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2019-06-10 [twitter投稿]



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クリンソウ(九輪草)! [ヘッダー画像]

190601no179.JPG
北海道大学植物園
撮影日:2019.06.01
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今日(6/10)の夜空に見える月は【上弦の半月】です [かわうそ@暦]

◆今日(6/10)の夜空に見える月は【上弦の半月】。
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【八日月】です。

◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 6/10 14時59分 (月齢は 6.8) ※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:6/10 11時22分 月没:6/11 0時32分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):6/10 18時 1分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 370400 km (平均距離の 0.96倍)。

 月は平均より 14000km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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「時」の博覧会と時の記念日 [かわうそ@暦]

■「時」の博覧会と時の記念日
 今日は6/10は「時の記念日」です。時の記念日の日付は、「漏刻(ろうこく)」と呼ばれる時計によって時刻を人々に知らせることが始められたことを記念するもので、日本書紀によれば、天智天皇の十年四月二十五日 (グレゴリウス暦で表すと AD671/6/10)となることから定められました・・・って、いつ誰が定めたの?

◇「時」博覧会
 時代は大正時代。明治時代に怒濤のように流れ込んできた西洋文明も、大分日本に定着し、それまでの日本の文化とも混じり合って、生活の中に溶け込んで、落ち着き始めた時代です。この頃になると、今で言うところの社会教育、当時の言葉では「通俗教育」の大切さが叫ばれるようになり、これに応えるように国立科学博物館の前身である、東京教育博物館などでは、通俗展覧会と呼ばれる、市民の科学知識啓蒙と生活改善を目的とした博覧会が開かれるようになりました。これは今もあちこちの博物館などが行う、○○特別展覧会のはしりのようです。この通俗展覧会には「コレラ病予防通俗展覧会」とか「生活改善展覧会」と言ったものがあり、そうした展覧会の一つに「時」展覧会も有りました。開催されたのは、1920/5/16~7/4の7週間。今から、99年前の出来事でした。時展覧会は「時間を正確に守ること」の重要性を訴える目的で開かれたもので、正確な時刻の元となる観測を行う装置や暦、、江戸時代に作られた精密な和時計(有名な、「からくり儀右衛門」こと田中久重作の万年時計など)等が展示されていました。また、現在からするとちょっと変わった感じのする展示物としては、女性の一生における化粧に要する時間、結髪に要する時間などを女性の年齢毎に年表風にまとめたもの等もありました。この「時」展覧会は、通俗博覧会の中でも大ヒットしたものらしく、来場者数は222,845人。それまでの通俗博覧会の中で最高の来場者数だったそうです。人気が高かったため会期が延長されたとか。

◇「時の記念日」と「時」博覧会
 さて、この大人気だった「時」展覧会の会期中に、時間尊重の宣伝を行うためのセレモニー実施が提案され、天智天皇が漏刻を用いて日本最初の時報を行ったという故事を記念し、6/10を「時の記念日」として「時」博覧会の無形の展示物として、大々的に啓蒙することとなり、こうして「時の記念日」が生まれました。

◇「時の記念日」は、来年で100周年
 「時の記念日」が1920年の「時」展覧会から生まれたことを考えると「時の記念日」は来年で目出度く100周年を迎えることになります。どうやら、「時」展覧会を開いた東京教育博物館の後身、国立博物館や1960年の時の記念日に開館した日本の標準経度 135°に位置する明石の天文科学館などでは、来年は「時」博覧会から100年目を記念した特別展が開かれるらしい。この100年で、「時」というもののとらえ方がどのように変わったか、確かめてみるよいチャンスが訪れそうです。(「2019/06/10 号 (No.4636) 」の抜粋文)
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