2020-02-20 [twitter投稿]
hippocampus460ベニバナマンサク - 絵画風 https://t.co/NThiAMUboK @hippocampus460さんから02/19 18:04 hippocampus460『明日(2/20)の明け方の東の空に昇る月は【二十六夜の月】です』hippo@home|https://t.co/5kaufiqiRo02/19 18:24 hippocampus460おはようございます!7時起床、天気 /欠けていく三日月(7時36分、輝面比14%)視認できず。今日は有明月、月齢25.9。月の出:4時44分、月の入:14時52分です(北九州) /今朝の空は一面グレー一色です。福智山は視えます… https://t.co/2sDs8DQXUx02/20 07:42 hippocampus460『星昼間・星真昼と星の時間』hippo@home|https://t.co/SlsuFK53d502/20 11:31 hippocampus460『オーニソガラム・ダビウム !』hippo@home|https://t.co/6fYMHDaNzU02/20 16:40 hippocampus460日中、良い天気に恵まれる!PM2.5のレベルは5(9→5)、AQI:良い /午前中、家内のアッシー君でボランティア団体に食材を運ぶ。帰り、スーパーにより買物。帰宅後、PC作業。昼食後は昼寝です(*^_^*)02/20 16:53
星昼間・星真昼と星の時間 [かわうそ@暦]
□星昼間・星真昼と星の時間
星昼間(ほしひるま)、星真昼(ほしまひる)という言葉があります。 星昼間といっても、真昼に見える星なんていう意味ではありません。太陽が真南に見える時間を真昼、あるいは昼間(狭義の)と言う場合が有りますが、星を太陽と見立てたとすれば星が真南に来る時間帯は星にとっての真昼であり、星にとっての昼間であるというのがこの言葉の意味。理科の時間に習った言葉で言い直せば、星が南中する時間帯ということになります。
◇ことわざの中の星昼間・星真昼
私がこの言葉を知ったのは、お天気博士として知られる倉嶋厚さんの本、季節の 366日話題辞典 からです。その本の中でこの言葉は
星昼間の南風(プスピローマ・ヌ・ハイカジ)
三つ星真昼、粉八合
ということわざとして紹介されています。二つの言葉に登場する「星」はオリオン座のベルトにあたる三つ星のことです。オリオン座は一等星の多い、はっきりした星座。その星座の中でも、三つきれいに並んだ三つ星は印象に残りやすいものです。前者の「星昼間の南風」は石垣島で使われた言葉だそうで、意味は夕暮れ時にオリオンの三つ星が南中する(星昼間)時期には春の南風が吹くという意味だそうです。オリオンの三つ星が夕暮れ時に星昼間となる時期とは何時かというとそれは今頃。大体二月の半ば頃です。二月半ば頃に吹く春の南風といえば春一番を思い起こします。「星昼間の南風」という言葉があったとされる石垣島でも、この時期には南風が吹くことが多いそうですから、これも春一番の類と考えてよいのかな?
◇星を見る時間帯
「星昼間の南風」ではオリオン座の三つ星が星昼間を迎えるのは夕方で、その時期は二月中頃だと書きました。ではもう一つ取り上げたことわざ「三つ星真昼、粉八合」はいつ頃の言葉かというと、初秋の頃の言葉。この場合、三つ星が星真昼となる時間帯は明け方。このことわざは明け方に三つ星が星真昼になる時期にソバをまけば収穫がよいという意味で使われます。どちらも着目されたのは目立つオリオン座の三つ星ですが、面白いのはこの星を見ている時間帯が明け方や夕方であるということです。日の出と共に仕事を始め、日没と共に仕事を終えるという昔の生活では、その始めと終わりの時刻に見える星で季節を捉えるということがあったようです。同じように夜明け前に仕事を始める漁業関係者の間ではオリオン座は夏の星座だと考えられていたそうですが、これは夏の明け方にオリオン座が昇る様子を目にしていたためだと思われます。現在の私たちは「星は夜見るもの」と考えがちですが、時代や生活習慣が違えば星を見る時間も変わるのですね。本日の暦のこぼれ話は星昼間・星真昼という言葉とその言葉の使われ方から連想した、あれやこれやでした。(「2020/02/20 号 (No.4891) 」の抜粋文)
星昼間(ほしひるま)、星真昼(ほしまひる)という言葉があります。 星昼間といっても、真昼に見える星なんていう意味ではありません。太陽が真南に見える時間を真昼、あるいは昼間(狭義の)と言う場合が有りますが、星を太陽と見立てたとすれば星が真南に来る時間帯は星にとっての真昼であり、星にとっての昼間であるというのがこの言葉の意味。理科の時間に習った言葉で言い直せば、星が南中する時間帯ということになります。
◇ことわざの中の星昼間・星真昼
私がこの言葉を知ったのは、お天気博士として知られる倉嶋厚さんの本、季節の 366日話題辞典 からです。その本の中でこの言葉は
星昼間の南風(プスピローマ・ヌ・ハイカジ)
三つ星真昼、粉八合
ということわざとして紹介されています。二つの言葉に登場する「星」はオリオン座のベルトにあたる三つ星のことです。オリオン座は一等星の多い、はっきりした星座。その星座の中でも、三つきれいに並んだ三つ星は印象に残りやすいものです。前者の「星昼間の南風」は石垣島で使われた言葉だそうで、意味は夕暮れ時にオリオンの三つ星が南中する(星昼間)時期には春の南風が吹くという意味だそうです。オリオンの三つ星が夕暮れ時に星昼間となる時期とは何時かというとそれは今頃。大体二月の半ば頃です。二月半ば頃に吹く春の南風といえば春一番を思い起こします。「星昼間の南風」という言葉があったとされる石垣島でも、この時期には南風が吹くことが多いそうですから、これも春一番の類と考えてよいのかな?
◇星を見る時間帯
「星昼間の南風」ではオリオン座の三つ星が星昼間を迎えるのは夕方で、その時期は二月中頃だと書きました。ではもう一つ取り上げたことわざ「三つ星真昼、粉八合」はいつ頃の言葉かというと、初秋の頃の言葉。この場合、三つ星が星真昼となる時間帯は明け方。このことわざは明け方に三つ星が星真昼になる時期にソバをまけば収穫がよいという意味で使われます。どちらも着目されたのは目立つオリオン座の三つ星ですが、面白いのはこの星を見ている時間帯が明け方や夕方であるということです。日の出と共に仕事を始め、日没と共に仕事を終えるという昔の生活では、その始めと終わりの時刻に見える星で季節を捉えるということがあったようです。同じように夜明け前に仕事を始める漁業関係者の間ではオリオン座は夏の星座だと考えられていたそうですが、これは夏の明け方にオリオン座が昇る様子を目にしていたためだと思われます。現在の私たちは「星は夜見るもの」と考えがちですが、時代や生活習慣が違えば星を見る時間も変わるのですね。本日の暦のこぼれ話は星昼間・星真昼という言葉とその言葉の使われ方から連想した、あれやこれやでした。(「2020/02/20 号 (No.4891) 」の抜粋文)