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2019-06-29 [twitter投稿]



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フウセンカズラ(風船葛)の花! [ヘッダー画像]

190628no71.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2019.06.28
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雨の特異日 [かわうそ@暦]

□雨の特異日
 本日、6/28は雨の特異日とのこと。この「特異日」とは、正しくは「気象特異日」と言うのですが、単に特異日といえばこの気象特異日を指す場合がほとんどのようです。特異日とは毎年、ある天気が高い確率で現れる特定の日付のことです。有名なところでは、東京オリンピックの開会日となった 10/10(現在は特異日から外れている)や文化の日の11/3などがあります。特異日は何も日本だけではないようで、英語でも特異日を表すシンギュラリティー(singularity)という言葉があります。今日は雨の特異日ということですから、雨降りとなる地方が多いのでしょうね。そんなこと言っても、梅雨の時期だから雨が多いのは当たり前とも思えるのですが、特異日はその前後の日と比べて大きな確率で、特定の天気が現れる日のことだそうですから、今日の雨の特異日は梅雨の時期にあっても特に雨の多い日ということのようです。

◇特異日はずっと同じ日?
 特異日は統計的に高い確率である特定の天候が多い日です。現在気象の統計は通例最近の30年間のデータによって求められます(よく聞く「平年に比べて 5℃も気温が高い」なんて言う場合の、平年の値の求め方)。「最近の30年」という考えですから、10年も経てばこの値も変わります。ですから、特異日から外れる日もあれば、新しく加わる特異日も有ると言うことになります。昔の体育の日の元になった、東京オリンピック開催日の 10/10はかつては晴れの特異日として知られていましたが、近年では晴れの特異日からは外れてしまっています。

◇特異日が出来る理由
 特異日がなぜ起こるかについては、いくつかの仮説が立てられています。
 
  ・単なる統計的な揺らぎである
  ・地球大気の大循環の影響である
  ・彗星が軌道上にまき散らした塵の影響である

 などなど。ただ、どれもこれも今ひとつ、説得力に欠けるもので、定説とされるには至っていません。要するに、特異日が出来る理由ははっきり分かっていないと言うことです。今日の「雨の特異日」は、梅雨という雨の多い時期にある日ですから、あとはちょっとの偶然で、前後の日より少し雨が多い日であれば、雨の特異日となるようにも思えますが、特異日のみんながみんな、そんな気象学的な説明が可能な日ばかりではありません。というわけで、現段階では特異日が生まれる理由は謎のままです。(特異日に意味があるかと言うこと自体、謎のままです)ちなみに、暦に関しても特異日に相当するものが「雑節」として取り入れられているものがあります。それが、二百十日と二百二十日。これは昔から知られた「嵐の特異日」なのでした。

◇して本日は?
 こんな記事を書いているにもかかわらず外は、曇りでも朝の早い時間帯には台風3号の影響か、雨が降っていましたから、一応「雨」で当たりなのかな?(「2019/06/28 号 (No.4654) 」の抜粋文)

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