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2020-05-01 [twitter投稿]



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ピメレア・フォーシーズンズ ! [ヘッダー画像]

200420no105.JPG
撮影日:2020.04.20
JA直鞍なのはなガーデン
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立春の月と八十八夜の月 [かわうそ@暦]

■立春の月と八十八夜の月
 夏も近づく八十八夜、本日はその夏も近づく日です。夏も近づくって、まだ暑くないぞとおっしゃらないでくださいね、ここで言う夏は暦の上の夏。今年は4日後の5/5が「立夏」。暦の上では八十八夜は夏直前なのです。八十八夜は二十四節気のように、暦自身を形作る二十四節気などとは違って暦を作る上では必要のないものですが、暦を使う側からすると、あってくれると便利な季節の節目の目印です。「この日、大切な約束があるから忘れないように、カレンダーに○印付けとこう」といった具合で、出来上がった暦の上に、大切な日を忘れないように印を付けたようなものなのです。こうした印の中で、「私の誕生日」のようなものは一人一人違ってしまいますが茶摘みの適期のように、大勢の人が共通に印を付けておきたいと思うような特別な日があれば、一人一人が印するより最初から暦に印を入れてくれたらありがたいなと思うでしょう。そうやって、後から暦に書き加えられるようになったものが八十八夜です。こうした後から暦に付け加えられた節目の日を「雑節」といいます。八十八夜の他にも、彼岸や社日、入梅や二百十日などが雑節の仲間です。八十八夜は立春から数えて八十八日目の日。八十八夜は、昔から「八十八夜の別れ霜」と言われるように霜が降りる季節の終わりの日であるとか、一番茶摘みの時期を示すなど、農作業の目安として親しまれてきた日です。

◇八十八夜の日取り
 雑節の中には八十八夜や二百十日のように立春から数えて何日目とその日取りを決めるものが有ります。今から考えればこんな回りくどい事をしなくても「何月何日」と覚えればよさそうなものです。現に八十八夜は現在の暦でいえば5/1か5/2、(今年は今日 5/1です。同じように二百十日も8/31か9/1(今年は8/31) 。八十八夜ではなくて5/1 、二百十日ではなくて8/31でいいじゃないか。なぜ「何月何日」という表し方ではなく、立春から数えて何日目というちょっと判りにくい方法によって日取を決めた理由は、太陰太陽暦である旧暦では太陽の位置と強く結びつく季節点が毎年同じ(ほぼ同じ)月日にはならなかったためです。これを補う方法としてこの「立春から数えて××日目」という方法が考えられのです。この立春から数えて何日目という方法は、例えば桜の開花時期のようなものにまで、「立春から数えて五十四五日目」などと使っていた事から、旧暦使用当時には広く普及していた方式のようです。ちなみにこの起点となる「立春の日」というのは、太陽の位置と密接に関係した二十四節気の一つですので、これを起点として日数を数える方式は、太陽暦の考え方です。現在なら、八十八夜は5/2 頃と言えるのは、現在の暦が太陽暦の一種であり、この立春からの日数を数える方式と考え方と同種のものだからなのです。

◇やっと「立春の月と八十八夜の月」
 では八十八夜と太陰暦(正しくは太陰太陽暦)の旧暦の日付との間には何らの関係がないかというと、そうでもありません。その理由はこうです。 月の満ち欠けの周期(朔望周期)の平均は 29.53日、29.53 日の 3倍は

  29.53 × 3 ≒ 88.6 (日)

 お、何と88と言う数字が現れるじゃないですか。太陰太陽暦であった旧暦時代の暦ではその月の日数はこの朔望周期で決まりますから前述の事から考えると、立春と八十八夜は当時の暦でほぼ 3ヶ月離れた日付となるはず。試しに去年~来年の 3年分を調べてみると

  2019年 立春 12/30 (新暦 2/4)  八十八夜 3/28 (新暦 5/2)
  2020年 立春 1/11 (新暦 2/4)  八十八夜 4/09 (新暦 5/1)
  2021年 立春 12/22 (新暦 2/3)  八十八夜 3/20 (新暦 5/1)

 旧暦の日付をみると、ずいぶんばらばらですね。でも、月日の「日」だけを見ると、立春は30,11,22で、対応する八十八夜は28,9,20となり、それぞれの差は2。更に、新月や満月との関係で見ると

  2019年 立春(新月の 1日前)  八十八夜(新月の 3日前)
  2020年 立春(上弦の 2日後)  八十八夜(上弦の 当日)
  2021年 立春(下弦の 2日前)  八十八夜(下弦の 3日前)
  ※上弦、下弦は上弦半月、下弦半月の意味

 です。こうやって月の形との関係でみるよとよりはっきりと、立春の日の月と八十八夜の月の形はほぼ同じということが出来ます。ぴったりとならない理由は、29.53×3≒88.6 の「0.6」という端数と、八十八夜の日付が「立春を 1日目として数えて88日目」という事によるもの(立春の日が 0日ではない)での 1日。あわせて 1.6日の差が生まれてしまうからです。月の形がより近い状態になるためには、八十八夜より九十夜の方がよかったんだけどな。まあこうした差がある事から、確証とまでは言えないのですが「八十八夜」という日が季節点として使われた裏に、太陰暦としての考えがいくらかはあったのかもしれないという気もします。立春の日に月を見上げて、「この月の形になる3度目の月の頃が八十八夜」くらいだと思えば、わかりやすいと言えばわかりやすいですよね。・・・ちょっと無理があるかな?(「2020/05/01 号 (No.4962)」の抜粋文)

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今日(5/1)の夜空に見える月は【上弦の半月】です [かわうそ@暦]

◆今日(5/1)の夜空に見える月は【上弦の半月】。
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【九日月】です。

◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 5/1 5時38分 (月齢は 7.8) ※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:5/1 11時15分 月没:5/1 0時54分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):5/1 18時30分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 374400 km (平均距離の 0.97倍)。

 月は平均より 10000km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様メールのお知らせ」の抜粋文)

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