の日に食べる食べ物に相応しいものですね。私自身はこの「お事汁」を食べる行事を経験した記憶が有りませんが、読者の皆さんにはお事汁の風習が残る地域の方もいらっしゃると思います。我が家のお事汁といった情報が有れば教えてください。

◇針供養の日
 「事の八日」に行われる行事として思い出されるものに「針供養」があります。針供養は江戸時代に始まった行事だそうです。「事の八日」が12月と2月の8日にあるように、針供養も12月で行うところと2月に行うところがあります。どちらが有力かと強いていえば、2月 8日のほうでしょうか?針供養は、一年の間活躍してくれた古い針を神様に納め、豆腐などの軟らかい物に刺して休ませて、やがては塩をかけて土に返す行事です。一年の仕事を終えた事納めの日に行うという考えと、一年の仕事を始める事始めの日からは、新しい針で仕事するので、役目を終えた古い針を供養するという考え方があることから、針供養の日付が二通りできたのでしょう。どちらの考えであっても、古い道具を大切に扱う気持は同じ。大切に残したい行事です。さて、事納め(あるいは事始め)の本日、お事汁を食べたとか、針供養を行ったとか、この行事に関わる何かを行ったという人はどれくらいいらっしゃるでしょうか。私の場合、針供養は無いですが、お事汁は有ってもいいかなと思っています。自分で作るのかな? それが難問ですけれど。(「2018/12/08 号 (No.4452) 」の抜粋文)
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