KAGAYA (@KAGAYA_11949) [twitter投稿]
オリオン大星雲(M42)とトラペジウム
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) February 16, 2024
オリオン座にあり、ここでは新しい星が誕生しています。
カメラと望遠鏡を使い長時間光を集めると、このように肉眼では見えない姿が浮かび上がります。中心で寄り添って輝く4つの星はトラペジウムとよばれます。
(今週、静岡県にて撮影)今週もお疲れさまでした。 pic.twitter.com/RAIC0Kh8V8
冬の夜空のダイヤモンド [かわうそ@暦]
■冬の夜空のダイヤモンド
本日(2024/2/17)は「天使の囁きの日」とのこと。その説明によると「天使の囁きとは、ダイヤモンドダストのこと」とあります。ダイヤモンドダストは気象では細氷(さいひょう)と呼ぶもので、極めて細かな氷晶が空中を漂ってキラキラ光るものです。ごく寒い地域や高山で見られる現象です。本日はそんなダイヤモンドダストにちなんだ「天使の囁きの日」なのですが私にとっては幸いなことに、ダイヤモンドダストとは無縁の、暖かな日となっています。暖かくて嬉しいのですが困ったことが一つ。それは「『天使の囁きの日』関連で、何かはなしを一つ・・・」と思ったのに、この暖かさでは北国でもダイヤモンドダストが出現することもないでしょうから。「よわったな」なんて思っていたら天使の囁きがダイヤモンドダストのことという、記述に気が付きました。「これだ!」ということで、本日はダイヤモンドダストから思い浮かんだダイヤモンドにまつわる話を一つ(ダストの方じゃなく、ダイヤモンドの話ですけど)。
◇冬の空の三角と六角
冬も二月の半ばを過ぎ、後半に入りました。冬の星座は明るい星が多いので賑やかですが、その賑やかな星々の中に「冬のダイヤモンド」と呼ばれる星々があります。空の見える星の並びは無秩序ですが、どうも人間は「無秩序」には耐えられないらしく、その無秩序の中に何かの意味のある形を見つけようとします。洋の東西のどちらにも沢山の「星座」が生まれたのにはこうしたことが背景が有るからでしょう。点と点を結んで意味のある形を作るといえば、正三角や正方形と言った幾何学的な形が有ります。星も点ですから星空には
○○の大三角
○○の四角形
と名付けられるものが幾つもあります。よく知られたところでは夏の大三角と冬の大三角が有ります。冬の大三角は、
シリウス(おおいぬ座)
プロキオン(こいぬ座)
ベテルギウス(オリオン座)
の三つを結んで出来る三角形で、ほぼきれいな正三角形です。この冬の大三角は有名ですので小中学校の理科の授業などで、その呼び名を聞いた記憶のある方は多いはずです。さて、この有名な冬の大三角ですが、この「大三角」を包含したより大きな幾何学図形が冬の夜空にはあります。この幾何学図形は六角形。夜空に並ぶこの六角形を冬のダイヤモンドと呼びます。この冬のダイヤモンドは
シリウス(おおいぬ座)※
プロキオン(こいぬ座)※
ポルックス(ふたご座)
カペラ(ぎょしゃ座)
アルデバラン(おうし座)
リゲル(オリオン座)
の六つの星を結んで出来る六角形です。星の名前の後に※をつけた二つの星は冬の大三角形にも登場する星です。冬の大三角の一辺がやはりその一辺となっている六角形ですから、冬の大三角よりずっと大きな六角形です。ダイヤモンドとしたらかなり豪華なダイヤモンドです。今の時期、晴れた夜空を眺めると、見慣れた冬の大三角からそれを内包したより大きな冬のダイヤモンドを探し出すことが出来ます。
◇冬のダイヤモンド・・・かな?
「冬のダイヤモンド」なんていうロマンチックな名前に期待して、夜空から前述の六つの星の作る六角形を探してみると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれないのがこの冬のダイヤモンド。期待したほどきれいな六角形では有りません。どおりで随分と長いこと空を見上げる生活をしていましたが「冬のダイヤモンド」が印象に残らなかったはず。少々ゆがんだこの六角形が私の気にはいらなかったからでしょうか。まあ、三角形と違って六角形ともなれば偶然にきれいな形が出来る確率はグンと下がるでしょうから、あんまり目くじらを立てちゃいけないのかも知れませんね。この冬のダイヤモンド、今の時期であれば、午後 8時~ 9時頃に真南から天頂(真上)辺りまで広がった大きな六角形として見えます。どのくらいきれいな(あるいはゆがんだ)六角形か、皆さんも空を見上げて確認してみてはいかがでしょう。今夜辺りですと、お月様が冬のダイヤモンドの直ぐ西側に輝いているはずです。明日~明明後日は月はこの六角形のなかを通過するはずですので、月を目当てに探すことも出来るでしょう。「え、ダイヤモンドなんかには見えないよ?」「いやいや、ダイヤモンドに見えるじゃないか!」こんな会話からでも、星を見上げるきっかけにはなるかも知れませんから。
(「2024/02/17 号 (No.6349)」の抜粋文)
本日(2024/2/17)は「天使の囁きの日」とのこと。その説明によると「天使の囁きとは、ダイヤモンドダストのこと」とあります。ダイヤモンドダストは気象では細氷(さいひょう)と呼ぶもので、極めて細かな氷晶が空中を漂ってキラキラ光るものです。ごく寒い地域や高山で見られる現象です。本日はそんなダイヤモンドダストにちなんだ「天使の囁きの日」なのですが私にとっては幸いなことに、ダイヤモンドダストとは無縁の、暖かな日となっています。暖かくて嬉しいのですが困ったことが一つ。それは「『天使の囁きの日』関連で、何かはなしを一つ・・・」と思ったのに、この暖かさでは北国でもダイヤモンドダストが出現することもないでしょうから。「よわったな」なんて思っていたら天使の囁きがダイヤモンドダストのことという、記述に気が付きました。「これだ!」ということで、本日はダイヤモンドダストから思い浮かんだダイヤモンドにまつわる話を一つ(ダストの方じゃなく、ダイヤモンドの話ですけど)。
◇冬の空の三角と六角
冬も二月の半ばを過ぎ、後半に入りました。冬の星座は明るい星が多いので賑やかですが、その賑やかな星々の中に「冬のダイヤモンド」と呼ばれる星々があります。空の見える星の並びは無秩序ですが、どうも人間は「無秩序」には耐えられないらしく、その無秩序の中に何かの意味のある形を見つけようとします。洋の東西のどちらにも沢山の「星座」が生まれたのにはこうしたことが背景が有るからでしょう。点と点を結んで意味のある形を作るといえば、正三角や正方形と言った幾何学的な形が有ります。星も点ですから星空には
○○の大三角
○○の四角形
と名付けられるものが幾つもあります。よく知られたところでは夏の大三角と冬の大三角が有ります。冬の大三角は、
シリウス(おおいぬ座)
プロキオン(こいぬ座)
ベテルギウス(オリオン座)
の三つを結んで出来る三角形で、ほぼきれいな正三角形です。この冬の大三角は有名ですので小中学校の理科の授業などで、その呼び名を聞いた記憶のある方は多いはずです。さて、この有名な冬の大三角ですが、この「大三角」を包含したより大きな幾何学図形が冬の夜空にはあります。この幾何学図形は六角形。夜空に並ぶこの六角形を冬のダイヤモンドと呼びます。この冬のダイヤモンドは
シリウス(おおいぬ座)※
プロキオン(こいぬ座)※
ポルックス(ふたご座)
カペラ(ぎょしゃ座)
アルデバラン(おうし座)
リゲル(オリオン座)
の六つの星を結んで出来る六角形です。星の名前の後に※をつけた二つの星は冬の大三角形にも登場する星です。冬の大三角の一辺がやはりその一辺となっている六角形ですから、冬の大三角よりずっと大きな六角形です。ダイヤモンドとしたらかなり豪華なダイヤモンドです。今の時期、晴れた夜空を眺めると、見慣れた冬の大三角からそれを内包したより大きな冬のダイヤモンドを探し出すことが出来ます。
◇冬のダイヤモンド・・・かな?
「冬のダイヤモンド」なんていうロマンチックな名前に期待して、夜空から前述の六つの星の作る六角形を探してみると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれないのがこの冬のダイヤモンド。期待したほどきれいな六角形では有りません。どおりで随分と長いこと空を見上げる生活をしていましたが「冬のダイヤモンド」が印象に残らなかったはず。少々ゆがんだこの六角形が私の気にはいらなかったからでしょうか。まあ、三角形と違って六角形ともなれば偶然にきれいな形が出来る確率はグンと下がるでしょうから、あんまり目くじらを立てちゃいけないのかも知れませんね。この冬のダイヤモンド、今の時期であれば、午後 8時~ 9時頃に真南から天頂(真上)辺りまで広がった大きな六角形として見えます。どのくらいきれいな(あるいはゆがんだ)六角形か、皆さんも空を見上げて確認してみてはいかがでしょう。今夜辺りですと、お月様が冬のダイヤモンドの直ぐ西側に輝いているはずです。明日~明明後日は月はこの六角形のなかを通過するはずですので、月を目当てに探すことも出来るでしょう。「え、ダイヤモンドなんかには見えないよ?」「いやいや、ダイヤモンドに見えるじゃないか!」こんな会話からでも、星を見上げるきっかけにはなるかも知れませんから。
(「2024/02/17 号 (No.6349)」の抜粋文)
今日(2/17)の夜空に見える月は【上弦の半月】です [かわうそ@暦]
◆今日(2/17)の夜空に見える月は【上弦の半月】。
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【八日月】です。
◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 2/17 0時 1分 (月齢は 6.7)
※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:2/17 10時42分 月没:2/18 1時51分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):2/17 18時13分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 384700 km (平均距離の 1.00倍)。
月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)
上弦の月は日が暮れる頃は、真南の空の高いところにあり、日付が切り替わる頃に、西の地平線に沈んでゆきます。旧暦日による呼び名では【八日月】です。
◆お月様の基礎データ
・上弦の半月の瞬間は 2/17 0時 1分 (月齢は 6.7)
※上弦の半月とは、月と太陽の黄経の角度差が90度となる瞬間です。
・月出:2/17 10時42分 月没:2/18 1時51分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):2/17 18時13分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 384700 km (平均距離の 1.00倍)。
月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(「お月様のお知らせメール」の抜粋文)