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2020-12-09 [twitter投稿]



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クリスマスローズ ! [ヘッダー画像]

201209no9.JPG
撮影日:2020.12.09
JA直鞍なのはな畑
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【片腹痛い】 (かたはら いたい) [かわうそ@暦]

【片腹痛い】 (かたはら いたい)
 [形]かたはらいた・し(ク)(「傍」のカタハラを片腹の意に誤ったことから起こった語)身のほど知らずな相手の態度を笑いとばす意。笑止である。ちゃんちゃらおかしい。日葡辞書「カタハライタイ」。浄瑠璃、出世景清「腕無しのふりづんばい、―・し、事をかし」→かたわらいたい《広辞苑・第六版》

 十年程も前になりますが、辞書を引いていて「片腹痛い」の文字がとびこんできました。目に飛び込んできたついでに、この言葉の意味を確認してみようと思い、語釈を読んでみてはじめて「傍ら痛い」という言葉があることと「片腹痛い」がこの「傍ら痛い」の「傍ら」を「片腹」に取り違えたところから生まれた言葉であると知りました。今までの人生のうち、実に 80%以上の期間を私はこの「片腹痛い」の方だけしか知らなかったのでした。そんな迂闊な者が「コトノハ」などとは、片腹痛いそう笑われても仕方がない。身の程知らずの相手を笑いとばし、それこそ脇腹が痛くなるほど笑うことなのかなと、そんな風にしか考えていませんでした。脇腹が痛くなるほどの笑いは笑いすぎかも知れませんが、「片腹痛い」という言葉であれば、この解釈でも間違いとはいえません。とはいえ、はずかしいことには違いがありませんけれど。元となった「傍ら痛い」は、気の毒であるとか、(相手の気持を慮って)傍らにいて辛くなるという意味の言葉。「片腹痛い」とはまるでちがった意味の言葉です。わかっているつもりの言葉でも、たまには辞書でその意味を確かめてみるべきだなと、教えてくれた「片腹痛い」話でした。しかし、「片腹痛い」ではなくて、その元になった「傍ら痛い」という言葉は、今でもまだ使えるかな? 使っても意味が伝わらないかもと思うのですが、どうでしょう?間違いから生まれた片腹痛いの陰に隠れるようにして、忘れられてしまった(と思う)傍ら痛いという言葉は気の毒です。「傍ら痛い」は、こんなときに使えばいいのかな?(「2020/12/09 号 (No.5184)」の抜粋文)
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