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2019-06-09 [twitter投稿]



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コクリオステマ・オドラティッシムム ! [ヘッダー画像]

190601no93.JPG
北海道大学植物園
撮影日:2019.06.01
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【蟷螂の斧】(とうろうの おの) [かわうそ@暦]

【蟷螂の斧】(とうろうの おの)
 (「斧」はカマキリの前脚を指す。小さなカマキリが前脚をふりあげて大きな車に向かってゆくという、「荘子」などに見える話から)自分の微弱な力量をかえりみずに強敵に反抗すること。はかない抵抗のたとえ。「蟷螂が斧」「蟷螂が斧を以て隆車に向かう」とも。平家物語7「蟷螂の斧を怒らかして隆車に向ふが如し」《広辞苑・第六版》

 蟷螂(とうろう)はカマキリのことです。昔、斉の荘公が狩りに向かう途中、荘公の乗る車の車輪の前に立ちふさがり、その車輪に向かって今にも斧を振り下ろそうとしている小さな虫がいました。荘公が御者にその虫の名を尋ねると御者は、「カマキリ(蟷螂)です。この虫は進むことのみを知って、退くことを知りません。自分の力を知らずに、軽々しく大敵に向かって行きます。」と説明しました。これを聞いた荘公は「ああ、この虫がもし人間であったなら、きっと天下一の勇者となったことだろう」と言って、その天下の勇者に道を譲るように、この虫を避けて車を進めさせた(『韓詩外伝』)という故事があります。荘公はその勇気を称えましたが多くの場合、カマキリのこの行動は無謀な行いと考えられます。天下一の勇者になるためにはまず、生き残らないと。昔、我が家に小さな侵略者が侵入したことがあります。侵入方法は、トロイの木馬よろしく、松の小枝にこっそりと隠れて。実は、正月の松飾り用に切ってきた松の小枝にカマキリの卵が産み付けられていたことに気が付かなかった私のミスでした。気が付かないまま冬が過ぎ、春がやって来るとこのカマキリの卵がふ化してしまいました。そして現れた小さなカマキリの群れが我が家に現れた侵略者の正体です。侵略者なんて言いましたが、手引きしたのは、私自身でしたから、本当は「お客様」だったのかな?さて、こうして我が家に現れた侵略者ないしはお客様のカマキリ、小さい連中(お客様の場合は「小さな方々」)でしたが、数がすごかった。流石に、その数で家中を歩かれてはたまらないので、ひとまずは外へ。掃除機&帚とちり取りで家の中から玄関前のプランターに居場所を移ってもらいました。玄関前のプランターとはいえ、一応は戸外。厳しい世界に通じていますから始めはすごい数だったのですが、あっという間に数は減って、初夏の頃にはほんの数匹に減ってしまいました。体長は4~5センチくらいだったでしょうか。プランターに植えられた白粉花の葉っぱに載って、小さいながらも一人前に蟷螂の斧を構えた姿を今でも思い出します。カマキリの前足は、日本ではカマキリというくらいで「鎌」に見立てていますが、今日取り上げた中国の故事からすると中国では「斧」と見立てるようです。斧ですか? 国によって見方が違います。この虫の英名は「mantis」。このmantisの語源はギリシャ語の「預言者」を指す言葉だとか。どうやらギリシャでは、あの前足を上げた姿を祈りの姿と見たようです。いわれてみれば、なんだか祈りの姿にも思えてきます。その昔、我が家に住み着いていたカマキリは前足を上げながら何かを祈っていたのでしょうか? 今日一日の餌と今日一日の命かな?小さな虫ですが、あの斧(鎌)をもって、日々に祈り、そして雄々しく生きていました。(「2019/06/09 号 (No.4635) 」の抜粋文)

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