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2018-03-31 [twitter投稿]



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ジューンベリー ! [ヘッダー画像]

180330no77.JPG
福智山ろく花公園
撮影日:2018.03.30
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今日(3/31)の夜空に見える月は【満月&十五夜の月】です [かわうそ@暦]

◆今日(3/31)の夜空に見える月は【満月&十五夜の月】。
月は日暮れの頃に東の空から昇り、翌日の夜明け頃に西の地平線に沈んでゆきます。新月から数えて15日目の十五夜の月と満月は同じものと考えられがちですが、十五夜と満月が同じ日になる確率は50%以下。案外はずれています。(今回は一致しています)

◆お月様の基礎データ
・満月の瞬間は 3/31 21時37分 (月齢は 14.0) ※満月とは、月と太陽の黄経の角度差が180度となる瞬間です。
・月出:3/31 17時45分 月没:4/1 6時 1分 (東京での時刻)
・南中(真南に見える瞬間):3/31 23時56分 (東京での時刻)
・南中時の月と地球の中心距離は 378900 km (平均距離の 0.99倍)。

 月は平均距離付近にあり、見かけの大きさも平均的です。お月様、見えるでしょうか?見えるといいですね。(『お月様のお知らせメール』の抜粋文)
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二度目の満月とブルー・ムーン [かわうそ@暦]

■二度目の満月とブルー・ムーン
 今日は満月。3/2も満月でしたから、今月二度目の満月ということになります。今年は、 1月も同じように1/2,1/31が満月となっていました。こう言うと、珍しいことではないようにも思えますので、どれくらいの頻度で、このような「一月に二度の満月」が見られるのかを調べて見ました。調べた期間は2010~2030年の間。結果は以下の通り。

  2010 1/1, 1/30  2010 3/1, 3/30
  2012 8/2, 8/31
  2015 7/2, 7/31
  2018 1/2, 1/31  2018 3/2, 3/31
  2020 10/2,10/31
  2023 8/2, 8/31
  2026 5/2, 5/31
  2029 1/1, 1/30  2029 3/1, 3/30
  ※注意:満月の日付は、日本時による。

 調べた21年の間に11回ですから、ほぼ2年に1度。まあ、けっこう珍しいといえそうです。なお、2010,2029年は、今年と同様、この珍しい現象が1年の間に 2回起こる年となります。

◇ブルー・ムーン
 このように、一月の間に二度の満月がある場合、その二度目の満月の方をブルー・ムーン(Blue Moon) と呼ぶことがあります。Moonについてを辞書を引くと

  once in a blue moon ・・・ めったにない、極まれに

 という熟語の解説が見つかります。辞書の説明によると「大気中の塵などの影響でまれに月が青く見えることから生れた言葉」とあります。最近作られた辞書ではどうなのか、調べていないのですが、私の持っている英語の辞書にはBlue Moon に関して「一月の間に見える二度目の満月」といった解説はありませんでした。その理由として考えられるのは、この

  Blue Moon ・・・ 一月の間に見える二度目の満月

 という意味が最近使われ出したものだということがあります。

◇現代の「ブルー・ムーン」は誤伝から始まった?
 ブルー・ムーン ・・・ 一月の間に見える二度目の満月という解釈はどうやらとある雑誌の間違った記事に起因する新解釈の言葉のようです。その雑誌とはアメリカの有名な天文雑誌、「Sky & Telescope(スカイ・アンド・テレスコープ)」、略してスカテン(こんな略し方するのは私だけかな?)。日本にも多くの天文雑誌がありますが、Sky & Telescope 誌はそうした天文雑誌の草分け的な存在で、非常に有名な雑誌です。このすごく有名な天文雑誌の1943/7号及び1946/3号でBlue Moon という言葉について取り上げられました。現代のブルー・ムーンという解釈はどうやら後者の 1946/03号で、「その月 2回目の満月」という意味を付け加えてしまったことが元となって拡がったもののようです。困ったことにこのブルー・ムーン拡散の元となったこの雑誌の記事の説明は間違いだったのです。現代のブルー・ムーンはいわば「誤伝ブルー・ムーン」なのでした。とはいえ、その記事だけの問題であればその雑誌を読んでいる天文愛好者の間だけの問題だったのでしょうが、1980/1にアメリカのラジオ局がこの話を紹介することがあってから、どうやら急速にこの誤伝ブルー・ムーンが広がってしまったらしい。この誤りの件に関しては、Sky & Telescope 誌自身が調査し、元の記事に誤りがあったことを認めた記事を1999/3号に掲載しています。私はさすがに元の記事は読んだことがありませんでしたが、この1999/3号の記事の方は見た(私の英語力ではとても「読んだ」とはいえない・・・)記憶があります。おもしろそうな記事だったので覚えています。ちなみに、この雑誌社のWeb サイトでこの1999/3号の記事を読むことができますので、興味のある方はどうぞ。

 What's a Blue Moon? http://www.skyandtelescope.com/observing/objects/moon/3304131.html

◇本当は一つの季節に 4度の満月がある時の 3番目の満月だった?
 元々のSky & Telescope 誌の記事は「Blue Moon」 という言葉の語源探しだったらしく、その語源を探るうち、「メイン州農民年鑑」の中にBlue Moonという記事を見つけ、これを紹介する過程で間違いが生じてしまったようです。もし本当に「メイン州農民年鑑」にあったBlue Moon という言葉からこの話が始まったのだとしたら、それは明らかに誤りから始まったといえます。Sky & Telescope 誌が1999/3,1999/5 にこの誤って広まってしまったBlue Moon の意味について検証した際に1819~1962年の間に発行された「メイン州農民年鑑」のうちの40冊を調査し、そこに示されたBlue Moon の日付を調べた結果、そのすべては2,5,8,11月の 20~23日の間の日付であったからです。この日付を見れば「メイン州農民年鑑」のBlue Moon が「一月の間の二度目の満月」であるはずがないことがわかります。昨日の日刊☆こよみのページで一月に二度の満月が見られる条件として最初の満月が 2月を除く他の月の 1日か 2日にあることが必要でした。そしてこの場合二度目の満月はその月の30日か31日のいずれかの日であって、「20~23日」なんていう日になるはずがないのです。では何かと考えるとヒントはやはりその日付、2,5,8,11の20~23日にあります。現在世界で広く使われているグレゴリオ暦で20~23の日付といわれて浮かぶのは二至二分(冬至・夏至・春分・秋分)の日付。次に2,5,8,11月の20~23の満月と考えると、これは二至二分の直後の満月から 3番目の満月であると考えられます。二至二分で 1年を 4分割したとするとその一つの期間の 3番目の満月で、さらにこの日付であると、同じ期間にもう一度満月が来る確率が高い。そう考えるとどうやら「メイン州農民年鑑のBlue Moon」が、一つの季節に 4度の満月がある場合の 3番目の月を指していたようです。(※西洋では「春分を春の始まり」と考えるので、この考えからすると四季の区切りは、二至二分の日となります。日本の場合は立春、立夏、立秋、立冬の四立が季節を区切る日と考えられますので、このあたりには考え方の違いがあります。)四季それぞれには 3度の満月があるのがふつうで、西洋では宗教上の都合や農耕の目安としてこの 3つの満月にはそれぞれ固有の名前を付けて呼ぶ習慣がありました(昔は)。おもしろいことにこの、 3度の満月は1番目,2番目,3番目の月と数えず、1番目,2番目,最後と数えられます。満月が各季節に 3度づつと決まっていれば何の問題もないのですが、2~3年に一度は、一つの季節に 4度の満月が見られるときがあり、この 4つの月に呼び名を振ると、1番目,2番目,最後の満月には呼び名がありますが、 3番目には名前が付かないことになってしまいます。どうやらBlue Moon とは、そうした名無しの満月に与えられた名前のようです。こう考えていけば得心がいくのですが、こうした説明は暦や天文に興味のない人には「面倒くさい話」でしかないですから、それよりは一月の間に見える二度目の満月の方が受け入れやすくて、これが誤った意味のBlue Moon が広がった理由かもしれません。そしてこの受け入れやすさから、誤ったこのBlue Moon の使い方の方が、定着していってしまい、本来の意味は忘れられてしまいそうな気がします。

◇次回の「現在のブルー・ムーン」
 次回、一月に二度の満月があるという現在の解釈のブルー・ムーンが起きるのは、2020/10 のこと。しばらく後のことです。今の時期なら、桜の花の下で花見と月見の両方が楽しめるかも。ブルー・ムーンの解釈の問題はひとまず置いて、綺麗な満月を楽しんで下さい。(『2018/03/31 号 (No.4200) 』の抜粋文)
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年度のはなし [かわうそ@暦]

□年度のはなし
 三月もいよいよ終わりです。三月が終われば次は四月、新年度です。あたりまえに使うこの「年度」ってなんでしょうね?普通に「年度」という使い方をする場合は、官公庁や学校などの一年の区切りとして使われる 4月~翌年 3月までのことを指す公的機関の会計年度を指すようです。

◇二つの一年
 生まれたときから暦の上の一年と、この会計年度による一年がありましたから、特に疑問もなく受け入れてきましたが、よく考えてみるとなんだか不思議ですね。なぜ二つの一年が出来たのでしょうか? ずっと昔からそうだったのでしょうか?昔からかという話については、昔というのがどれくらい昔かにもよりますが、江戸時代まで戻れば、この二つの一年はありませんでした。当時は、暦の一年も会計(?)の一年も一緒でした。年も押し迫った大晦日にその年の払いを払うの払わないので客と商家の手代との駆け引きが繰り返される何ていう光景が当時は普通だったわけです。

◇会計年度の誕生
 今のように暦年と異なった会計年度が生まれたのは明治に入ってからのことです。現在のように 4月~ 3月という形になったのは明治17年(AD1884)のことでした。ただし、会計年度自体はもうもう少し前から始まり、何度かの変更を加えられて現在のような形になりました。変遷の様子は、

  適用開始 明治 2年 9月~  期間:10月~翌年 9月
    〃  明治 5年11月~   〃:暦年と同じ
    〃  明治 7年12月~   〃: 7月~翌年 6月
    〃  明治17年10月~   〃: 4月~翌年 3月
    〃  明治22年 4月~   〃: 4月~翌年 3月(市町村)
    〃  明治23年 5月~   〃: 4月~翌年 3月(道府県)

 となります。随分くるくると変わっていますね。最初の 4つは中央政府が会計年度として採用した年と内容を表しています。

◇会計年度が作られた理由
 暦年と異なる会計年度が作られた理由は次のように説明されています。

 1.主要な税である地租(ちそ)、つまり土地からの農産物の収穫による税の徴収のサイクルに、
  会計のサイクルを合わせる。

 2.当時もっとも力のあったイギリスの会計年度(イギリスも 4月~ 3月)にならった。

 3.政府の事情

 一応は、1,2 のもっともらしい説明が有るのですが、考えてみると納得のいかない点があります。

 1.地租の徴収サイクルに合わせたという説明
  ・・・江戸時代以前だって「地租」が主たる財源だったはず。

 2.イギリスの会計年度に合わせた
  ・・・フランスは暦年と一緒だし、アメリカは10月~ 9月。なぜイギリス?

 そして、もう一つ。こんなまともな説明ですむなら何で何回も会計年度を変更したのか。しかも明治17年の改正は市町村や道府県と会計年度がずれるというはなはだ不都合な状況を生み出しても行っています(政府が 4月からの会計年度に移行した後も市町村等の会計年度はしばらく 7月からのまま)。こう考えてゆくと「3.政府の事情」が本当の理由だったのでは?こうした場合に考えられる政府の事情といえば・・・お金がない・・・ってことでしょうか?お金が無いと支払いが出来ませんから、少しでも「決算時期」を先延ばししたい。1,2 の説明はこの恥ずかしい理由を正当化するために考えたのかも。当時は超高給なお雇い外国人を多数雇って、西洋技術を導入し、鹿鳴館を造って他国の外交官を接待して・・・とお金は出る一方で、財政は火の車のはずですから、「決算を先延ばししたい」という気持ちはあったでしょうね。

◇それ以後
 こうして 133年前に生まれた会計年度、一度田中内閣時代「暦年に」という動きがありましたが、大蔵省(現財務省)の強力な反対があって改変はならず、いまもそのまま。まあ少々煩雑ですけど、慣れてしまったのでどうでもいいかと思っています。いい加減ですか?(『2018/03/30 号 (No.4199) 』の抜粋文)


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ハナカイドウ(花海棠)! [ヘッダー画像]

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福智山ろく花公園
撮影日:2018.03.30
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2018-03-29 [twitter投稿]



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