2020-08-22 [twitter投稿]
hippocampus460ブーゲンビレア - 絵画風 https://t.co/khmIHOG8Gc @hippocampus460より08/21 17:24 hippocampus460『今日(8/21)の夕方、西の空に見える月は【三日月】です』hippo@home|https://t.co/4A92ZsgbmD08/21 17:34 hippocampus460『KAGAYA (@KAGAYA_11949)』hippo@home|https://t.co/TfRV6jOIgf08/21 22:11 hippocampus460おはようございます!6時起床、天気 /満ちていく三日月(7時01分、輝面比9%)視認できず。今日は夕月、月齢2.8。月の出:8時53分、月の入:21時15分です(北九州) /今朝の空も霞んでいます。お日さんがボンヤリ視えます!… https://t.co/G6GcGaOzMz08/22 07:12 hippocampus460『北極星は変わる』hippo@home|https://t.co/P8X0ggi9dM08/22 12:56 hippocampus460『ウコン(鬱金)の花 !』hippo@home|https://t.co/nQgbaKfty108/22 17:14 hippocampus460日中、晴れのち曇り、夕方雨。PM2.5のレベルは31(24→31)、AQI:平常 /午前中、月一度の散髪に出かける。帰り、お茶屋さんにより煎茶とコーヒー豆を購入。帰宅後、少しPC作業。昼食後は昼寝です(*^_^*)08/22 17:27
北極星は変わる [かわうそ@暦]
□北極星は変わる
昨日、仕事で北極星に関係する話をしていた(どんな仕事だ?)ので「そうだ、今日は北極星の話をしよう」と思ったかわうそです。では早速、話を始めましょう。北の空を向いて、北斗七星の柄杓(ひしゃく)からとか、カシオペアのWの辺を使ったりとかして、北極星を探したことは有りませんか?北極星は、現在天の北極から 0.7度程離れた場所にある 2等星。こぐま座のα星(ポラリス)ですがとびきり明るい星というわけではありません。ただ周囲に明るい星がないので、慣れてくれば探すのは簡単です。「現在天の北極から 0.7度程離れた」と書いたとおり、ぴったり真北にあるわけでは有りません。たまに、北極星は真北にあると思っていて、違うと言ったら「では北極星という名前は嘘じゃないか!」と腹を立てる方がいらっしゃる(「知らんがな」と言いたいところです)のですが、天の北極(南極)というというのは地球の自転軸の方向ですから、どこかの星にぴったり合うというようなものではありません。現在の北極星だって、たまたまその近くにいただけの星です。ここまでの話の中でたびたび「現在」という言葉を使っていますが、このことにはお気づきでしたか?わざわざ「現在の北極星」とか「現在天の北極から 0.7度程」と書いたのはこれが変わるものだからなのです。こぐま座のα星(ポラリス)はこれからも少しずつ天の北極に近づいて行きAD2100頃に0.46度辺りまで達します。そしてそれ以後はだんだんと天の北極から離れ始めます。つまり、ポラリスが北極星であるのは、ここしばらくの間と言うことになります。もっとも「ここしばらく」とは言ってもその長さは数百年。星の世界での「ここしばらく」は人間には充分長い間です。このように天の北極と星の位置関係が変化する一番大きな理由は地球の歳差(さいさ)運動と呼ばれる動きのため。地球の自転軸の向きは星々の間を半径約23.4度の円を描いてゆっくりと移動します。この 1周に要する時間は、およそ25800年。気の遠くなるような長さで、人間一人の寿命を考えれば、その一生の間に動く量は 0.5度程度(100年生きたとして)。たいしたことは有りませんが、それでもたとえば飛鳥時代の人が見上げた空では、現在の北極星は天の北極から 8度もずれていたはず。BC3000年頃のエジプト王朝時代まで遡ると、その時代の北極星は現在の星ではなく、りゅう座のα星(3.6 等星)が北極星の役割をしていました。将来に目を転じれば、七夕の織り姫星として知られること座のα星(ベガ0 等星)が北極星となることもあります。ベガは大変明るい星ですから、その時代だと、わざわざ探し方を覚えなくても、すぐにあれが北極星だとわかって便利ですね。もっとも、それは1万3000年ほど後の時代の話ですが。現在の北極星、こぐま座のα星は2等星ですから、東京など都市部ではちょっと見るのが苦しいかもしれませんが、この時期ですから田舎に帰省して普段は見ることのない暗い夜空と夜空に輝く多くの星を眺める機会もあるでしょうから、そんな機会には今、天の北極に近づきつつ有り、やがては離れてゆく現在の北極星を探してみてください。(「2020/08/22 号 (No.5075) 」の抜粋文)
昨日、仕事で北極星に関係する話をしていた(どんな仕事だ?)ので「そうだ、今日は北極星の話をしよう」と思ったかわうそです。では早速、話を始めましょう。北の空を向いて、北斗七星の柄杓(ひしゃく)からとか、カシオペアのWの辺を使ったりとかして、北極星を探したことは有りませんか?北極星は、現在天の北極から 0.7度程離れた場所にある 2等星。こぐま座のα星(ポラリス)ですがとびきり明るい星というわけではありません。ただ周囲に明るい星がないので、慣れてくれば探すのは簡単です。「現在天の北極から 0.7度程離れた」と書いたとおり、ぴったり真北にあるわけでは有りません。たまに、北極星は真北にあると思っていて、違うと言ったら「では北極星という名前は嘘じゃないか!」と腹を立てる方がいらっしゃる(「知らんがな」と言いたいところです)のですが、天の北極(南極)というというのは地球の自転軸の方向ですから、どこかの星にぴったり合うというようなものではありません。現在の北極星だって、たまたまその近くにいただけの星です。ここまでの話の中でたびたび「現在」という言葉を使っていますが、このことにはお気づきでしたか?わざわざ「現在の北極星」とか「現在天の北極から 0.7度程」と書いたのはこれが変わるものだからなのです。こぐま座のα星(ポラリス)はこれからも少しずつ天の北極に近づいて行きAD2100頃に0.46度辺りまで達します。そしてそれ以後はだんだんと天の北極から離れ始めます。つまり、ポラリスが北極星であるのは、ここしばらくの間と言うことになります。もっとも「ここしばらく」とは言ってもその長さは数百年。星の世界での「ここしばらく」は人間には充分長い間です。このように天の北極と星の位置関係が変化する一番大きな理由は地球の歳差(さいさ)運動と呼ばれる動きのため。地球の自転軸の向きは星々の間を半径約23.4度の円を描いてゆっくりと移動します。この 1周に要する時間は、およそ25800年。気の遠くなるような長さで、人間一人の寿命を考えれば、その一生の間に動く量は 0.5度程度(100年生きたとして)。たいしたことは有りませんが、それでもたとえば飛鳥時代の人が見上げた空では、現在の北極星は天の北極から 8度もずれていたはず。BC3000年頃のエジプト王朝時代まで遡ると、その時代の北極星は現在の星ではなく、りゅう座のα星(3.6 等星)が北極星の役割をしていました。将来に目を転じれば、七夕の織り姫星として知られること座のα星(ベガ0 等星)が北極星となることもあります。ベガは大変明るい星ですから、その時代だと、わざわざ探し方を覚えなくても、すぐにあれが北極星だとわかって便利ですね。もっとも、それは1万3000年ほど後の時代の話ですが。現在の北極星、こぐま座のα星は2等星ですから、東京など都市部ではちょっと見るのが苦しいかもしれませんが、この時期ですから田舎に帰省して普段は見ることのない暗い夜空と夜空に輝く多くの星を眺める機会もあるでしょうから、そんな機会には今、天の北極に近づきつつ有り、やがては離れてゆく現在の北極星を探してみてください。(「2020/08/22 号 (No.5075) 」の抜粋文)