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2019-10-29 [twitter投稿]



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ヤマラッキョウ(山辣韭)の花 ! [ヘッダー画像]

191029no18.JPG
撮影日:2019.10.29
福智山ろく花公園
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「小望月」はいつ? [かわうそ@暦]

■「小望月」はいつ?
 『望月、小望月につきまして(質問)』というメールを、Web こよみのページの連絡用メールアドレスに頂きましたので本日はこの話をとりあげてみます。「お考えなどあればお聞かせいただきたい」とありましたので、私見を述べます。まず、結論から申しますと、私は「小望月」は十五夜の月の前日、旧暦十四日の月の呼び名とするのがよいと思っています。なぜかというと、現在の満月とは「満月の瞬間」を示す定義であって、

  小望月
  十五夜月(望月)
  十六夜月
  立待月

 のような、月の前後関係を表す意味合いは希薄だからです。旧暦時代の伝統的月の呼び名は基本的に暦月に連動したものですので、必然的に明確な前後関係が出来、そのため、

  十五夜(望月)の前の月だから小望月
  十五夜月の翌日は十六夜(いざよい)月

 のような前後関係をはっきり意識した異称が生まれたと考えます。現在の満月は月と太陽の黄経差が180°となる瞬間という時間的な点(時刻)とその時間的な点を含む日というだけです。例えば、満月の瞬間の時刻が 23時59分か、0時0分(24時0分)過ぎかでは、満月の日の日付は1日変わってしまいますが、どちらも同じ一晩の間に起こる現象です。実は、この「満月の日」というのはこよみのページをやっているものにとってはやっかいです。例えば、ある日(説明の都合上、仮にこの日の日付を10日とします)の0時1分が満月の瞬間だとすると、現代風に云う満月の日はこの日の日付、10日ということになります。ですが、「10日が満月の日です」と書いた場合、それを読まれた方はおそらく、「10日の夕方に昇る月が満月となるのだろう」と考えると思います。ですが、例の条件では「9日の夕方に昇る月が、その「夜」の間に満月の瞬間をむかえる」のが正解です。現在の日付は深夜の0時に切り替わりますが、私達が主に月を意識するのは「夜」なので、深夜0時という一続きの夜の間に日付が変わる日数で月の状態を考えると、いろいろと誤解が生まれてしまうのです。この点、「十五夜」のように夜の数で月を表す方が合理的かも。話が、若干それてしまいましたが、こうした問題があるため月の呼び名(異称も含め)に前後関係を意識したものについては、旧暦日に連動した伝統的な月名を使う方が、私達(と、私を基準にしてしまってます)の感覚に合うと考えます。ということなので、基本的に「こよみのページ」関係では、こうした名前の表示を行っています。もちろん、「現在の満月の日」を基準に考えるのが間違いだと、決めつける訳にはいきませんが。以上が私の「私見」でございます。(「2019/10/29 号 (No.4777) 」の抜粋文)


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