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明日(7/17)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】です [かわうそ@暦]

◆明日(7/17)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】。
明け方の空に見える月であることから「有明の月」、古代の美人画の眉のように細い月であることから「眉月」とも呼ばれます。この月の後は新月の時期となり、しばらく月はその姿を隠します。

◆お月様の基礎データ
・月齢: 24.8 (7/16 の正午の値)
・月出:7/17 1時21分 月没:7/17 15時49分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):7/17 8時32分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 394100 km (平均距離の 1.03倍)。

 月は平均より 9700km遠く、見かけの大きさはいつもより少し小さいです。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)

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2020-07-16 [twitter投稿]



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ヒメノカリス・スペシオサ ! [ヘッダー画像]

200714no34.JPG
別名:スパイダーリリー
撮影日:2020.07.14
福智山ろく花公
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【藪入】 [かわうそ@暦]

【藪入】
 『家父入』とも書く奉公人が正月および盆の16日前後に、主家から休暇をもらって親もとなどに帰ること。また、その日。盆の休暇は「後(のち)の藪入り」ともいった。宿入(やどいり)。新年季語。好色一代女4「されども藪入の春秋をたのしみ」→宿下がり《広辞苑・第六版》

 はじめは、商家の奉公人の休みと云うより、嫁いだ女性が実家に里帰りすることの許された日だったと言われる。その里帰りの習慣がやがて、商家の奉公人の休暇の日ともなったのだと考えられます。盆、正月で忙しく立ち働いた人達に、一息入れてもらうための休みの日というわけでしょう。仏教では、この日は、閻魔の賽日で、地獄の獄卒すらも休暇を与えられ、罪人の責め苦が行われない日とされるので、地上の人間の世界でも休暇を与えるのだとも云われます。おそらく俗説ではあるでしょうが、地獄で休暇をもらった鬼たちは、どんな休日を過ごしているのかな?針のお山へハイキング、血の池地獄で魚釣り・・・考えると楽しくなってしまうので、私はこの説がお気に入りです。

 話は、商家の休みの日に戻りますが、江戸時代の商家の慣習としては、奉公人の休暇の日というのはとても少なくて、春秋それぞれ1日というのが普通だったそうで、その日がこの藪入り。江戸の街では、この日はたいそうな賑わいで、盛り場ではこの日は大紋日と呼ばれた稼ぎ時だったとか。折角の春秋1日の休日、里帰りする人もいれば、盛り場で羽目を外す人もいたということでしょう。今も昔も休日の過ごし方は人それぞれだと言うことですね。それにしても春秋にそれぞれ1日の休日のみだったとは、昔の奉公人は大変でしたね(あ、地獄の獄卒たちもでした)。「毎日、仕事仕事で大変だ」なんて、月に何日も休みのある私達がぼやいてしまっては、罰が当たりますね。ちなみに、日刊☆こよみのページは、盆正月も藪入りの日も休刊は無し。藪入り日、作るべきだったかな・・・。(「2020/07/16 号 (No.5038) 」の抜粋文)

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