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KAGAYA (@KAGAYA_11949) [twitter投稿]


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2020-07-07 [twitter投稿]



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エキナセア ! [ヘッダー画像]

200626no58.JPG
和名:ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)
撮影日:2020.06.26
福智山ろく花公園
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乞巧奠(きこう でん) [かわうそ@暦]

□乞巧奠(きこう でん)
 今日は七夕の日。乞巧奠とは、この七夕の日に行われる七夕行事の一つです。

◇乞巧奠とは
 乞巧奠は「きこうでん」あるいは「きっこうでん」と読みます。奠は「てん」と読む文字で、神仏に物を供えて祭るという意味を持ちます。私たちに比較的なじみのある言葉としては「香奠(こうでん)」などがあります。ただし、現在はこの「奠」に替えて「香典」と書かれることが多いので、結局はほとんど目にすることのない文字ですね。この「奠」がついた乞巧奠はどんな行事かというと、文字通り意味を考えれば、巧を乞うて神仏を祭る行事ということになります。巧を乞うとは?

◇七夕の夜には月明かりの下で針に糸を通す
 乞巧奠行事は中国から伝わった行事で、女性が手芸の上達を願うものでした。古い時代の中国では七夕の夜には女性たちが外へ出て、月の光の下で針に糸を通したそうです。月の光は明るく思えますが、実際に試してみると案外月明かりは頼りない明かりですから、きっとなかなか針に糸は通らなかったと思います。何度も何度も挑戦することになると思いますが、その挑戦の結果見事に針に糸が通ると巧みを得たといって喜んだといいます。これは七夕の主役、織女と牽牛の織女が手芸の神と考えられていたからです。織女は牽牛と逢える七夕の日以外は、せっせと機織りしているわけですから、手芸の神と考えられるのは当然といえば当然でしょう。七夕はその手芸の神様、織女が牽牛と逢えるめでたい日ですから、この日に祈ればきっと願いを叶えてくれると考えられたのでしょう。この「手芸」はやがて機織りや裁縫といったものだけでなく、文字や和歌といった手習い全般の意味に拡大されて、乞巧奠はそうした手習事全般の上達を願う行事となりました。あの笹に飾る短冊も、文字や和歌の上達を願って自ら書いたものを供えたものであったわけです。

◇七夕は月夜?
 乞巧奠行事として、古くは七夕の夜には月明かりの下で針に糸を通すという行為がなされたと書きました。ここで一つ問題。七夕の夜はいつも月が出てくれていたのか?答えは、「いつも月夜でした」ですね(もちろん晴れていればですけど)。これはなぜかといえば、それは皆さんも既にお気付きの通り、暦の仕組みから自明のことなのです。七夕の行事が生まれ、広がった時代の暦といえば月の満ち欠けに基礎をおいた太陰太陽暦でしたから、七月七日の七夕の夜は、新月から数えて 7日目の日。新月から数えて 7日目というと上弦の半月の日かその前日となります。ですから七夕の行事が行われるこの日には、日暮れの時間には上弦の月が南の空の高いところに輝いていたことになります。現在の七夕の行事は現在使われている暦(いわゆる新暦、太陽暦)の 7/7に行われることが一般的になりつつありますから、残念ながら七夕の夜には常に月があるという関係は崩れてしまっています。今年、2020年はどうかといえば、2日前の7/5が満月でしたからお月様は明るくて針に糸を通すには有利。ただし、月が出るのが21時頃ですから、月が空の高みまで昇るのは深夜になっちゃうので、良い子は寝てしまうかな?もし良い子でも眠れない夜であったなら、明るい月の光の下で針への糸通しに挑戦してみるというのはいかがでしょうか?そして見事に「巧み」を得てください。まあ、それ以前に晴れてくれるかが問題ですけれど。(「2020/07/07 号 (No.5029) 」の抜粋文)
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