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2021-04-21 [twitter投稿]



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【朧】(おぼろ) [かわうそ@暦]

【朧】(おぼろ)
 1.はっきりしないさま。ほのかなさま。薄く曇るさま。ぼんやり。ほんのり。
  朦朧(もうろう)。春の季語。
 2.エビ・タイ・ヒラメなどの肉をすりつぶし味をつけて炒った食品。でんぶ。
 3.「おぼろこぶ(朧昆布)」の略。
 4.「おぼろどうふ(朧豆腐)」の略。
 5.「おぼろまんじゅう(朧饅頭)」の略。
   《広辞苑・第六版》

 「朧」といえば、朧月(おぼろづき)とか朧夜(おぼろよ)という使い方が浮かびます。いずれも夜の情景です。また朧朧(ろうろう)と言えば、ぼんやりと明るいといった様子を表す言葉。明るいといってもそれは昼の明るさではなく、夕暮れ後の仄かに残った明るさという印象を受ける言葉です。こんなぼんやりとした光、ほんのりとした明かるさを表す「朧」という言葉は、夏でも秋でも冬でもなく、春に合う言葉のようです。霞み、朧と言えばそれだけで春が連想できますが、これを春の霧、春の夜の霧と言い換えられたら興ざめしてしまいます。朧と言う言葉は一つの意味を伝えるだけでなく、その周囲の情景まで伝えてくれる言葉です。それはそうと、「朧」の項目の広辞苑の説明、最初のもの以外はみんな食べ物ばかりが並んでいます。広辞苑を編集した諸氏は意外に食いしん坊?表に出ない編集諸氏の姿が朧気に浮かんだ気がします。これはまあ、余計な話でしたね。(「2021/04/21 号 (No.5317) 」の抜粋文)
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