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2018-11-24 [twitter投稿]



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秋の景色 ! [ヘッダー画像]

181123no14.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2018.11.23
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初冬の虹 [かわうそ@暦]

□初冬の虹
 そろそろ北国からは初雪や初氷の知らせが届く頃となりました。これからはその知らせの場所が少しずつ南下して、日本列島が冬という季節に覆われることになるのでしょう。寒さは苦手な私ですが、寒さも季節の変化の一つ。寒さとも何とか折り合いつけて、季節の変化を楽しみたいと思います。さて、寒くなり雨が雪に変わって行く頃になると姿を消してしまうものがあります。本日は冬には姿を消してしまうものの一つ、虹について採り上げてみたいと思います。

◇七十二候「虹蔵不見」
 今日の暦にある七十二候の言葉を見ると「虹隠れて見えず」とあります。初冬の虹という話題として、まずはこの七十二候の言葉から始めてみることにいたしましょう。「虹隠れて見えず」は中国から伝来した時の書き方では「虹蔵不見」。これを「虹蔵(かくれ)て見えず」と読みます。このままではやや読みにくいのでこよみのページではこれを「虹隠れて見えず」と書き表しています。さて、初冬のこの時期になぜ「虹隠れて見えず」とあるかと云うことですがそれは虹と雨とは切っても切れない関係にあるからです。この記事の冒頭でも書いたとおり冬になると雨は雪へと姿を変えてしまいますから、虹もその姿を隠してしまうと云うことです。虹は、「虫偏」の文字であることからもわかるとおり、古代中国では生き物の一つ、竜の一種と考えられました。竜は水を操る神獣と考えられていましたから、その竜の一種である虹にも水を操る力があると考えられました。虹の力を及ぼす水、それは雨です。現代の私たちは冬になって雨が降らなくなると虹が出ないと考えますが、古代の人たちの考えは逆で、冬は雨を呼ぶ竜、虹が姿を隠す時期だから雨が降らないと、虹と雨の関係を捉えていたようです。

◇時雨虹(しぐれ にじ)
 冬は雨が降らない季節とは書きましたが、初冬の日本ではまだまだ雨が降ります。この辺は七十二候や二十四節気が発明された中国の内陸部より日本の気温が高いという気象条件の違いのためです。初冬の日本に降る雨というと、思い出される言葉に「時雨(しぐれ)」があります。時雨は短時間にサッと降って雨が上がり、雨が上がったと思ったらまたサッと降り出す、そんな雨です。虹は、雨がなければその姿を現しませんが、かといって雨だけがあれば姿を現すというものではありません。虹が姿を現すためには雨と太陽の光が必要だからです。雨と太陽の光という組み合わせが必要な虹にとって、降っては晴れ、晴れては降る時雨という雨は、雨と太陽の光の両方が揃う絶好の天気です。時雨雲が雨を降らせ、やがて頭上を去って代わりに青空が顔を覗かせると、頭上を去っていった雨に青空から覗いた太陽の光が当たって虹が生まれることがよくあります。こうした虹が「時雨虹」です。虹は太陽の光が斜めから差し込むほど、空の高いところまで広がった大きな姿となります。初冬の太陽は、夏と違って日中でも地平線からあまり高いところに昇りませんから、この時期に現れる時雨虹は大概が、大きく見事な虹となります。冬の本番となれば完全に姿を消してしまう虹ですが、姿を隠す前には別れの挨拶でもするかのように、見事な時雨虹となって初冬の空を飾ります。冬には姿を消してしまう虹ですが初冬のこの時期、時雨が止んで太陽が顔を覗かせたら、太陽の反対の方角に虹の姿を探してみてください。(「2018/11/24 号 (No.4438) 」の抜粋文)
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