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【寒の水】(かんのみず) [かわうそ@暦]

【寒の水】(かんのみず)
 寒中に汲んだ水。冬の季語。 《広辞苑・第六版》

 小寒と大寒の期間(2020年は1/6~2/3)を寒といい、一年で一番寒い時期とされています。この時期に汲まれた水が「寒の水」です。一年で一番寒いこの時期の水は質が最も良く、寒の水は柔らかな味でいつまでも腐ることなく、保存出来るといわれました。寒さの厳しい時期ですので、雑菌の繁殖が抑えられたためでしょうか。寒の時期に作られた味噌や醤油、酒は「寒仕込み」と呼ばれて、珍重されますが、この仕込みに欠かせないものが寒の水。いつまでも腐ることのない良質な寒の水は、長期保存の必要な味噌や醤油の製造に適したものなのでしょう。またその柔らかな味わいが酒の味を良くするのだとも考えられます。寒中は寒くて辛い時期ですが、寒中の厳しい寒さは辛いだけのものでなく、生活に役立つものでもあるのですね。(「2020/01/10 号 (No.4850)」の抜粋文)

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2020-01-10 [twitter投稿]



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キルタンサス! [ヘッダー画像]

200107no80.JPG
和名:笛吹水仙(ふえふきすいせん)
撮影日:2020.01.10
福智山ろく花公園
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今日(1/10)の夜空に見える月は【満月】です [かわうそ@暦]

◆今日(1/10)の夜空に見える月は【満月】。
月は日暮れの頃に東の空から昇り、翌日の夜明け頃に西の地平線に沈んでゆきます。新月から数えて15日目の十五夜の月と満月は同じものと考えられがちですが、十五夜と満月が同じ日になる確率は50%以下。案外はずれています。(今回も一致しませんでした)旧暦日による呼び名では【十六夜の月】です。

◆お月様の基礎データ
・満月の瞬間は 1/11 4時21分 (月齢は 15.6) ※満月とは、月と太陽の黄経の角度差が180度となる瞬間です。
・月出:1/10 15時14分 月没:1/11 5時16分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):1/10 22時12分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 372500 km (平均距離の 0.97倍)。

 月は平均より 11900km近く、見かけの大きさはいつもより少し大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)

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