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2019-03-13 [twitter投稿]



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フランネルフラワー ! [ヘッダー画像]

190312no46.JPG
JA直鞍 なのはなガーデン
撮影日:2019.03.08
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「ホワイトデー」の誕生 [かわうそ@暦]

□「ホワイトデー」の誕生
 「私がやりました」いろいろ御託を並べるより、素直に認めると、ある意味さっぱりして気持ちがよいことがあります。明日、3/14はホワイトデー。ホワイトデーも、この「ある意味気持ちがいい」記念日です。いつから始まったかよく分からないうちに広がり、そして定着していった、記念日にはそうしたものが沢山あります。特に何百年~千数百年も昔からあるような行事では、その始まりがいつかといったことは調べようも有りません。その点で、このホワイトデーはラッキーといいますか、いつから始まったかが分かる(いつごろ定着したかではなく)記念日です。ホワイトデーについて調べてみると、その始まりは、1977(昭和52)年のことです。始まった時は、まだホワイトデーではなくて、「マシュマロデー」という名前だったそうです。

◇マシュマロデーの誕生
 ホワイトデーの始まりは、福岡市にある和菓子屋さんである石村萬盛堂が始めたマシュマロデーだと云われています。石村萬盛堂の社長(三代目)さんが、たまたま読んだ女性雑誌にバレンタインデーにお返しがないのはなぜかという投稿が載っていたのを目にしたのが、その始まりだと言われています。この「バレンタインデーのお返し」という考えと、お返しとして欲しい品の上位に石村萬盛堂の「鶴乃子」というお菓子の原料であるマシュマロがあがっていたことで、マシュマロデーを思いついたそうです。 (石村萬盛堂HP http://www.ishimura.co.jp/)後にホワイトデーと呼ぶようになったのは、マシュマロの白からとか。

◇全国飴菓子工業協同組合の「ホワイトデー」
 石村萬盛堂の動きと前後して、全国飴菓子工業協同組合(以下「全飴協」)でも1978年の総会で3/14をホワイトデーとする決議されました。(全国飴菓子工業協同組合HP http://www.candy.or.jp/)1980年には「愛にこたえるホワイトデー」と銘打ったホワイトデーの第一回キャンペーンをラジオのCMや、キャンペーンガールによるサンプル品の配布などの形で大々的に行いました(最初の2~3年はなかなか売り上げに結びつかず、苦戦したようです)。こちらの「ホワイト」は飴菓子の素材となる砂糖の白からとか。ホワイトは純粋のシンボルでもあるのでティーンのさわやかな愛にぴったりという考えで、この名としたとされます。こちらも、バレンタインデーのアンサーデーという位置づけです。お返しの品としては、提唱団体が全飴協ということから想像がつきますね。そう、お返しは「キャンディー」。全飴協はこの日をキャンディーの日としています。ちなみに全飴協には、ホワイトデー公式サイトが有ります。ホワイトデー公式サイトhttp://www.candy.or.jp/whiteday/index.htmlこのような具合で、ホワイトデーは記念日としていろいろとその生まれた理由をこじつける必要もない記念日。右から見ても左から見ても立派な商売のために生まれた記念日でした。しかし、ここまで生まれた経緯のはっきり分かる記念日って珍しいですね。(今後も、商業ベースで、こんな「生まれた年がはっきり分かる記念日」が増えて行くのかな? あんまり増えると困る気もするけど)

◇「お返し」の文化とホワイトデー
 前述したホワイトデーの誕生の話は、いずれも「バレンタインデーのお返しの日」としてホワイトデーが生まれたこと(生まれは日本)を物語っています。この辺りは日本の贈答文化の影響があるのでしょう。「贈答」というくらいで、贈り物にはそれに答えてお返しするのがあたりまえという考えがあったから、石村萬盛堂の社長さんが見かけた女性雑誌の投稿のように、「バレンタインデーにお返しがないのはなぜ」という疑問が浮かぶことになるのでしょうね。贈ったり贈られたり、面倒なことです。さて、ホワイトデーがバレンタインデーの「お返しの日」として生まれてきた経緯を考えると、ホワイトデーの歴史が浅いのもうなずけます。まずは、先行するバレンタインデーが普及しなくては、ホワイトデーも生まれてこなかった訳です。バレンタインデーが日本に普及し始めたのは1950年代、広がったのは1960年代と云われますので、そのお返しのホワイトデーの誕生と普及はこのバレンタインデーから10~20年ほど遅れているようです(なくてもいいと私は思いますが)。今ではすっかり定着したバレンタインデー。これと対になるホワイトデーも大分定着してきましたね。当初の目的の「商売」にどれくらい貢献しているか、私の興味はマシュマロよりも、そっちの方に向いております。(「2019/03/13 号 (No.4547) 」の抜粋文)
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