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明日(12/23)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】です [かわうそ@暦]

◆明日(12/23)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】。
明け方の空に見える月であることから「有明の月」、古代の美人画の眉のように細い月であることから「眉月」とも呼ばれます。この月の後は新月の時期となり、しばらく月はその姿を隠します。

◆お月様の基礎データ
・月齢: 25.5 (12/22 の正午の値)
・月出:12/23 3時20分 月没:12/23 14時17分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):12/23 8時52分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 374400 km (平均距離の 0.97倍)。

 月は平均より 10000km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)

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2019-12-22 [twitter投稿]



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ウインターコスモス ! [ヘッダー画像]

191220no19.JPG
撮影日:2019.12.20
福智山ろく花公園
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天正冬至(てんせいとうじ) [かわうそ@暦]

□天正冬至(てんせいとうじ)
 今日は冬至です。冬至は昼間の時間が最短となる日。この日が過ぎると少しずつ昼の時間が長くなることから、陽気の始めて生ずる日とされます。生じ始めたばかりの陽気ですので、静かに静かに見守ってやる必要があるというので、この日は労働を控え安静にし、閉戸黙座して公事でなければ外出を控えて、この生まれたばかりの陽気を、そっと養う日とされていました。まあ、どこまでこのことが守られたかは定かでありませんけれど。

◇暦における冬至
 冬至は二十四節気の一つ。太陽が黄道上の黄経 270度という位置を通過する日です。冬至は、中国に生まれた東洋の太陰太陽暦では「十一月中」と呼ばれ、冬至を含む暦月を「十一月」としました。冬至は太陽が南中する時に作る物の影(日影)の長さがもっとも長くなる日でしたので、昔はこの日影の最長となる時刻を観測から求めて冬至の日と時刻を求め、冬至と次の冬至の長さを測って一太陽年の長さを決定しました。一年の長さを測る起点となる冬至ですから、その後、暦の上の冬至の日時を計算で求めるようになっても、計算の起点となるのは、この冬至の日時。暦を作るためのまず最初に行うことは、前年の冬至の瞬間の日時とその瞬間の月齢を求めることでした。暦にとっては、冬至は単なる二十四節気の一つというものではなく、二十四節気の起点、一年の起点となるもっとも重要なものだったということが出来るでしょう。

◇天正冬至
 暦の計算は、前年の冬至の日時を求めるところから計算が始まると云いましたが、この冬至のことを「天正冬至(てんせいとうじ)」と言います。中国生まれの太陰太陽暦では、十一月中(冬至)、十二月中(大寒)、一月中(雨水)を含む三つの暦月はそれぞれ一年最初の月である「正月」となる資格を持った月と考えられました。伝承によれば、雨水を含む月(寅の月)は夏の時代の正月、大寒を含む月(丑の月)は殷の時代の正月、冬至を含む月(子の月)は周の時代の正月であったとされていました。冬至を含む月はゆえに「周正(周の正月)」と呼ばれました。また、この三つの正月を「天地人」にそれぞれなぞらえ天正、地正、人正とも呼びます。冬至を含む月は天地人方式では「天正」とされたので、ここから暦の計算となる冬至のことを天正冬至と呼ぶようになりました。完成した暦では、正月が一年最初の月で、正月は子の月であった時代もあれば丑の月、寅の月であった時代もありました(伝承では)が、暦の上の正月の月が変わっても、暦を作る起点が「天正冬至」であったことはかわりがありませんでした。今日は冬至。暦が天正冬至を求めるところから始まることから考えれば、冬至の日である今日は、暦の誕生日ともいえるかも知れませんね。(「2019/12/22 号 (No.4831)」の抜粋文)
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