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2020-07-15 [twitter投稿]



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シロカノコユリ(白鹿子百合)! [ヘッダー画像]

200714no6.JPG
撮影日:2020.07.14
福智山ろく花公園
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お中元には贈り物? [かわうそ@暦]

□お中元には贈り物?
 年末のお歳暮と並んで、贈り物の行き交うこの時期。お歳暮に対してこの時期の贈答品の熨斗には「お中元」と書かれますね。今日、7/15はその「中元」の日です。

◇中元と三官大帝(さんかんたいてい)
 中国には昔から三元思想というものがありました。天地人とか松竹梅、年月日というように三つのものの組み合わせで物事を考える考え方です。麻雀の白発中で「大三元」なんて言うのもまさに三元なのです。暦の世界では例えば元日のことを三元といったりします。それは、年の始め、月の初め、日の始めと暦の三つの基準が重なる日だからです。これとは別に、道教の三官大帝と呼ばれる三兄弟の神様のお祭りの日もまた三元の日と言われます。お中元はこの三兄弟の真ん中の神様の日です。ちなみにこの三元の日は、

 ・上元の日 1/15 (天官賜福大帝の生まれた日)
 ・中元の日 7/15 (地官赦罪大帝の生まれた日)
 ・下元の日 10/15 (水官解厄大帝の生まれた日)

 となっています。このうち中元の日生まれの「地官赦罪大帝」は人間が犯した罪を許してくれる神様なので、この日自分の犯してしまった罪の懺悔の意味で、普段お世話になっている人に贈り物をするという慣習があって(中国で)それが日本に伝わって現在の日本の「お中元」になりました。

◇元々は両親への贈り物?
 7/15といえばお盆の中日。亡くなったご先祖様の法要を行う日です。このご先祖様をお祀りする日、親族が集まって持参の食べ物などで宴会を開いたりしますが、この時に健在な親に対して贈り物をする(多くは食べ物。ことに「鯖(さば)」などが有名)ようになります。またこの時直接の親子関係が無くても社会生活上の親子関係(例えば、本家と分家、親方と雇い人)にある人達の間でも目下の者から目上の者へ日頃のお礼として贈り物をするようになり、これが次第に「御中元」と称されるようになりました。現在のような御中元行事が出来上がったのは明治時代も後半といわれますがこれは夏の最中に売り上げが落ちる百貨店などの売り上げ向上対策として、この御中元の慣習を利用したものだと考えられます。天上の三官大帝より現世の両親、現世の両親より(?)目の前の売り上げが勝った現代の御中元でしょうか。ちなみに、7/15の中元の日を過ぎてからの贈り物の熨斗には「御中元」ではなく、「暑中お見舞い」と書くのだとか。まあ、こちらが心配しなくても百貨店の御中元担当者はその辺は抜かりなくやってくれると思いますけれど。(「2020/07/15 号 (No.5037) 」の抜粋文)

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