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2019-02-14 [twitter投稿]



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アカバナマンサク(赤花満作)! [ヘッダー画像]

190213no26.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2019.02.13
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【綸言汗の如し】(りんげんあせのごとし) [かわうそ@暦]

【綸言汗の如し】(りんげんあせのごとし)
 綸言は君主の言葉。汗は一度出ると二度と体内に戻せないように、君主が一度口にした言葉は訂正したり、取り消したりすることは出来ないということ。出典は『漢書 劉向伝』。《成語林・初版》

 「昨日の私の発言は、撤回させていただきます」最近では慣れっこというより、耳にタコが出来るくらいよく聞く言葉です。大体は、〇〇大臣といわれるほどの要職に就かれている方が、この言い回しをよくなさるようです。大臣とまで呼ばれる方々が、あまりにポンポンと撤回しなくちゃいけないような発言をなさるのか。私もおしゃべりですけれど、偉くないから済んでいるだけの話で、他人事と笑えないような発言をしているかもしれませんけれど、自分に置き換えてそうは思ってみても、「それはないよ」というようなレベルのものも多いように思えます。「綸言汗の如し」の出典になっている話は、まだ子どもであった皇帝がその弟との遊び(ままごと遊びのようなもの?)の中で、「お前を○○国の王に任命する」と言ったところ、すぐに書記官がその言葉を書き留め、実際に皇弟に王の印綬を授与する準備を始めたという故事です。もちろん、言い出した皇帝は、遊びの中での発言でしたから、慌ててこれを取り消そうとしましたが「皇帝の言葉は汗のようなもので、一度口にしてしまった以上これを戻すことは出来ません」書記官に諭され、結局そのまま皇弟に王の印綬が与えられてしまいました。冒頭でぼやいたのは、近頃の日本(に限りませんけど)の政治家の発言であって君主の話ではありませんが、影響は同じ。大臣まで呼ばれる地位にある人物の発言は、撤回すれば済むというものではありません。責任ある地位に就くことを承諾した以上は、どの発言であっても自由な一個人の発言というわけにはいきません。一度発してしまった言葉の影響力を、まずはご自身が知っていただかなくては。自分の言葉の重さををわきまえない人物を大臣に任命してしまってもいけないのでしょうね。(「2019/02/14 号 (No.4520)」の抜粋文)
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