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2019-12-24 [twitter投稿]



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スイセン(水仙)! [ヘッダー画像]

191224no3.JPG
撮影日:2019.12.24
JA直鞍なのはなガーデン
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クリスマス・イブと一日の始まりについて [かわうそ@暦]

□クリスマス・イブと一日の始まりについて
 本日は言わずとしれた、クリスマス・イブ(Christmas Eve)です。キリストの降誕節は 12/25ですが、この前日の 12/24の方により多くの行事が集中しているのはなぜでしょうか。この辺りには一日の始まりについての考え方の違いが関係しているようです。

◇一日はいつ始まる?
 一日がいつ始まるのかと問われれば現在は午前零時ですというのが常識的な答えとなるでしょう。また暦上の正式な日の区切りも現在は間違いなく午前零時です。ですが、この午前零時には何か特別なマークがあるわけではなく、目立った現象があるわけでもありません。今では常識の日の区切りである午前零時が一日の起点という考えは、暦や時刻と言った概念が大分高度化してから生まれたもので、原始的な(素朴なというべきか?)日の区切りとは違っているようです。では、原始的な一日の区切りの瞬間とは・・・と考えると判りやすいものが二つあります。それは「日の出」と「日の入り」です。人間の生活サイクルはどうしても太陽が昇っている昼と、沈んだ後の夜と云うものの繰り返しで規定されがちで、これが「1日」となりますから、この昼夜を分ける瞬間である日の出または日の入りの時刻を一日の区切りと考えるのは至極当然のことのようです。そのため、日の出や日の入りを一日の起点と考える文化をもつ地域は今でも多く、昔はもっと多かったと思われます。顕著な例としては、イスラム暦は今でも日没が一日の区切りで、日没から一日が始まります。キリスト教の母体となった地域で使われたユダヤ暦もまた同様で日没を一日の起点と考えておりました。

◇「イブ(Eve) 」は「イブニング(Evening)」
 Christmas Eve のEve は、Evening を表す言葉。現在は現在の日付の区切り(午前零時)の感覚から、クリスマス・イブ(Ch-ristmas Eve はクリスマスの前夜と受け取られがちですが、先に書いたように、一日の始まりを日没に置く考えからすれば現在の 12/24の夕方はクリスマス 12/25の始まりなのです。キリスト教の教会のミサがこの 12/24の夕方から25日の午前中に集中するのは、この日の区切りの考え方からすればごく当たり前のことです。本日はクリスマス・イブと関係する暦の話として一日の区切りについて書いてみました。一日の区切りはいつか?と云う話題は、大変奥が深い話。真面目に考えてみるべき話ですね。(「2019/12/24 号 (No.4833)」の抜粋文)
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