KAGAYA (@KAGAYA_11949) [twitter投稿]
本日の夕暮れ空の一瞬の光景。
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) 2018年12月9日
地球照を抱いた三日月と寄り添うように光る土星。
ほんのひととき共に輝き沈んでいきました。
(北海道にて撮影)
今日もお疲れさまでした。明日からもおだやかな1週間になりますように。 pic.twitter.com/lFS2jLbpIH
2018-12-09 [twitter投稿]
hippocampus460ツバキ - 絵画風 https://t.co/s8HjWrv8i812/08 15:43 hippocampus460おはようございます!7時起床、天気 /満ちていく三日月(8時02分、輝面比2%)視認できず。今日は三日月、月齢1.6。月の出:8時33分、月の入:18時51分です(北九州) /今朝の空は雲量の割合が高いが一部晴れ間有り。PM2… https://t.co/GglkHdiCfR12/09 08:07 hippocampus460『黄昏の長さ』hippo@home|https://t.co/frevvO9Pvw12/09 13:02 hippocampus460『マユミ(檀、真弓、檀弓)の実 !』hippo@home|https://t.co/ExzooLBhYt12/09 16:33 hippocampus460日中は晴れたが、寒かった(((=_=)))ブルブル PM2.5のレベルは5(6→5)、AQI:良い /午前中、菜園作業。寒かったので防寒仕様のアノラックを着て除草作業と畝に土寄せをする。どの野菜も順調に育っている(*^_^*)… https://t.co/0bZ6UHr5Vg12/09 16:53
黄昏の長さ [かわうそ@暦]
■黄昏の長さ
先日、「日没の時刻が一番早い頃」の話を書いたところ、日が沈んでから真っ暗になるまで、どれくらいですか?という御質問を頂きましたので、本日はその話です。
◇「黄昏時」と「かわたれ時」
日が沈み、夜のとばりがあたりを覆うまでの間の時間を「黄昏時(たそがれどき)」といいます。では夕方の黄昏時に対して夜明け前の薄明かりの時は何かというと、こちらは「かわたれ時」といいます。「黄昏時」と「かわたれ時」という言葉は
誰ぞ彼 (たれぞかれ) → たそがれ → 黄昏時
彼は誰ぞ(かわたれぞ) → かわたれ → かわたれ時
つまり「あの人は誰?」と人の顔がハッキリとわからない程の明るさの時間帯を差す言葉です。
元々は明け方でも夕方でも使えた言葉のようですが、今は
黄昏時 ・・・ 夕方
かわたれ時・・・ 明方
と使い分けるようです。
◇薄明(はくめい)
黄昏時、かわたれ時のぼんやりした明るさのことを薄明(はくめい)といいます。日は沈み(または、昇る前)ですが空が明るく、その空の明かりで地上もぼんやり明るい状態、それが薄明です。薄明を明方と夕方で区別する場合は
払暁(ふつぎょう) ・・・ 明方
薄暮(はくぼ) ・・・ 夕方
と使い分けることがあります。薄明がみられる理由ですが、日没後の空を見上げるとあたりは暗いのに高い雲だけが光っていることがあることを思い浮かべてもらうと解りやすいと思います。これは地球が丸いために、地上には太陽の光が届かない状態でも高いところには日の光が届いているために見られる現象です。「薄明」地帯では太陽は地平線下にあって直接太陽の姿を見ることは有りませんが頭上を眺めてみれば、空の高い部分の大気には太陽の光が当たっていますから、太陽の光は地球大気によって散乱(レイリー散乱)されます。散乱された光は四方八方に向かいますから、その一部が地上へも降り注ぎ、このため薄らと明るい状態が続きます。これが薄明です。
◇薄明の時間
薄明、最初から最後まで同じ明るさではありません。夕方の薄明なら日没から徐々に明るさが失われ、やがて真っ暗な夜を迎えます。薄明は、この明るさの違いによって3つの区分に分けることがあります。その区分は次のように定義されています。
・常用薄明(市民薄明)
日出没~太陽の地平高度が-6°までの間
明るい 戸外での活動に支障の無い明るさ
・航海薄明
太陽の地平高度が-6°~-12°の間
やや暗く、1~2等星が見え、地平線や水平線も識別できる。
・天文薄明
太陽の地平高度が-12°~-18°の間
かなり暗い 星座を形作る星の大部分が見える。
空にはかすかな明るさが残るのみ。
そして天文薄明が終わると「夜」となるわけです。薄明の区分は本来はその明るさによって行われたものです。ですから当日の天候によっては早かったり遅かったりということになりますが、それではそのときになってみないと解らないことになって不便きわまりないので、現在は目安として太陽の地平高度で区切っています。太陽の高度で区切るとなればこれは計算で求められます。では早速。北緯35°付近で冬至・春分(秋分)・夏至の頃の日没から常用薄明、航海薄明、天文薄明の終わるまでの時間を計算すると次のようになります。
冬至 常用薄明 27.8分 航海薄明 59.5分 天文薄明 90.4分
春分 常用薄明 24.9分 航海薄明 54.3分 天文薄明 83.9分
夏至 常用薄明 29.3分 航海薄明 66.1分 天文薄明 106.7分
長いような、短いような?その感覚は人それぞれでしょうね。あなたの感覚に合う「薄明」はどれでしょうね。それぞれに考えてみて下さい。(「2018/12/09 号 (No.4453) 」の抜粋文)
先日、「日没の時刻が一番早い頃」の話を書いたところ、日が沈んでから真っ暗になるまで、どれくらいですか?という御質問を頂きましたので、本日はその話です。
◇「黄昏時」と「かわたれ時」
日が沈み、夜のとばりがあたりを覆うまでの間の時間を「黄昏時(たそがれどき)」といいます。では夕方の黄昏時に対して夜明け前の薄明かりの時は何かというと、こちらは「かわたれ時」といいます。「黄昏時」と「かわたれ時」という言葉は
誰ぞ彼 (たれぞかれ) → たそがれ → 黄昏時
彼は誰ぞ(かわたれぞ) → かわたれ → かわたれ時
つまり「あの人は誰?」と人の顔がハッキリとわからない程の明るさの時間帯を差す言葉です。
元々は明け方でも夕方でも使えた言葉のようですが、今は
黄昏時 ・・・ 夕方
かわたれ時・・・ 明方
と使い分けるようです。
◇薄明(はくめい)
黄昏時、かわたれ時のぼんやりした明るさのことを薄明(はくめい)といいます。日は沈み(または、昇る前)ですが空が明るく、その空の明かりで地上もぼんやり明るい状態、それが薄明です。薄明を明方と夕方で区別する場合は
払暁(ふつぎょう) ・・・ 明方
薄暮(はくぼ) ・・・ 夕方
と使い分けることがあります。薄明がみられる理由ですが、日没後の空を見上げるとあたりは暗いのに高い雲だけが光っていることがあることを思い浮かべてもらうと解りやすいと思います。これは地球が丸いために、地上には太陽の光が届かない状態でも高いところには日の光が届いているために見られる現象です。「薄明」地帯では太陽は地平線下にあって直接太陽の姿を見ることは有りませんが頭上を眺めてみれば、空の高い部分の大気には太陽の光が当たっていますから、太陽の光は地球大気によって散乱(レイリー散乱)されます。散乱された光は四方八方に向かいますから、その一部が地上へも降り注ぎ、このため薄らと明るい状態が続きます。これが薄明です。
◇薄明の時間
薄明、最初から最後まで同じ明るさではありません。夕方の薄明なら日没から徐々に明るさが失われ、やがて真っ暗な夜を迎えます。薄明は、この明るさの違いによって3つの区分に分けることがあります。その区分は次のように定義されています。
・常用薄明(市民薄明)
日出没~太陽の地平高度が-6°までの間
明るい 戸外での活動に支障の無い明るさ
・航海薄明
太陽の地平高度が-6°~-12°の間
やや暗く、1~2等星が見え、地平線や水平線も識別できる。
・天文薄明
太陽の地平高度が-12°~-18°の間
かなり暗い 星座を形作る星の大部分が見える。
空にはかすかな明るさが残るのみ。
そして天文薄明が終わると「夜」となるわけです。薄明の区分は本来はその明るさによって行われたものです。ですから当日の天候によっては早かったり遅かったりということになりますが、それではそのときになってみないと解らないことになって不便きわまりないので、現在は目安として太陽の地平高度で区切っています。太陽の高度で区切るとなればこれは計算で求められます。では早速。北緯35°付近で冬至・春分(秋分)・夏至の頃の日没から常用薄明、航海薄明、天文薄明の終わるまでの時間を計算すると次のようになります。
冬至 常用薄明 27.8分 航海薄明 59.5分 天文薄明 90.4分
春分 常用薄明 24.9分 航海薄明 54.3分 天文薄明 83.9分
夏至 常用薄明 29.3分 航海薄明 66.1分 天文薄明 106.7分
長いような、短いような?その感覚は人それぞれでしょうね。あなたの感覚に合う「薄明」はどれでしょうね。それぞれに考えてみて下さい。(「2018/12/09 号 (No.4453) 」の抜粋文)