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KAGAYA (‏@KAGAYA_11949) [twitter投稿]


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明日(4/8)の夜空に見える月は【満月】です [かわうそ@暦]

◆明日(4/8)の夜空に見える月は【満月】。
月は日暮れの頃に東の空から昇り、翌日の夜明け頃に西の地平線に沈んでゆきます。新月から数えて15日目の十五夜の月と満月は同じものと考えられがちですが、十五夜と満月が同じ日になる確率は50%以下。案外はずれています。(今回も一致しませんでした)旧暦日による呼び名では【十六夜の月】です。

◆お月様の基礎データ
・満月の瞬間は 4/8 11時35分 (月齢は 14.7) ※満月とは、月と太陽の黄経の角度差が180度となる瞬間です。
・月出:4/8 18時20分 月没:4/9 6時 7分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):4/9 0時18分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 357700 km (平均距離の 0.93倍)。

 月は平均より 26700km近く、見かけの大きさはいつもより大きいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
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2020-04-08 [twitter投稿]



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バイカカラマツ (梅花落葉松)! [ヘッダー画像]

200331no54.JPG
撮影日:2020.04.03
福智山ろく花公園
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どこまで行くのか「スーパームーン」 [かわうそ@暦]

■どこまで行くのか「スーパームーン」
 「スーパームーン」という言葉を私が最初に知ったのは2012年頃。使われ初めてまだまだ日の浅い言葉のようです。「スーパームーン」という言葉を初めて知った2012年頃に得られた情報は、満月または新月の瞬間と月がその軌道上で最も地球に近づく近地点の通過の瞬間が近接しているとき、月と地球の距離が大変近い状態になる、つまり月が大きく見える状態になることのようで、このような月をスーパームーンと呼ぶのだということでした。「呼ぶようだ」と、あやふやな言い方になってしまうのは、天文学的な定義など無い言葉だからです。このような状態の月は大きく見えることは確かですが、だからといって天文学的に特別な意味があると云うと、そんなことはなくて、このため、満月(または新月)と近地点(月の公転軌道中で地球に最も接近する地点)通過の瞬間が何時間以内ならスーパームーンというのかといった学問的な厳密な定義もなされていないのです。そのため、こんなあやふやな表現になってしまいました。とはいえ、2012年頃から「こよみのページ」にも、次のスーパームーンはいつですかと云った質問が舞い込むようになり、皆さん、結構関心があることが分かりましたので、

 月の距離とスーパームーン http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0530.htm

 という記事をWeb こよみのページに書いてみました。この記事の中で、近年(1990~2050)のスーパームーンと呼ばれそうな月をピックアップした表を掲載しています。表を作るためには、あやふやな定義では計算ができないので、

  候補A 近地点通過から±1時間以内に新月、満月の瞬間をむかえるもの
  候補B    〃   ±6時間以内に新月、満月の瞬間をむかえるもの

 としてみました。候補Aは、優秀(?)、Bはそこそこといったところでしょうか。あの記事を書いてから8年。たった8年ですが、その8年の間にこの「スーパームーン」と呼ばれる月の条件はどんどん甘くなってしまって、数が増えてきています。

◇一年で一番大きな満月もスーパームーン?
 昨日の夕方のTVニュースを見ていたら、今日の満月(満月の瞬間は日本時で正午頃)は「スーパームーン。今年一番大きく見える満月です」だというのです。え? 一年で一番大きく見える満月はスーパームーンなんですか??確かに、今日の満月の瞬間に見える月は、2020年で一番大きく見える満月であることは間違いありません(ただし、満月の瞬間は日本時の正午ですから日本では月は見えませんけど・・・)。2020年の満月の日付と見かけの大きさは次の通り。

   日付  大きさ(%) ・・・ 平均を100% とした場合の数値
   1月11日 103.5
   2月 9日 106.0
   3月10日 107.6
   4月 8日 107.7 最大

   5月 7日 106.4
   6月 6日 104.2
   7月 5日 101.4
   8月 4日 98.6

   9月 2日 96.3
  10月 2日 94.9
  10月31日 94.6 最小
  11月30日 95.7
  12月30日 97.9

◇スーパームーンもインフレ気味?
 4月8日の満月が一番大きいことには違いありませんが、こんな具合にどんどん条件を緩めて「スーパームーン」の数を増やしてしまうと、それに反比例するようにありがたみは薄らぎます(最初から「ありがたみ」なんてないとも思いますが)。今回の「スーパームーン」と呼ばれた月は、2012年当時に計算した表には影も形ないものです。スーパームーンもインフレ気味。ハイパーインフレと言った方がいいくらいかな?すでに書いた通り、「スーパームーン」という用語は天文学から来たものではありません。ではどこから来たかというと、占星術の世界。本日の日本語版ウィキペディアで調べてみたら、

 ---- 以下ウィキペディア
    (https://ja.wikipedia.org/wiki/スーパームーン)より引用 ----
 (前略)
 スーパームーンという用語は、占星術師のRichard Nolleが1979年に以下のように独断的に定義した。軌道中で地球に最接近(90%以内)した新月または満月。即ち、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態。Nolleはまた、スーパームーンの位置にある月は「地球物理学的ストレス」の原因になると主張した。Nolleは、なぜ90%という数字が選ばれたかについては言及しなかった。近年では、特に最接近して近点から前後1時間以内に満月または新月を迎えることを「エクストリーム・スーパームーン」(Extreme Supermoon)、あるいは「エクストラ・スーパームーン」(Extra Supermoon)と呼ぶ場合があり・・・(後略)
 ----- 引用ここまで -----

 なるほど。近地点云々じゃなくて、もともとは「とにかく大きく見えればいい」ってことか。なら仕方ない。2012年当時、私が作ったあの表の基準(の候補A)は今でいえば、「エクストリーム・スーパームーン」なんていうたいそうな名前で呼ばれるようになっていたんですね。まあ、「めでたいことはいいことだ」。いいことならば沢山あってもいいじゃない。もともと定義もあいまいな概念なんだしさ~。ということなんですかね?大きくて明るい満月を見上げるのはうれしいですけど、でもそれは「スーパームーン」だからありがたいというわけじゃないんだけどなと思うカワウソでした。もちろん、私一人の考えですけどね。(「2020/04/08 号 (No.4939) 」の抜粋文)
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