2021-05-20 [twitter投稿]
hippocampus460ジューンベリー - 絵画風 https://t.co/1dKeGFnLU3 @hippocampus460より05/19 17:24 hippocampus460おはようございます!7時起床、天気 ☂ /ほぼ半月(7時36分、輝面比49%)視認できず。今日は九夜月、月齢8.1。月の入:1時19分、月の出:12時13分です(北九州)/今朝は雨、空は一面グレー一色です。福智山、雲の中。PM2.… https://t.co/Akcb8XAkxq05/20 07:43 hippocampus460『今日(5/20)の夜空に見える月は【上弦の半月】です』hippo@home|https://t.co/qJMKNDR1hs05/20 09:29 hippocampus460『1メートル』hippo@home|https://t.co/XNmlSWqxYx05/20 09:39 hippocampus460『ユリ(百合)!』hippo@home|https://t.co/5TFCVKtfuh05/20 16:43 hippocampus460日中、雨降続く。PM2.5のレベルは2(5→2)、AQI:良い /午前中、PC作業。昼食を早めに摂り、大雨の中、家内と一緒に1回目ワクチン接種に出かける。手続きから接種、経過観察の待機時間を含めて約30分ほどだった。2回目を会場で予約して帰宅する。05/20 17:08
1メートル [かわうそ@暦]
□1メートル
本日はメートル条約締結を記念した世界計量記念日と言うことで、1メートルの話です。昔々は、それぞれの国によって長さや重さの単位はまちまちでした。今でもその影響は色濃く残っていて、日本でも建物のサイズや土地の広さなどには今も尺貫法の単位が顔を出しますし、ゴルフやフットボールなどでは距離の単位はヤードだったりします。生活のほとんどが一つの国の中で完結するような生活であれば、それぞれの国が独自の単位を使っていてもさほど問題にはなりませんが、国をまたぐ活動が活発になると、国毎にまちまちの単位を使っていては面倒でたまりません。メートル条約はそうした不便を無くそうと、国々の単位を統一しようという条約でした。この条約が結ばれた1875年は今から考えると 130年とちょっと昔のことですが、今から見ればわずか 1世紀とちょっと前まではそんな基本的なことも、国毎にまちまちだったことは驚きですね。ちなみに、日本のメートル条約加盟は1875年ではなくて、10年後の1885年。日本国内への布告はその翌年の1886年です。ただし、メートル条約公布後も国内で長さの基本となっていたのは「尺」。日本国内でメートルを基本とするようになったのは、1921年の度量衡法改正以降のことでした。
◇「メートル」はフランス生まれ
メートル法条約の締結を訴えたのがフランスだったことからもわかりますがこの「メートル」はフランス生まれです。このメートルですが、その長さの基準は地球でした。
地球の北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の1
というのが 1メートルの長さです。フランスでは、フランス革命後の憲法制定議会において、永久的・絶対的な度量衡の基準を定めるという決議がなされたことから、「永久的・絶対的な」長さの単位として地球を基準とした 1メートルというものを考え出しました。長さの基準をそれまで多くの国が採用してきた、王様の腕の長さだとか、足のサイズといった普遍的とはいえないものから、地球という少なくとも地球に住む私たちから見れば普遍的なものへと切り替えたのです。もちろん慣れ親しんだ、生活に密着した単位の切り替えにはどの国も抵抗があるでしょうけれど、その辺は単に慣れの問題で、「よその国の王様の腕の長さを単位とする」というようなものになら感じる心理的な抵抗というようなものは地球基準の単位の方が抵抗は少なかったと思われます。
◇地球の子午線の長さ?
「 1メートルは北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の 1」と簡単に書きましたが、ここで問題が一つ。それは、地球の子午線の長さってどれだけあるの?それがわからないことです。子午線の長さとは簡単に言えば北極と南極を結ぶ地球一周の長さです(「北極から赤道まで」の距離の 4倍の長さとなります)。地球という「球体」の外周の長さということも出来ます。地球の外周と、言ってしまえばそれまでですが、その辺のボールの外周を測るのとはわけが違いますからこれは大変。そこで、地球は球なのだからその一部を測れば全周を推定することが出来ると考え、その「一部」を実測することになりました。このとき使われた「地球の一部」はフランス北部のダンケルクとスペインのバルセロナの間の距離でした。この二つの都市の位置はほぼ同じ経度(同一の子午線)に有り、それぞれの天文緯度も
ダンケルク 北緯 51° 2′10.5″
バルセロナ 北緯 41°21′44.8″
と解っていましたから、この間の距離を測れば地球の全周が求まるということで、この間の1075kmに及ぶ三角測量をドゥランブルとメシェンという二人の学者が中心となって実施し、その結果から地球の子午線長を求めました。さて、こうして求められた北極から赤道までの子午線長の1000万分の 1が 1メートルとなったわけですので、地球の外周は
1000万メートル× 4 = 4 万キロメートル
となります。実際にこの測量に従事した学者の一人メシェンは、この測量ではまだ十分ではないとしてさらに測量を継続しようとしましたが、途中で黄熱病に倒れ、実現されずに終わりました。現在は地球は球体ではないことも解っていますし、メシェンらが測ろうとした北極から赤道までの距離も1000万メートルではなかった(2020年版の理科年表では、10001.966キロメートル=10001966メートル)。もし、メシェンがさらに測量を続けていたら、「1メートル」は今より少しだけ長いものになっていたかもしれません(0.2mmくらい)。
※現在のSI単位系での、1mは「メートルは、1/299792458 秒の時間に光が真空中を伝わる行程の長さ」と定義されています。(「2021/05/20 号 (No.5346)」の抜粋文)
本日はメートル条約締結を記念した世界計量記念日と言うことで、1メートルの話です。昔々は、それぞれの国によって長さや重さの単位はまちまちでした。今でもその影響は色濃く残っていて、日本でも建物のサイズや土地の広さなどには今も尺貫法の単位が顔を出しますし、ゴルフやフットボールなどでは距離の単位はヤードだったりします。生活のほとんどが一つの国の中で完結するような生活であれば、それぞれの国が独自の単位を使っていてもさほど問題にはなりませんが、国をまたぐ活動が活発になると、国毎にまちまちの単位を使っていては面倒でたまりません。メートル条約はそうした不便を無くそうと、国々の単位を統一しようという条約でした。この条約が結ばれた1875年は今から考えると 130年とちょっと昔のことですが、今から見ればわずか 1世紀とちょっと前まではそんな基本的なことも、国毎にまちまちだったことは驚きですね。ちなみに、日本のメートル条約加盟は1875年ではなくて、10年後の1885年。日本国内への布告はその翌年の1886年です。ただし、メートル条約公布後も国内で長さの基本となっていたのは「尺」。日本国内でメートルを基本とするようになったのは、1921年の度量衡法改正以降のことでした。
◇「メートル」はフランス生まれ
メートル法条約の締結を訴えたのがフランスだったことからもわかりますがこの「メートル」はフランス生まれです。このメートルですが、その長さの基準は地球でした。
地球の北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の1
というのが 1メートルの長さです。フランスでは、フランス革命後の憲法制定議会において、永久的・絶対的な度量衡の基準を定めるという決議がなされたことから、「永久的・絶対的な」長さの単位として地球を基準とした 1メートルというものを考え出しました。長さの基準をそれまで多くの国が採用してきた、王様の腕の長さだとか、足のサイズといった普遍的とはいえないものから、地球という少なくとも地球に住む私たちから見れば普遍的なものへと切り替えたのです。もちろん慣れ親しんだ、生活に密着した単位の切り替えにはどの国も抵抗があるでしょうけれど、その辺は単に慣れの問題で、「よその国の王様の腕の長さを単位とする」というようなものになら感じる心理的な抵抗というようなものは地球基準の単位の方が抵抗は少なかったと思われます。
◇地球の子午線の長さ?
「 1メートルは北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の 1」と簡単に書きましたが、ここで問題が一つ。それは、地球の子午線の長さってどれだけあるの?それがわからないことです。子午線の長さとは簡単に言えば北極と南極を結ぶ地球一周の長さです(「北極から赤道まで」の距離の 4倍の長さとなります)。地球という「球体」の外周の長さということも出来ます。地球の外周と、言ってしまえばそれまでですが、その辺のボールの外周を測るのとはわけが違いますからこれは大変。そこで、地球は球なのだからその一部を測れば全周を推定することが出来ると考え、その「一部」を実測することになりました。このとき使われた「地球の一部」はフランス北部のダンケルクとスペインのバルセロナの間の距離でした。この二つの都市の位置はほぼ同じ経度(同一の子午線)に有り、それぞれの天文緯度も
ダンケルク 北緯 51° 2′10.5″
バルセロナ 北緯 41°21′44.8″
と解っていましたから、この間の距離を測れば地球の全周が求まるということで、この間の1075kmに及ぶ三角測量をドゥランブルとメシェンという二人の学者が中心となって実施し、その結果から地球の子午線長を求めました。さて、こうして求められた北極から赤道までの子午線長の1000万分の 1が 1メートルとなったわけですので、地球の外周は
1000万メートル× 4 = 4 万キロメートル
となります。実際にこの測量に従事した学者の一人メシェンは、この測量ではまだ十分ではないとしてさらに測量を継続しようとしましたが、途中で黄熱病に倒れ、実現されずに終わりました。現在は地球は球体ではないことも解っていますし、メシェンらが測ろうとした北極から赤道までの距離も1000万メートルではなかった(2020年版の理科年表では、10001.966キロメートル=10001966メートル)。もし、メシェンがさらに測量を続けていたら、「1メートル」は今より少しだけ長いものになっていたかもしれません(0.2mmくらい)。
※現在のSI単位系での、1mは「メートルは、1/299792458 秒の時間に光が真空中を伝わる行程の長さ」と定義されています。(「2021/05/20 号 (No.5346)」の抜粋文)
今日(5/20)の夜空に見える月は【上弦の半月】です [かわうそ@暦]
◆今日(5/20)の夜空に見える月は【上弦の半月】。
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【九日月】です。
◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 5/20 4時13分 (月齢は 8.0)
※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:5/20 11時34分 月没:5/21 1時19分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):5/20 18時31分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 380300 km (平均距離の 0.99倍)。
月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【九日月】です。
◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 5/20 4時13分 (月齢は 8.0)
※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:5/20 11時34分 月没:5/21 1時19分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):5/20 18時31分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 380300 km (平均距離の 0.99倍)。
月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)