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2020-02-03 [twitter投稿]



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ゲラニウム ! [ヘッダー画像]

200128no38.JPG
撮影日:2020.01.28
JA直鞍なのはな畑
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恵方巻き [かわうそ@暦]

□恵方巻き
 本日は節分ということで、昨日に引き続きですが節分ネタです。本日の話は、最近では全国的節分行事となっちゃった(?)感じの恵方巻の話です。節分の夜に恵方に向かい太巻きを食べると幸せになるという関西の恵方巻きの慣習がコンビニエンスストアやスーパーなどの商業ベースでの展開のおかげで、全国に広がり始めたのは、21世紀に入った頃のことでしょうか。きっと、このメールマガジンをお読みの方の中にも、「今日の夕食は太巻き」とおっしゃる方がいらっしゃるのでは?

◇恵方(えほう)と恵方巻き
 江戸時代には、自分の住んでいる場所の恵方に当たる方角にある寺社に詣でる恵方詣(えほうもうで)が盛んだったそうです。娯楽の少なかった時代には恵方詣にかこつけて、物見遊山なんてところだったと思われます。恵方巻の「恵方」は恵方詣の恵方と同じものです。恵方巻の発祥の地は大阪の船場あたりといわれています。歴史としてはせいぜい 100年程度の比較的歴史の浅い風習のようです。

  節分の日には恵方に向かって太巻きを丸かじりする(しかも、食べ終わるまで無言で・・・)

 知らないで見たら、とっても不思議(不気味)な光景です。知っていても、やはり不思議(変?)な光景ですけど。節分の日は「のり巻きの日」として海苔業者団体が記念日を制定したことでもわかるとおり、海苔の消費拡大を狙った商業ベースのPRが行われました。ただ、これだけでは今一つ盛り上がりませんでしたが、全国展開しているコンビニエンスストアが「恵方巻」に目を付けてからは、あれよあれよという間に全国区の風習になってしまいました。海苔業者団体もこの結果的には、大満足でしょうか?

◇恵方ってなに?
 現在の恵方は、方角による吉凶判断から生まれたものです。元々は正月に年神が来臨する方角ということでしたが、九星術という方角占いが流行してそこに登場する歳徳神という吉神のおわす方角とされるようになりました。九星術の方角占いには沢山の神様(もちろん架空の)が登場します。どうしたわけかこの沢山の神様の多くは悪神で、その神様がいる方角に向かって何かすると良くないことがあるというのがこの占いの基本的なパターンです。「引っ越ししようとしたけど、方角がよくないので来年まで待てと言われた」なんて云う話を今でもたまに耳にしますが、こうした話の元でございます。悪い方角は「塞ぎ(ふさぎ)」とか「塞がり」などと呼ばれます。「いやー、八方塞がりでどうしようもないんだよ」なんていう慣用的表現もこの方角による吉凶判断から生まれた言葉です。八方(全方向)が悪い方角になってしまっては、どうにも動きがとれないというわけです。現在の恵方は歳徳神という女神様のおわす方角ということになっています。この歳徳神は力のある吉神で、この神様がいらっしゃる方角であれば、その方角は他の悪神がいてもその悪い影響を免れます。この方角を「恵方(えほう)」とか「明の方(あけのかた)」と云います。塞がっていないから明の方というわけですかね。

◇恵方はどうのように決められているのか?
 歳徳神は、年毎にその居場所を変える神様です。歳徳神のいらっしゃる方角が恵方ですから、歳徳神が年毎に居場所を変えるので恵方も年毎に変わります。ある年の歳徳神はどちらにいらっしゃるのかというと、これは案外簡単な規則で決まっています。それは次の通り。

  甲・己の年 甲の方角(寅卯の間) ≒ 東北東
  乙・庚の年 庚の方角(申酉の間) ≒ 西南西
  丙・辛の年 丙の方角(巳午の間) ≒ 南南東
  丁・壬の年 壬の方角(亥子の間) ≒ 北北西
  戊・癸の年 丙の方角(巳午の間) ≒ 南南東

 5方向かと一瞬思いますが、「丙の方角」が 2度登場しているので、実は4方向だけ。案外大したことはなさそうです。「甲・己の年」とあるように、年の十干によって決まっているのです。十干なので、10年毎に巡回しますから、年の十干と西暦の対応をどこかで確認すれば、あとは西暦の年数さえわかれば恵方はわかることになります。年の十干と西暦の下一桁の対応はどうなっているかというと、

  甲(4) 乙(5) 丙(6)丁(7) 戊(8) 己(9) 庚(0) 辛(1) 壬(2) 癸(3)

 のようになっています。十干の文字の後ろの()内の数字が西暦年数の下一桁を表しています。西暦年の下一桁と恵方の関係を整理すると、西暦年の末尾1桁が、0,5なら西南西、1,3,6,8なら南南東、2,7なら北北西、4,9なら東北東となるわけです。今年の西暦は末尾が 0ですから、恵方は西南西(庚の方角)となります。さて、今年の恵方もわかったことですし、夕食には太巻きを用意して西南西を向いて無言で「もぐもぐ」と食べることにしましょうか?(「2020/02/03 号 (No.4874) 」の抜粋文)
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